ユーザー ファイルの管理
発行: 2013年8月
適用対象: Windows MultiPoint Server 2012
MultiPoint Server ステーションの標準ユーザーも管理ユーザーも、Windows エクスプローラーのライブラリやフォルダーにドキュメントを保存できます。ライブラリは、ファイルやフォルダーなどのアイテムのコレクションです。Windows エクスプローラーの共通ライブラリには、ドキュメント、ミュージック、ピクチャ、およびビデオがあります。ライブラリを使用する場合は、ドキュメントを保存するためのオプションが 2 つあります。
ドキュメントをプライベートな状態で保存すると、ドキュメントをライブラリまたはフォルダーに保存したユーザーしかアクセスできないようになります。管理ユーザーは、標準ユーザーがプライベートな状態で保存したドキュメントにアクセスできます。しかし、標準ユーザーは、管理ユーザーがプライベートな状態で保存したドキュメントにはアクセスできません。コンテンツをプライベートな状態に保持する方法については、「ファイルをプライベートな状態で保持する」を参照してください。
ドキュメントをパブリックな状態で保存すると、MultiPoint Server システムのすべてのユーザーがアクセスできるようになります。他のユーザーとのコンテンツの共有については、「ファイルの共有」を参照してください。
既定では、ドキュメント ライブラリには、マイ ドキュメント (プライベート) とパブリック ドキュメント (パブリック) の 2 つのフォルダーが含まれています。他のドキュメント ライブラリにも、同様に、プライベートとパブリックの組になるフォルダーがあります。MultiPoint Server システムのすべての管理ユーザーと標準ユーザーは、ドキュメントやその他のファイルを保存する Windows エクスプローラーの場所が、保存されたファイルのプライバシーやパブリック アクセスにどのように影響するかを理解しておく必要があります。
また、USB フラッシュ ドライブや大容量記憶装置 (外付けハード ディスク) などの USB 記憶装置を使用して、他のユーザーとコンテンツを共有することもできます。記憶装置とのコンテンツの共有については、「USB フラッシュ ドライブでのファイルの保存と共有」を参照してください。
ヒント
Windows エクスプローラーでのファイルおよびフォルダーの使用の詳細については、Windows ヘルプとサポートで「ファイルとフォルダー」を検索してください。Windows ヘルプとサポートの使用方法の詳細については、「Windows Server ヘルプの使用」を参照してください。