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[全般] ([データ ソースのプロパティ] ダイアログ ボックス) (レポート ビルダー 3.0)

レポート サーバーから共有データ ソースを選択する場合や、レポートに埋め込まれたデータ ソースの接続情報を作成または変更する場合は、[データ ソースのプロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] を選択します。

データ ソースへの接続に使用される資格情報の種類は、データ ソースのプロパティで指定します。レポート サーバーからレポートを開く場合、データ ソースのプロパティに指定された実行時の資格情報は、クエリの作成やレポートのプレビューなどのデザイン時のタスクでは有効でない可能性があります。たとえば、データ ソースで、自分以外の Windows 資格情報や知らないユーザーのユーザー名とパスワードが使用されることがあります。

レポート ビルダー 3.0 では、データ ソースのプロパティに指定された資格情報を使用してデータ ソースに接続できない場合、[データ ソースの資格情報の入力] ダイアログ ボックスが開きます。通常、この状況は、データ ソースが資格情報を要求するように構成されているか、保存されている資格情報を使用する場合にパスワードをサーバーから取得しないときに発生します。

[データ ソースの資格情報の入力] ダイアログ ボックスを使用すると、デザイン時にレポート ビルダー 3.0 によって使用された資格情報を変更して、現在の Windows ユーザーとしてデータ ソースに接続したり、ユーザー名とパスワードを入力したりできます。ユーザー名とパスワードを入力する場合、それらを Windows 資格情報として使用するかどうかを指定できます。

注意

クエリ デザイナーではデザイン時の資格情報に別の種類の資格情報を指定できますが、レポートのプレビューではデータ ソースに指定されている既存の資格情報オプションのユーザー名とパスワードしか入力できません。

[接続テスト] をクリックすると、データ ソースのプロパティの [資格情報] ページで指定された資格情報を使用して、データ ソースへの接続がテストされます。埋め込みデータ ソースと共有データ ソースへの接続をテストできます。

パスワードが必要など、指定された資格情報が不完全な場合、レポート ビルダー 3.0 では、データ ソースへの接続が必要なときに、実行時の資格情報の入力を再度要求します。デザイン時の資格情報は保存されるため、入力を再度要求されることはありません。

オプション

  • [名前]
    データ ソースの名前を入力します。データ ソース名はレポート内で一意である必要があります。既定では、DataSource1 または DataSource2 などの一般的な名前がデータ ソースに割り当てられます。

  • [共有接続を使用する]
    レポート サーバーにパブリッシュされた共有データ ソースを参照する場合は、このオプションを選択します。

    レポート サーバーからデータ ソースを選択した後は、レポート ビルダーによってこのレポート サーバーへの接続が維持されます。詳細については、「レポート サーバーと SharePoint レポート サーバー (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

  • [レポートに埋め込まれた接続を使用する]
    このレポートでのみ使用されるデータ ソースを作成する場合は、このオプションを選択します。

  • [種類]
    データ処理拡張機能を選択します。一覧には、登録されているすべての拡張機能が表示されます。

  • [接続文字列]
    データ ソースの接続文字列を入力します。[構築] をクリックして、[接続のプロパティ] ダイアログ ボックスで接続文字列を生成します。式を編集するには、 ([fx]) ボタンをクリックします。

  • [クエリの処理時に単一のトランザクションを使用する]
    このデータ ソースを使用するデータセットが、データベースに対する単一のトランザクションで処理されるように指定する場合は、このオプションを選択します。同じデータ ソースを使用するサブレポートのトランザクションを含めるには、そのサブレポートを選択し、[プロパティ] ペインで [MergeTransactions][True] に設定します。

  • [接続テスト]
    指定された資格情報を使用してデータ ソースに接続できるかどうかを確認する場合にクリックします。接続できない場合は、資格情報と、サーバーが使用できるかどうかを確認する必要があります。埋め込みデータ ソースと共有データ ソースへのデータ ソース接続をテストできます。