Office 2013 での Microsoft アカウントと組織 ID の操作

適用先: Office 2013, Office 365 ProPlus

トピックの最終更新日: 2015-03-09

概要: Office 2013 への ID アカウントの追加方法とその [ファイル] > [開く] ページと [ファイル] > [名前を付けて保存] ページに表示される機能への影響について説明します。

Office 2013 製品の [ファイル] > [開く] ページと [ファイル] > [名前を付けて保存] ページの表示内容は、Microsoft アカウントと組織 ID のどちらかを使ってサインインしているのか、両方を使ってサインインしているのか、全くサインインしてない (切断した状態で作業をし、ローカルに保存している) のかによって異なります。

組織 ID は Office 365 アプリケーションにアクセスできるように組織または学校から割り当てられるユーザー ID です。この資格情報は、ユーザーがユーザー インターフェイス (UI) で入力したり、特殊なケースでは、オペレーティング システムによって選択されたりします。詳細については、「Office 2013 における ID、認証、および承認の概要」を参照してください。

Office 2013 のサインイン オプションを以下に示します。可能な操作は次のとおりです。

• Microsoft アカウントを使用してサインインする。

  これは、Hotmail.com、MSN.com、Outlook.com などに関連付けられたパーソナル ID です。

• 組織 ID を使ってサインインする。

• サインインしない。

Office へのアカウントの追加

プライマリ アカウントが 1 つ割り当てられます。これは、Word、Excel、または PowerPoint アプリケーションの右上にある [プロファイル] コントロールに表示されるアカウントです。

このアカウントは Microsoft アカウントにも組織 ID にもすることができます。

プライマリ アカウントに他のアカウントを追加するには

1. [ファイル] にアクセスして、[アカウント] を選択します。

2. [アカウント] ページで、[サービスの追加] を選択します。

   

3. [ストレージ]、[他のサイト]、または [Office ストア] を選択します。

   

   例:

   • Microsoft アカウントを使用してサインインしており、OneDrive for Business にアクセスしたい場合は、[ストレージ] > [OneDrive for Business] (場合によって [Office 365 SharePoint]) の順に選択してから、画面の指示に従って組織 ID を入力します。

   • 組織 ID を使用してサインインしており、OneDrive にアクセスしたい場合は、[ストレージ] >[OneDrive] の順に選択してから、画面の指示に従って Microsoft アカウントを入力します。

   • 他のサイト (Facebook や Twitter など) へのアクセスを追加するには、[他のサイト] を選択します。

   新しいアカウントが追加され、プライマリ アカウントに「チェーンされている」と見なされます。Microsoft アカウントと組織 ID の両方を使用してサインインした場合に [開く] ページと [名前を付けて保存] ページに表示される内容は下の表で「はい」と指定されたエントリの集合になります。例外は「ユーザー情報」で、これはプライマリ アカウントによってのみ決定されます。

ファイルを開くとファイルの保存用のオプション

下の表は、サインイン アカウントが [ファイル] > [開く] ページと [ファイル] > [名前を付けて保存] ページに表示される機能にどう影響するかを簡単に示したものです。

関連項目

Office 2013 のユーザー サインインの構成