ULS で十分なディスクの空き領域がありません - イベント 6457
適用先: SharePoint Foundation 2010, SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2009-09-10
アラート名: ULS で十分なディスクの空き領域がありません
イベント ID: 6457
概要: Microsoft SharePoint Foundation Tracing (SPTracev4) サービスは、トレース メッセージの出力を管理するために Microsoft SharePoint Foundation 2010 で使用されます。トレース ログを有効にするときに、管理者はトレース ログを格納するために使用されるパスを指定できます。このログ ファイルは、SharePoint Foundation の上に構築された多くのアプリケーションによって使用されます。トレース ログには、サーバーの問題を診断する際に役立つ情報が含まれています。SharePoint Foundation 2010 がトレース ログに書き込むことができませんでした。このイベントは、ログに使用できる十分なディスクの空き領域がない場合に発生します。
現象: 次の現象が発生する可能性があります。
トレース ログに新しいデータが記録されません。
次のイベントがイベント ログに記録されます。イベント ID: 6457 説明: ディスクの空き容量が不足しているため、トレース サービスでログ ファイルへのトレース メッセージの出力が一時的に停止しています。空き容量が <ログの再開に必要な MB 数> MB 以上になるとトレースが再開されます。
原因: 構成されたログの場所に、ログ用の十分なディスクの空き領域がありません。
解決策: ディスクの空き領域を増やします。
ディスク クリーンアップを使用して、トレース ログが格納されているディスクの空き領域を増やします。
トレース ログを正常に実行するための十分なディスクの空き領域があることを確認します。
トレース ログを正常に実行するための十分なディスクの空き領域がない場合は、そのドライブの一時フォルダーをクリーンアップします。
この手順で問題が解決されない場合は、トレース ログ ファイルの場所を空き領域の大きいパーティションに変更することもできます。
解決策: ログ ファイルの場所を変更します。
SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトで、[監査] をクリックし、[レポート] セクションの [診断ログの構成] をクリックします。
[診断ログ] ウィンドウの [トレース ログ] セクションで、[パス] ボックスにトレース ログ ファイルの新しい場所を入力します。
[OK] をクリックします。