Active Directoryの一括インポートおよびエクスポート

このガイドでは、LDAP Data Interchange Format (LDIF) ユーティリティおよび Microsoft Visual Basic™ Scripting Editionプログラミング システム (VBScript) を使用して記述した簡単なプログラムを利用し、Microsoft® Windows® 2000 Active Directory™ ディレクトリ サービスのバッチ管理を行う方法について説明します。
これらのツールを利用することで、ユーザー、連絡先、グループ、サーバー、プリンタ、共有フォルダなどのオブジェクトのインポート、エクスポートおよび変更を行うことができます。

概要

このガイドでは、次の処理を実行します。

  • LDIFDE ユーティリティを使用したバッチ処理の実行 - Antipodes ドメインのMarketing組織単位 (OU) からユーザーをエクスポートし、LDIF標準形式と互換性のあるファイル形式で保存します。Marketing OU のすべてのユーザーについて、バッチ変更を実行します。LDIFを使用し、新しいユーザーの作成やユーザーの削除を行います。

  • ADSI およびVBScript を使用したバッチ処理の実行 - ADSIおよびVBScriptで書かれたスクリプトを使用して、AntipodesドメインのMarketing OU から、テキスト ファイルにユーザーをエクスポートします。VBScriptを利用して、Marketing OU のすべてのユーザーを変更するバッチ処理を実行します。また、VBScriptを使用して、新しいユーザーの作成やユーザーの削除を行います。

前提条件
ネットワーク上に、Windows 2000 Server オペレーティング システムと Active Directory をインストールしておく必要があります。これにより、Windows 2000 Professional オペレーティング システム を実行しているサーバーやワークステーション コンピュータから、管理ツールを実行できるようになります。

このガイドは「Windows 2000 Server 展開のための共通インフラストラクチャ ステップバイステップガイド パート 1 と 2」を理解していることを前提にしています

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