展開順序

トピックの最終更新日: 2009-05-13

Office Communications Server 2007 R2 の展開の計画の主要な要件は、展開ステップ、順序、タイミング、各ステップのチームおよび個人の責任など、組織のために特定したソリューション展開用の最適なアプローチを決定することです。一般的なアプローチは、基本的なトポロジおよび構成を展開してテストし、その後に、コンポーネントを追加して、段階的に構成を微調整することです。このアプローチは、展開時に発生する可能性のある問題をより簡単に分離し、問題を解決すると同時にユーザーへの影響を最小限に抑えることができます。通常、展開を段階的に実行する場合でも、すべての展開要件および相互の依存関係を理解するように、展開を開始する前に、計画をすべて完了する必要があります。展開を開始する前に計画プロセスを完了すると、展開開始後に変更を行う必要性を排除するために役立ちます。このような変更には、時間およびコストがかかる場合があります。展開を開始する前に完全な展開計画を完了する必要がありますが、展開の開始後に、展開の結果に基づいた展開計画や計画情報の微調整が必要になる場合があります。

次のフローチャートは、Office Communications Server 2007 R2 トポロジの展開に関連する展開タスクの概要を示し、主要な決定事項についてまとめたものです。チャートに示されている手順は、特定の機能の展開に対するものです。主要な内部コンポーネントから始めて段階的に Office Communications Server を展開し、可能な限り早く初期機能を使用できるようにしたり、展開の間に発生する問題のトラブルシューティングを容易にしたりするための一般的な推奨事項と一貫性があります。また、外部コンポーネントは内部コンポーネントの展開が完了した後で展開することをお勧めします。

図 1. Office Communications Server 2007 R2 の展開手順

Deployment Sequence