Copy-Item コマンドレットの使用

ファイルまたはフォルダのコピー

ファイルまたはフォルダを新しい場所にコピーする場合、Copy-Item コマンドレットを使用します。たとえば、ファイル Test.txt を C:\Scripts フォルダから C:\Test フォルダにコピーするコマンドを次に示します。

Copy-Item c:\scripts\test.txt c:\test

C:\Scripts のすべてのアイテムを C:\Test にコピーする場合、次のようにワイルドカード文字を使用します。

Copy-Item c:\scripts\* c:\test

皆さんにはいつも先回りされますね。そうです、次のコマンドは、C:\Scripts の .txt ファイルのみを C:\Test にコピーします。

Copy-Item c:\scripts\*.txt c:\test

最後に、次のコマンドは、フォルダ C:\Scripts のコピーをフォルダ C:\Test 以下に配置します。つまり、コピーされた情報は、C:\Test\Scripts というフォルダにコピーされます。次にコマンドを示します。

Copy-Item c:\scripts c:\test -recurse

また、この例で -recurse パラメータは重要です。このパラメータを省略すると、C:\Test に Scripts フォルダが作成されますが、C:\Scripts 内のファイルやサブフォルダは新しい場所にコピーされません。C:\Test\Scripts フォルダが作成されますが、中は空です。

Copy-Item のエイリアス
  • cpi

  • cp

  • copy

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