例: 上位 X 個の値の表示

公開日: 2017年1月

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2016、Dynamics CRM Online

Microsoft Dynamics 365 には、エンティティの上位 X 個の項目を表示するレポートがいくつか含まれています。ここで、ユーザーは X の値を指定できます。

上位の項目をクエリするには、動的 SQL を使用します。 ユーザー指定のパラメーターを含む SQL クエリ文字列を、任意の変数に割り当てます。 これにより、ユーザー指定のパラメーターが解決されます。 クエリ文字列が、ユーザー指定のパラメーターと共に SQL EXEC 関数に渡されます。

例

次の SQL の例では、 TopCount パラメーターにユーザーが指定した値が含まれています。

Declare @SQL nVarchar (4000)
SET @SQL = '
Select  Top ' + CONVERT(nvarchar(10), @TopCount) + ' kb.kbarticleid FROM
(' + @CRM_FilteredKBArticle + ')  kb '
Exec (@SQL)

FetchXML ベースのレポートを作成している場合、これは対応する FetchXML クエリです。

<fetch count="@TopCount"> 
<entity name="kbarticle" enableprefiltering="true" prefilterparametername="CRM_FilteredKbArticle" > 
<attribute name="kbarticleid"/> 
</entity> 
</fetch>

関連項目

SQL Server Data Tools を使用してレポートを新規作成する
レポートの例
例: レポートを状況依存にする

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