ULS でログ ディレクトリ用の十分なディスクの空き領域がありません - イベント 2150
適用先: SharePoint Foundation 2010, SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2009-07-22
アラート名: ULS でログ ディレクトリ用の十分なディスクの空き領域がありません
イベント ID: 2150
概要: Microsoft SharePoint Foundation Tracing (SPTracev4) サービスは、利用状況ログの出力を管理するために Microsoft SharePoint Foundation 2010 で使用されます。利用状況ログを有効にするときに、管理者は利用状況ログを格納するために使用されるパスを指定できます。このログ ファイルは、SharePoint Foundation 2010 の上に構築された多くのアプリケーションによって使用されます。このイベントは、ログに使用できる十分なディスクの空き領域がない場合に発生します。
現象: 以下の現象のうちの 1 つまたは複数が発生する場合があります。
利用状況ログに新しい利用状況データが記録されません。
次のイベントがイベント ログに記録されます。イベント ID: 12150 説明: <ログの場所> で利用状況ログ ファイルを作成できませんでした。利用状況ログをシステム ドライブに保存する場合は、少なくとも <ログの再開に必要な GB 数> GB の空き容量が必要です。
原因: 構成されたログの場所に、ログ用の十分なディスクの空き領域がありません。
解決策: ディスクの空き領域を増やすか、利用状況ログの場所を変更します。
SharePoint Foundation 2010 が利用状況ログに書き込むことができませんでした。この利用状況ログには、利用状況の追跡処理とレポート作成に役立つ情報が含まれています。
ディスクの空き領域を増やすには
ディスク クリーンアップを使用して、利用状況ログ ファイルが格納されているディスクの空き領域を増やします。
トレース ログを正常に実行するための十分なディスクの空き領域があるかどうかを確認します。
十分なディスクの空き領域がない場合は、そのドライブの一時フォルダーをクリーンアップします。
この手順で問題が解決されない場合は、利用状況ログ ファイルの場所を空き領域の大きいパーティションに変更することもできます。
ログ ファイルの場所を変更するには
SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトで、サイド リンク バーの [監査] をクリックし、[レポート] セクションの [利用状況ログ] をクリックします。
[利用状況ログ] ページの [ログの設定] セクションで、利用状況ログ ファイルの新しい場所を入力します。
[OK] をクリックします。
利用状況ログ ファイルを確認するには
Microsoft SharePoint Foundation 2010 が利用状況ログ ファイルを作成して書き込むことができることを確認するには、サーバーの全体管理ページで、[監査] をクリックし、[レポート] セクションの [利用状況ログ] をクリックします。
[利用状況ログ] ページの [ログの設定] セクションで、利用状況ログ ファイルのパスをコピーします。
Windows エクスプローラーで、コピーしたパスを使用して利用状況ログ ファイルのある場所に移動します。利用状況ログ ファイルはバイナリ形式なので、内容を簡単に表示したり、理解したりすることはできません。利用状況ログのファイル サイズは時間の経過と共に大きくなるので、利用状況ログが機能していることを確認します。