about_WAP_Updating_Help
適用対象: Windows Azure Pack for Windows Server
about_WAP_Updating_Help
トピック
about_WAP_Updating_Help
簡単な説明
Windows Azure パック コマンドレット ヘルプのインストール方法および更新
方法に関する情報を提供します。
詳しい説明
Windows PowerShell 3.0 では、コマンドレット ヘルプのインストールおよび
更新に使用できる新しいコマンドレット Update-Help が導入されました。
Windows Azure パックは、この方法を使用して、最新のコマンドレット ヘルプ
を提供します。
Update-Help コマンドレットを使用すると、最新のコマンドレット ヘルプ
ファイルがダウンロードされ、コンピューターにインストールされます。これら
のヘルプ ファイルは、Get-Help コマンドレットで表示される形式になります。
インターネットから Windows Azure パック コマンドレット ヘルプを更新する
インターネットから Windows Azure パック コマンドレット ヘルプを
インストールするには、[管理者として実行] オプションを使用して Windows
PowerShell コマンド シェルを開きます。その後、コマンド プロンプトで
次のように入力します。
Update-Help -Module MgmtSvcConfig
Update-Help コマンドレットは、コンピューター上のヘルプ ファイルの
バージョンを確認し、ヘルプ ファイル自体がない場合または最新のヘルプ
ファイルがない場合は、インターネットから最新のヘルプ ファイルをダウン
ロードしてコンピューターにインストールします。このコマンドにより、
Windows Azure パック コマンドレットのヘルプが更新されます。他の
Windows Azure パック コマンドレット モジュールのヘルプを更新するには、
次のいずれかを入力します。
モジュール 名前
---------- ------------
Administrative MgmtSvcAdmin
SQL Server MgmtSvcSqlServer
MySQL MgmtSvcMySql
更新されたヘルプ トピックを表示するには、Get-Help コマンドレットを使用
してください。変更を有効にするために Windows PowerShell コマンド シェル
を再起動する必要はありません。
ヘルプの更新の詳細については、「Get-Help Update-Help」と
入力してください。
ファイル共有から Windows Azure パック コマンドレット ヘルプを更新する
インターネットに接続していないコンピューターから Windows Azure パック
コマンドレットを実行する場合は、Save-Help コマンドレットを使用すると、
インターネットにアクセスできるコンピューターから最新の Windows Azure
パック コマンドレット ヘルプ ファイルをダウンロードした後、指定の
ディレクトリにそのファイルを保存できます。
Windows Azure パック コマンドレット ヘルプ ファイルをダウンロードして
ファイル共有に保存するには、Windows PowerShell コマンド シェルを開き、
コマンド プロンプトで次のように入力します (保存先のパスは、使用環境に
適したパスに変更します)。
Save-Help -DestinationPath "\\Server01\FileShare01" -Module MgmtSvcConfig
Save-Help コマンドレットは、保存先ディレクトリ内のヘルプ ファイルの
バージョンを確認し、より新しいヘルプ ファイルがリリースされている場合
は、インターネットから最新の Windows Azure パック コマンドレット ヘルプ
ファイルをダウンロードしてそのディレクトリに保存します。Save-Help
コマンドレットの動作は、Update-Help コマンドレットに似ています。ただし、
Save-Help コマンドレットは、ダウンロードしたキャビネット (.cab) ファイル
からヘルプ ファイルを抽出してコンピューターにインストールするのでは
なく、そのキャビネット ファイルをディレクトリに保存する点が異なります。
保存したヘルプ ファイルを、Windows Azure パック モジュールがインストール
されているコンピューターにインストールするには、[管理者として実行]
オプションを使用して Windows PowerShell コマンド シェルを開きます。
その後、ヘルプ ファイルを保存したディレクトリを指定する SourcePath
パラメーターを指定して Update-Help コマンドレットを使用します。
次に例を示します。
Update-Help -SourcePath "\\Server01\FileShare01" -Module MgmtSvcConfig
ヘルプのダウンロードおよび保存の詳細については、「Get-Help Save-Help」
と入力してください。
関連項目
Update-Help
Save-Help
Import-Module
Get-Module