画像ファイルへのエクスポート (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)

画像表示拡張機能では、レポートがビットマップまたはメタファイルとして表示されます。画像表示拡張機能では、既定でレポートの TIFF ファイルが生成されます。このファイルは、複数のページに表示することもできます。クライアントは、受信した画像をイメージ ビューアーで表示したり、印刷したりできます。ここでは、画像レンダラー固有の情報を提供し、また表示規則の例外について説明します。

画像表示拡張機能では、GDI+ でサポートされている形式 (BMP、EMF、EMFPlus、GIF、JPEG、PNG、TIFF) でファイルを生成できます。TIFF 形式の場合、プライマリ ストリームのファイル名は ReportName.tif です。その他の形式の場合は、1 ファイルが 1 ページに表示されます。ファイル名は ReportName_Page.ext (.ext は選択した形式のファイル拡張子) です。画像としてサポートされている別の形式でファイルを作成するには、上記の文字列のいずれかを OutputFormatDeviceInfo 設定で指定します。

注意

レポート定義 (.rdl) は、Business Intelligence Development Studio のレポート ビルダー 3.0 およびレポート デザイナーで作成および変更できます。これらの作成環境では、レポートおよび関連アイテムの作成方法、開く方法、および保存方法が異なります。詳細については、microsoft.com Web サイトの「レポート デザイナーとレポート ビルダー 3.0 でのレポートのデザイン (SSRS)」を参照してください。

この記事の内容

サポートされている画像形式

複数ページの表示

対話性

TIFF に関する制限事項

デバイス情報設定

サポートされている画像形式

次の表は、各画像レンダラー形式のファイルの拡張子と MimeType を示しています。

種類

拡張子

MIMEType

BMP

bmp

image/bmp

GIF

gif

image/gif

JPEG

jpeg

image/jpeg

PNG

png

image/png

TIFF

tif

image/tiff

EMF

emf

image/emf

EMFPlus

emf

image/emf

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複数ページの表示

1 つのファイルで複数のページのドキュメントをサポートしているファイル形式は TIFF だけです。JPG や PNG などの他の形式では、一度に出力できるのは 1 ページで、ページごとに表示拡張機能を個別に呼び出す必要があります。

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対話性

このレンダラーで生成されたすべての画像形式では、対話機能がサポートされていません。次の対話型要素は表示されません。

  • ハイパーリンク

  • 表示/非表示

  • 見出しマップ

  • ドリルスルー リンクまたはクリックスルー リンク

  • エンド ユーザー並べ替え

  • 固定ヘッダー

  • ブックマーク

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TIFF に関する制限事項

既定では、Microsoft Windows XP または Windows Server 2003 が搭載されているコンピューターに Reporting Services をインストールした場合、TIFF で縦書きテキストが正しく表示されません。縦書きテキストを正しく表示するには、複合文字および右から左方向に書く言語用のファイルをインストールする必要があります。

注意

複合文字および右から左方向に書く言語を有効にするには、コントロール パネルで [地域と言語のオプション] を開きます。[地域と言語のオプション] ダイアログ ボックスで、[言語] タブをクリックし、[複合文字や右から左方向に書く言語 (タイ語を含む) のファイルをインストールする] をオンにして、[OK] をクリックします。

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デバイス情報設定

デバイス情報設定を変更することによって、このレンダラーの既定の設定の一部を変更することができます。詳細については、「画像デバイス情報設定」を参照してください。

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