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App-V サーバーの公開メタデータを表示する

適用対象: Application Virtualization 5.0, Application Virtualization 5.0 SP1, Application Virtualization 5.0 SP2, Application Virtualization 5.0 SP3

この手順を使用して、公開に関連する問題の解決に役立つ公開メタデータを表示します。この手順を使用するには、App-V 管理サーバーを使用している必要があります。

この記事には、次の情報が含まれています。

  • 公開メタデータを表示するための App-V 5.0 SP3 の要件

  • 公開メタデータを表示するためのクエリ構文

  • クライアントのオペレーティング システムとバージョンに関するクエリの値

  • 公開メタデータの定義

公開メタデータを表示するための App-V 5.0 SP3 の要件

App-V 5.0 SP3 では、App-V 公開サーバーにメタデータを照会する場合、アドレスに次の値を指定する必要があります。

追加の詳細情報

ClientVersion

クエリで ClientVersion パラメーターを省略した場合、メタデータから App-V 5.0 SP3 の新機能が除外されます。

ClientOS

この値は、パッケージをシーケンスするときに特定のクライアント オペレーティング システムを選択する場合にのみ指定する必要があります。既定値 (すべてのオペレーティング システム) を選択する場合は、クエリにこの値を指定しません。

クエリで ClientOS パラメーターを省略した場合、クエリからのパラメーターをすべてのオペレーティング システムをサポートするためにシーケンスされたパッケージのみがメタデータに含まれます。

公開メタデータを表示するためのクエリ構文

次の表に、構文とクエリの例を示します。

App-V のバージョン クエリ構文 パラメーターの説明

App-V 5.0 SP3

http://<PubServer>:<Publishing Port#>/?ClientVersion=<AppvClientVersion>&ClientOS=<OSStringValue>

 

パラメーター 説明

<PubServer>

App-V 公開サーバーの名前。

<Publishing Port#>

App-V 公開サーバーの構成時に定義した App-V 公開サーバー用のポート。

ClientVersion=<AppvClientVersion>

App-V クライアントのバージョン。使用する正しい値については、次の表をご覧ください。

ClientOS=<OSStringValue>

App-V クライアントを実行しているコンピューターのオペレーティング システム。使用する正しい値については、次の表をご覧ください。

App-V クライアントから公開サーバーの名前とポート番号 (http://<PubServer>:<Publishing Port#>) を取得するには、Get-AppvPublishingServer PowerShell コマンドレットの URL 構成を確認します。

http://pubsvr01:2718/?clientversion=5.0.10066.0&clientos=WindowsClient_6.2_x64

この例の場合:

  • "pubsvr01" という名前の Windows Server 2012 R2 が公開サービスをホストします。

  • Windows クライアントは、Windows 8.1 64 ビットです。

App-V 5.0 ~ App-V 5.0 SP2

http://<PubServer>:<Publishing Port#>/

注意

ClientVersion および ClientOS は App-V 5.0 SP3 でのみサポートされます。

App-V 5.0 SP3 に関する情報をご覧ください。

http://pubsvr01:2718

この例では、"pubsvr01" という名前の Windows Server 2012 R2 が管理サービスと公開サービスをホストします。

クライアントのオペレーティング システムとバージョンに関するクエリの値

公開メタデータのクエリで、使用しているクライアントのオペレーティング システムとバージョンに対応する文字列値を入力します。

オペレーティング システム アーキテクチャ オペレーティング システムの文字列値

Windows 8.1

64 ビット

WindowsClient_6.2_x64

Windows 8.1

32 ビット

WindowsClient_6.2_x86

Windows 8

64 ビット

WindowsClient_6.2_x64

Windows 8

32 ビット

WindowsClient_6.2_x86

Windows Server 2012 R2

64 ビット

WindowsServer_6.2_x64

Windows Server 2012 R2

32 ビット

WindowsServer_6.2_x86

Windows Server 2012

64 ビット

WindowsServer_6.2_x64

Windows Server 2012

32 ビット

WindowsServer_6.2_x86

Windows 7

64 ビット

WindowsClient_6.1_x64

Windows 7

32 ビット

WindowsClient_6.1_x86

Windows Server 2008 R2

64 ビット

WindowsServer_6.1_x64

Windows Server 2008 R2

32 ビット

WindowsServer_6.1_x86

公開メタデータの定義

App-V クライアントを実行しているコンピューターにパッケージを公開するときは、メタデータがそのコンピューターに送信され、公開されるパッケージと接続グループを示します。App-V クライアントは、次の項目に関する 2 つの個別の要求を処理します。

  • クライアント コンピューターに許可されたパッケージと接続グループ。

  • 現在のユーザーに許可されたパッケージと接続グループ。

公開サーバーは、管理サーバーと通信して、要求元が使用できるパッケージと接続グループを判断します。また、公開サーバーは、メタデータを生成するためには、管理サーバーに登録する必要があります。

特定のユーザーまたはコンピューターのコンテキスト内にあるクエリを使用することで、インターネット ブラウザーで各要求のメタデータを表示できます。

APP-V への提案がございますか

こちらから提案を追加するか、提案に投票してください。App V の問題については、「APP-V に関する TechNet フォーラム」を利用してください。

関連項目

その他の参照情報

App-V 5.0 の技術参考資料

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MDOP の詳細については、TechNet ライブラリを参照してください。TechNet Wiki では、トラブルシューティング情報を検索できます。また、Microsoft の FacebookTwitter をフォローすることをお勧めします。
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