公開日: 2001年12月30日

トピック

はじめに

Maldal.D ワーム の影響を受ける恐れのある製品

本ワームへの対策

はじめに

現在、Maldal.D と呼ばれるワームが活動を始めています。

本ワームのMaldal.C の 亜種です。 Maldal.C に関する情報は、こちら

このワームは以下の方法で感染を広げていくことが判明しています。

  • Microsoft Outlook を利用したE-Mailによる感染、拡大

  • 本ワームは、感染するとウイルス対策ソフトを削除しようとします。また、マシンがリブートすることもあります。また、Outlook のアドレス帳を利用してワームが添付されたメールを大量に送信します。

  • 同様の動作をするワームとして gone ワームがございます。 gone ワームに関する情報は、

  • こちら

  • また、以下の Web サイトにて本ワームに関する情報が公開されておりますので併せてご参照ください。

  • 株式会社シマンテック

  • https://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.maldal.d@mm.html

  • トレンドマイクロ株式会社 (英語)

  • https://www.antivirus.com/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_MALDAL.D

  • 日本ネットワークアソシエイツ株式会社

  • https://www.nai.com/japan/virusinfo/vinfo.asp

  • 本ワームへの対策に関する情報を次に記載します。

  • 本対応を行われていないお客様は、至急対応してください。

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Maldal.D ワーム の影響を受ける恐れのある製品

  • Microsoft Outlook

  • Microsoft Outlook Express

注意 : Outlook Express については、ワームの動作が確認できないため影響を受けない可能性があります。しかしながら、可能性が考えられるため記載しています。

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本ワームへの対策

本ワームは、Outlook のソフトウェアの不具合を利用したものではありません。従来のワームと同様に添付ファイルとしてメールで送られてきます。このファイルをお客様が実行しない限り問題になることは無いため、上記ファイルの添付されているメールは、削除をお願いします。

Outlook 2000 をお使いのお客様へ

Outlook 2000は、電子メール セキュリティ アップデートを行っていただくことで、本ワームの実行を防止できます。 電子メール セキュリティ アップデートをご利用いただくには、Office 2000 Service Release 1 (SR-1) を最初に適用していただく必要があります。詳しくは、Outlook 2000 SR-1 アップデート: 電子メール セキュリティのページをご覧ください。

電子メール セキュリティ アップデート (更新版) は、Office 2000 Service Pack 2 以降に公開されたため、Office 2000 Service Pack 2 には含まれていない修正が含まれています。以前の電子メール セキュリティ アップデート、または Office 2000 Service Pack 2 を適用されているお客様につきましても、適用を推奨します。

Outlook 2002 (Office XP) をお使いのお客様へ

Outlook 2002 は、標準の状態で本ワームの実行を防止する機能があるため特にアップデートを行っていただく必要はありません。しかし、この機会にお客様の安全を守るためのアップデートの適用をご検討ください。

アップデート モジュール入手先

マイクロソフトが提供しているダウンロードサーバーから必要となるモジュールを入手する形でインストールを実施します。

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