管理者用の管理ポータルと Service Provider Foundation の関連付けの方法

適用対象: Azure Pack Windows

Service Provider Foundation は、System Center 2012 Orchestrator の一部として使用でき、MICROSOFT SYSTEM CENTER VIRTUAL MACHINE MANAGER (VMM) へのプログラムによるインターフェイスを提供する REST Web サービス経由で拡張可能な OData API を公開します (VMM サーバーの各インスタンスが参照されるため、管理 'スタンプ')。 Service Provider Foundation は、最大 5 つのスタンプと対話するように構成できます。 次いでこれらのスタンプは、System Center Virtual Machine Manager、1 つ以上の仮想マシン ホスト、およびスタンプ内の System Center Virtual Machine Manager インスタンスのコンテキストで管理される仮想マシンを含む、論理的な境界になります。 スタンプを使用する適切な例は、複数の地域に分散されたデータセンターです。 たとえば、アジアにあるデータセンターを表す 1 つのスタンプと、欧州にあるデータセンターを表すもう 1 つのスタンプを使用することができます。 Service Provider Foundation、スタンプ、およびその他の関連する概念とコンポーネントの詳細については、「 Service Provider Foundation」を参照してください。 次の図は、管理者、Service Management API、Service Provider Foundation の管理ポータルを統合して VM クラウド サービスを提供する方法を示しています。

管理者向けの管理ポータルから、Service Provider Foundation エンドポイントをポータルに登録すると、基本的に Service Management API と Service Provider Foundation の間の接続を登録します。 Service Provider Foundation はスタンプへのプログラムによるインターフェイスを提供するため、サービス プロバイダーと大企業の組織は、System Center 2012 R2 で利用できる IaaS 機能を統合するマルチテナントセルフサービス ポータルを設計および実装できます。 管理者向けの管理ポータルに Service Provider Foundation を登録したら、その機能を Service Management API を使用してポータルに拡張します。 Service Provider Foundation エンドポイントを登録した後:

• Service Provider Foundation で作成したスタンプは、管理者向けの管理ポータルにスタンプとして一覧表示されます。

• VMM サーバーで作成した (Service Provider Foundation がインストールされている) クラウドは、管理者向けの管理ポータルにクラウドとして表示されます。

• 管理者向けの管理ポータルを使用して、Service Provider Foundation にさらにスタンプを登録できます。

• スタンプと Service Provider Foundation の間の関連付けを削除できます。

管理者向けの管理ポータルに Service Provider Foundation エンドポイントを登録する方法の詳細については、「 仮想マシン クラウドの Service Provider Foundation エンドポイントを登録する」を参照してください。

参照

仮想マシン クラウド アーキテクチャについて