COOL ワームに関する情報

公開日: 2001年12月19日

目次

はじめに COOL ワーム の影響を受ける恐れのある製品 本ワームへの対策

はじめに

現在、COOL と呼ばれるワームが被害範囲を広げております。 (別名に JS.Coolsite@mm, JS.Exception.Exploit, EXCEPTION, EXCEPTION.GEN, Coolsite, Coolsite.A, JS/Coolsite.A 等があります)

このワームは以下の方法で感染を広げていくことが判明しています。

  • Microsoft Outlookを利用したE-Mailによる感染、拡大

  • Internet Explorer によるワームのダウンロードおよび実行による感染

本ワームは、以下の脆弱性を利用しています。

また、以下の Web サイトにて本ワームに関する情報が公開されておりますので併せてご参照ください。

本ワームへの対策に関する情報を以下に記載いたします。

本対応を行われていないお客様は、至急対応をお願いいたします。

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COOL ワーム の影響を受ける恐れのある製品

  • Internet Explorer 5.5, 5.5 SP1, 5.5 SP 2

  • Internet Explorer 6

  • Microsoft VM 3317 またはそれ以前の 3000 シリーズの全てのビルド

注意 : Internet Explorer 5.01, 5.01 SP1, 5.01 SP2 とそれ以前のバージョンにつきましては、製品のサポートが終了しており脆弱性に対する検証を行っておらず、修正プログラムの提供は行われません。そのため、Internet Explorer 6 へのバージョンアップをお勧めいたします。

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本ワームへの対策

本ワームが利用する Internet Explorer および Microsoft VM の脆弱性の修正プログラムの適用をお願いします。

Internet Explorer

現在お使いのInternet Explorerのバージョンをご確認の上、修正プログラムの適用をお願いいたします。修正プログラムは、 Internet Explorer 6 または 5.5 SP2 にのみ適用することが可能です。 そのため、 Internet Explorer 5.5, 5.5 SP2 をご利用のお客様は、Internet Explorer 5.5 SP2 または 6 へのバージョンアップ後に修正プログラムの適用をお願いします。

バージョンの確認方法は、Internet Explorer のバージョン確認方法をご覧ください。

Microsoft VM

現在お使いのMicrosoft VM ビルド番号を確認の上、修正プログラムの適用をお願いします。 ビルド番号は次の手順で確認することが出来ます。 コンピュータ (OS) にインストールされている Microsoft VM の Build 番号は、msjava.dll ファイルのバージョンから確認することができます。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] - [ファイルやフォルダ] をクリックします。

  2. [名前] ボックスに MSJAVA.DLL と入力し、[探す場所] ボックスで OS がインストールされているドライブを指定して、[検索開始] ボタンを押します。

  3. 検索結果として表示された MSJAVA.DLL ファイルをマウスの右ボタンでクリックし、表示されたメニューから [プロパティ] をクリックします。

  4. [バージョン情報] のタブを開き、ファイル バージョンを確認します。ファイル バージョンの数字の最後の 4 桁が、Microsoft VM のビルド番号です。

また、JP169803 [INFO] これまでにリリースされた Microsoft VM の一覧にビルド番号に関する詳細な情報がございます。

アップデート モジュール入手先

マイクロソフトが提供しているダウンロードサーバーから必要となるモジュールを入手する形でインストールを実施します。

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