Exchange 証明書のインポート

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2013-12-18

Exchange 証明書のインポート ウィザードを使用して、拡張子 .pfx が付いたファイルから証明書をインポートできます。

前提条件

クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされており、秘密キーを使用して拡張子 .pfx が付いたファイルとして証明書をエクスポートしている。

実行内容

  • EMC を使用して新しい Exchange 証明書をインポートする

  • シェルを使用して新しい Exchange 証明書をインポートする

EMC を使用して新しい Exchange 証明書をインポートする

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「クライアント アクセス許可」の「クライアント アクセス サーバーのセキュリティ設定」。

  1. コンソール ツリーで、[サーバーの構成] をクリックします。

  2. 操作ウィンドウで、[Exchange 証明書のインポート] をクリックして、Exchange 証明書のインポート ウィザードを開きます。

    • このウィザードは、有効な秘密キーを用いて証明書を Exchange サーバーにインポートします。インポートの実行には、秘密キーのパスワード入力が必要です。
  3. [概要] ページで [参照] をクリックし、エクスポートした証明書が含まれているファイルを選択して、証明書のパスワードを入力します。

  4. [Exchange サーバーの選択] ページで、証明書をインポートする Exchange サーバーを選択します。

  5. [完了] ページで、選択しているすべてのオプションが適切であることを確認します。

  6. 最後のページで、表示されている手順を実行して、要求を完了します。このページには、証明書をインポートするために必要なシェル コマンドレット構文も表示されます。

シェルを使用して新しい Exchange 証明書をインポートする

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「クライアント アクセス許可」の「クライアント アクセス サーバーのセキュリティ設定」。

この例では、import.pfx という名前のファイルから Exchange 証明書をインポートします。

Import-ExchangeCertificate -Path c:\certificates\import.pfx -Password:(Get-Credential).password

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