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Windows Azure Pack 用 System Center リソース プロバイダー

 

公開日: 2016年7月

対象: System Center 2012 R2 Orchestrator

System_CAPS_ICON_important.jpg 重要

このトピックは、旧バージョンの Windows Server 用 Windows Azure Pack のService Provider Foundationでは 管理者用管理ポータル を変更できない場合にのみ使用する必要があります。 現在のバージョンには該当しません。 詳細については、「Service Provider Foundation エンドポイントの仮想マシン クラウドへの登録」を参照してください。

Service Provider Foundation で登録された Windows Server 用 Windows Azure Pack および API サーバーの場所、またはアカウントのユーザー名やパスワードを変更する場合は、Management Service Configuration Windows PowerShell コマンドレットを使用して、System Center リソース プロバイダー設定を変更する必要があります。

このトピックでは、Service Provider Foundation によりエンドポイントとして構成された Windows Server 用 Windows Azure Pack および API の URL を更新する方法を説明します。

ポータル管理者が管理ポータルで Service Provider Foundation を登録するとき、Windows Server 用 Windows Azure Pack および API はベース URL (例: https://spfserver.constoso.skyspace.com:8090/) を使用して次のエンドポイントを作成します。

  • AdminEndpoint

  • TenantEndpoint

  • NotificationEndPoint (Service Provider Foundation のプロバイダー サービスにより使用)

  • UsageEndPoint

    使用状況のエンドポイントは Windows Server 用 Windows Azure Pack および API で個別に登録されますが、同じベース URL を使用します。 使用状況測定の詳細については、「Service Provider Foundation の使用状況測定を構成する」をご覧ください。

Service Provider Foundation サーバーの場所を変更した場合は、各エンドポイントの URL、ユーザー名、およびパスワードを変更する必要があります。 HealthCheckNotificationEndpoint は、将来の使用のために予約されているため、構成されません。

管理、テナント、通知のエンドポイントは、Service Provider Foundation サーバーで [ローカル ユーザーとグループ] においてローカルの SPF_Admin、SPF_VMM、および SPF_Provider グループに対して指定されたアカウントのものでなければなりません。 詳細については、「Configuring Portals for Service Provider Foundation」の「ポータル アクセス用のローカル ユーザー資格情報の確認」セクションをご覧ください。

Service Provider Foundation における Windows Server 用 Windows Azure Pack および API の登録の詳細については、「サービスの準備」の「仮想マシン クラウドを準備する」セクションをご覧ください。

Service Provider Foundation エンドポイントを変更するには

  1. サービス管理の管理 API がインストールされているサーバーで、Management Service Configuration PowerShell コンソールを実行します。

  2. 必要に応じて、モジュールをインポートします。

    PS C:\> Import-Module -name MgmtSvcConfig

  3. 管理 API があることを確認します。

    PS C:\> Get-MgmtSvcNamespace

    結果には 'AdminAPI' が含まれるはずです。

  4. 現在の System Center リソース プロバイダーの XML を取得し、内容を確認して、控えとして保存します。

    PS C:\> Get-ResourceProvider -name systemcenter -As XmlString | out-file 'c:\temp\resourceproviderSC2012.xml'

  5. System Center リソース プロバイダーを、$rp という名前のオブジェクト変数として取得します。

    PS C:\> $rp = Get-ResourceProvider -name systemcenter

  6. Service Provider Foundation サーバーのユーザー名とパスワードの変数を作成します。

    PS C:\> $username = 'Administrator' PS C:\> $pwd = '00cc7urPWD'

  7. 管理エンドポイントの設定を表示します。

    PS C:\> $rp.AdminEndpoint

  8. 次のプロパティを新しい値に設定します。 また、AuthenticationMode に 'Basic' を指定し、資格情報が変更されると確実にクリアされるようにします。

    PS C:\> $rp.AdminEndpoint.ForwardingAddress = 'https://spfserver2.contoso.skyspace.com:8090/' PS C:\> $rp.AdminEndpoint.AuthenticationMode = 'Basic' PS C:\> $rp.AdminEndpoint.AuthenticationUserame = $username PS C:\> $rp.AdminEndpoint.AuthenticationPassword = $pwd

  9. テナント エンドポイントの設定を表示します。

    PS C:\> $rp.TenantEndpoint

  10. プロパティを設定します。

    PS C:\> $rp.TenantEndpoint.ForwardingAddress = 'https://spfserver2.contoso.skyspace.com:8090/SC2012/VMM/' PS C:\> $rp.TenantEndpoint.AuthenticationMode = 'Basic' PS C:\> $rp.TenantEndpoint.AuthenticationUserame = $username PS C:\> $rp.TenantEndpoint.AuthenticationPassword = $pwd

  11. 通知エンドポイントの設定を表示します。

    PS C:\> $rp.NotificationEndpoint

  12. プロパティを設定します。

    PS C:\> $rp.NotificationEndpoint.ForwardingAddress = 'https://spfserver2.contoso.skyspace.com:8090/provider/' PS C:\> $rp.NotificationEndpoint.AuthenticationMode = 'Basic' PS C:\> $rp.NotificationEndpoint.AuthenticationUserame = $username PS C:\> $rp.NotificationEndpoint.AuthenticationPassword = $pwd

  13. 使用状況エンドポイントを登録した場合は、それも変更する必要があります。 使用状況エンドポイントの設定を表示します。

    PS C:\> $rp.UsageEndpoint

    何も返されない場合や、XML が次のように表示される場合は、プロパティを設定する次の手順に進み、管理ポータルの新しい URL を使って使用状況エンドポイントを登録します。

    <UsageEndpoint i:nil="true" />

  14. プロパティを設定します。

    PS C:\> $rp.UsageEndpoint.ForwardingAddress = 'https://spfserver2.contoso.skyspace.com:8090/' PS C:\> $rp.UsageEndpoint.AuthenticationMode = 'Basic' PS C:\> $rp.UsageEndpoint.AuthenticationUserame = $username PS C:\> $rp.UsageEndpoint.AuthenticationPassword = $pwd

  15. 次に、-Force パラメーターを使って、リソース プロバイダー オブジェクトを追加して、エンドポイントを更新できます。その結果、System Center リソース プロバイダーが更新値で上書きされます。 種類:

    PS C:\>Add-ResourceProvider –ResourceProvider $rp –Force

参照

Service Provider Foundation のポータルの構成
Service Provider Foundation のポータル
Service Provider Foundation の管理