リファレンス: Office 365 ProPlus の展開時に一部の Office プログラムを除外する

 

適用先:Office 365 ProPlus

トピックの最終更新日:2016-12-16

概要: Office 365 管理者がどのように Office 展開ツールを使用して Office 365 ProPlus のインストールから一部のプログラムを除外できるかを説明します。

対象ユーザー: IT 担当者

ユーザーが Office 365 ポータルから Office 365 ProPlus をインストールすると、すべての Office プログラムがコンピューターにインストールされます。Access や InfoPath など、一部のプログラムをユーザに実行させない場合、Office 展開ツール がインストールを行うように構成しなければなりません。

以下に、Office 365 ProPlus のインストールからプログラムを除外するための基本的な手順を示します。

  1. Microsoft ダウンロード センターから Office 展開ツール をダウンロードします。

    重要重要:
    Office 2013 用と Office 2016 用の 2 つの異なるバージョンの Office 展開ツール が用意されています。それぞれの Office 展開ツール は特定のバージョンの Office でのみ動作します。Microsoft ダウンロード センターの次のリンクからダウンロードすることができます。
  2. Office 展開ツールを使用して、ローカル ネットワークに Office 365 ProPlus をダウンロードします。

  3. 除外する Office プログラムをリストした configuration.xml ファイルを作成します。

  4. Office 展開ツール と作成した configuration.xml ファイルを使用して、ユーザーのコンピューターに Office 365 ProPlus を展開します。

どのプログラムを除外するかを指定するには、configuration.xml ファイルで ExcludeApp 要素を使用します。

たとえば、Access、InfoPath、OneDrive for Business 以外のすべてのプログラムを展開するには、以下のような configuration.xml ファイルを作成できます。

<Add SourcePath="\\Server\share" Version="15.1.2.3" OfficeClientEdition="32">
    <Product ID="O365ProPlusRetail" >
      <Language ID="en-us" />
      <ExcludeApp ID="Access" />
      <ExcludeApp ID="InfoPath" />
      <ExcludeApp ID="Groove" />
    </Product>
</Add>

それから、Office 展開ツールを実行して上記の configuration.xml ファイルを使用するだけでこのことが行えます。たとえば、ユーザーが自分のコンピューターで管理者特権でのコマンド プロンプトから次のコマンドを実行することができます。

\\server01\share\setup.exe /configure \\server01\share\NoAccessInfoPath.xml

ここで:

  • \\server01\share は、Office 展開ツールとカスタマイズした configuration.xml ファイル (この例では NoAccessInfoPath.xml が格納されているネットワーク共有 (この例の場合) です。

  • Setup.exe は Office 展開ツールの実行可能プログラムです。

  • /configure は、インストールの実行に使用される Office 展開ツール のコマンドです。

既にユーザーに Office 365 ProPlus を展開している場合でも、ユーザーに使わせたくないプログラムを削除することができます。

これを行うには、configuration.xml ファイルを作成し、ExcludeApp 要素を使用して削除するプログラムをリストします。プログラムの削除を行うのですが、削除するプログラムのリストは、configuration.xml ファイルの Remove セクションではなく Add セクションに入れます。

たとえば、Publisher を削除する場合、次のような configuration.xml ファイルを使用することができます。

<Add SourcePath="\\Server\share" Version="15.1.2.3" OfficeClientEdition="32">
    <Product ID="O365ProPlusRetail" >
      <Language ID="en-us" />
      <ExcludeApp ID="Publisher" />
    </Product>
</Add>

後になって InfoPath も削除することにした場合は、次のような configuration.xml ファイルを使用できます。

<Add SourcePath="\\Server\share" Version="15.1.2.3" OfficeClientEdition="32">
    <Product ID="O365ProPlusRetail" >
      <Language ID="en-us" />
      <ExcludeApp ID="Publisher" />
      <ExcludeApp ID="InfoPath" />
    </Product>
</Add>

この configuration.xml ファイルに Publisher を含めないと、InfoPath が削除され、Publisher が再インストールされます。

プログラムを削除するには、/configure コマンドと configuration.xml ファイルを使用して Office 展開ツールをユーザーのコンピューターで実行します。

一部の Office 365 ProPlus プログラムだけをユーザーに展開した場合、後でプログラムを追加することができます。

最初の Office 365 ProPlus の展開時に Access と InfoPath をインストールしなかった場合、次のような configuration.xml ファイルを使用して Access をインストールすることができます。

<Add SourcePath="\\Server\share" Version="15.1.2.3" OfficeClientEdition="32">
    <Product ID="O365ProPlusRetail" >
      <Language ID="en-us" />
      <ExcludeApp ID="InfoPath" />
    </Product>
</Add>

これにより Access はインストールされますが、InfoPath はインストールされません。

  • ここで説明したことを行うためにいくつかの最小要件があります。

    • Office 365 ProPlus   2014 年 5 月にリリースされたバージョン 15.0.4615.1001 以上。

    • Office 展開ツール   2014 年 5 月にリリースされたバージョン 15.0.4619.1000 以上。

  • Microsoft Application Virtualization (App-V) を使用して Office 365 ProPlus を展開する場合、Office 展開ツールで作成する App-V パッケージ からプログラムを除外することができます。

  • Windows のコントロール パネルから Office 365 ProPlus のオンライン修復を実行する場合、除外されたプログラムがあればそれはコンピューターに再インストールされます。

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