IP 禁止一覧によって拒否された電子メールへの応答をカスタマイズする方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1
トピックの最終更新日: 2009-05-04
Microsoft Exchange Server 2007 では、IP 禁止一覧に含まれている IP アドレスを持つコンピュータから電子メール メッセージを送信すると、次のエラー メッセージが表示されます。
550 5.7.1 Recipient not authorized, your IP has been found on a block list. |
エラー メッセージにより詳細な情報を含める必要がある場合は、既定のメッセージを変更して次の情報を含めることができます。
- 送信側メールボックス サーバーの IP アドレス
- 接続フィルタのルール名
- リアルタイム IP 禁止一覧プロバイダ
手順
既定のメッセージ応答を変更するには
Exchange 管理シェルから、次の構文を使用して IP 禁止一覧の応答をカスタマイズします。
Set-IPBlockListProvider -Identity <providername> -RejectionResponse: "My custom response {0}, your text {1}, more text {2}"
この構文は次のとおりです。
{0} = クエリで送信された IP アドレス
{1} = IP 禁止一覧プロバイダ名
{2} = 参照ドメイン (provider.LookUpDomain)
たとえば、次の構文を使用します。
Set-IPBlockListProvider - Identity Contoso -RejectionResponse: "Your message was rejected because the IP address of the sending server {0} is blacklisted by {1} Lookup Domain {2}"
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。