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編集長より: トレーニング

OS の更新、アプリケーション、記憶域、ペン、クリップなどは予算に組み込まれていると思いますが、トレーニングにかかる経費を忘れてはいけません。

Lafe Low

テクノロジには複雑なものがあります。また、テクノロジを取り巻くプロセスが複雑になることもあります。単純にテクノロジを使用すれば理解するだろうということを従業員に期待してはいけません。このような期待を抱くと、従業員が費用のかかる厄介な失敗を引き起こす可能性はかなり高くなります。ハードウェアやソフトウェアへの投資に加えて、トレーニングにも投資すると、投資に見合った効果や投資以上の効果がすばやく表れます。トレーニングは、高価なものや詳細なものでなくてもかまいません。サードパーティのベンダーと取り引きをしている場合は、購入費用にトレーニングを含めるように交渉できることが往々にしてあります。

特定のアプリケーションやプラットフォームについてのトレーニングであるか、セキュリティ、開発、アプリケーションの互換性などの全体的な概念についてのトレーニングであるかに関係なく、従業員やご自分がトレーニングに登録する機会を逃さないようにしてください。ご自分が持っているスキルや専門知識を活用できる強化トレーニングを特定し、このような強化トレーニングを探します。

予算不足で経費削減を行うとき、トレーニングの予算は、最初に削減されることが多い項目です。特にテクノロジが急速に変化している現代において、トレーニングの予算を削減することが、いかに短絡的であるかに企業は気付く必要があります。企業の役員たちは、IT 組織が最先端または最先端に近いテクノロジとプロセスに即していることを期待します。このような状態を維持するには、トレーニングの必要性 (労力と費用をかけること) を主張する必要があります。

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Lafe Low

Lafe Low は、TechNet マガジンの編集長です。ベテランの技術ジャーナリストで、1105 Media 発行の Redmond Magazine の編集責任者を務めていました。