Windows 7 の標準イメージの作成: ステップバイステップ ガイド

更新日: 2009年9月

適用対象: Windows 7

 

 

カスタム イメージのインストールは、Microsoft® ボリューム ライセンス メディアまたは小売メディアから Windows® 7 オペレーティング システムをインストールするのに似ています。ただし、カスタム イメージの場合は、ユーザーのカスタマイズやアプリケーションを含むオペレーティング システム イメージを使用します。この処理ではセットアップに少し時間がかかりますが、結果的には時間の節約になります。

ここで説明する内容は、Windows を展開した経験がないか、エンタープライズ展開のインフラストラクチャを持たない、中小企業向けの情報です。

次の関連情報も参照してください。

noteメモ
Windows 7 のリソース、記事、デモ、およびガイダンスのすべての一覧については、Windows Client TechCenter の 「Springboard Series for Windows 7」 (英語版の可能性があります) を参照してください。.

このドキュメントのダウンロード可能なバージョンについては、Microsoft ダウンロード センターの「Building a Standard Image of Windows 7: Step-by-Step Guide (Windows 7 の標準イメージの作成に関するステップバイステップ ガイド)」(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=162740) を参照してください。

標準イメージのカスタム イメージを作成する手法には、7 つの主な手順があります。この手法でカスタム イメージを作成するには、2 台のコンピューターが必要です。テクニシャン コンピューターでツールを構成し、参照コンピューターでイメージをカスタマイズします。表 1 には、それぞれのコンピューターについての列があります。[テクニシャン コンピューター] 列の手順は、自分のコンピューターで実行します。[参照コンピューター] 列の手順は、カスタム イメージの作成に使用するコンピューターで実行します。

表 1. カスタム イメージの作成手順

 

手順 テクニシャン コンピューター 参照コンピューター

1.

Windows 自動インストール キット (Windows AIK) をインストールする。

2.

Windows プレインストール環境 (Windows PE) 起動ディスクを作成する。

3.

Windows 7 をインストールし、カスタマイズする。

4.

参照コンピューターを監査モードで起動して、クリーン イメージを作成する。

5.

参照コンピューターを一般化して、複製用のイメージを作成する。

6.

ImageX を使用して、参照コンピューターをイメージ ファイルにキャプチャする。

7.

カスタム イメージ用に新しい Windows 7 インストール メディアを作成する。

 

以降のセクションでは、各手順の詳細な内容を説明します。これらの手順を実行するには、Windows 7 ボリューム ライセンス メディア、コンピューターの起動に使用できる 2 つの USB フラッシュ ディスク (UFD) (作成する Windows 7 イメージのサイズに応じて 8 GB 以上)、および標準イメージを作成し、カスタマイズするために使用できる参照コンピューターが必要です。参照コンピューターのディスクはフォーマットするため、既存のコンピューターをこの目的で使用する場合は、重要なファイルのバックアップを必ず作成してください。

Windows AIK のインストール

Windows AIK には、Windows 7 のカスタム イメージを作成するために必要なツールが備わっています。たとえば、参照コンピューターのイメージをキャプチャするために使用する ImageX や、Windows PE 起動ディスクの作成に必要なファイルが用意されています。

最初に、Microsoft ダウンロード センターの「Windows 7 用の Windows 自動インストール キット (AIK)」(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=136976) から、このキットをダウンロードします。

KB3AIK_EN.iso ファイルは、DVD に書き込むか、仮想マシンにマウントする必要がある、国際標準化機構 (ISO) イメージです。Windows 7 では、ISO ファイルを DVD に書き込むことができます。詳細については、TechNet Magazine の「Tip:Burn a Disc Image from an ISO or IMG file in Windows 7 (Windows 7 での、ISO または IMG ファイルからのディスク イメージの書き込みに関するページ)」を参照してください。

Windows AIK DVD から Windows AIK をインストールするには

  1. Windows エクスプローラーで Windows AIK DVD を開きます。

  2. Windows AIK をインストールするコンピューターに応じて、次のいずれかの作業を実行します。

    • 32 ビット コンピューターの場合は、wAIKX86.msi を右クリックし、[インストール] をクリックします。

    • 64 ビット コンピューターの場合は、wAIKAMD64.msi を右クリックし、[インストール] をクリックします。

  3. [次へ] をクリックします。

  4. [ライセンス条項] ページで [同意します] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  5. [インストール フォルダーを選択します] ページで [次へ] をクリックして、コンピューターを使用するすべてのユーザー用の既定のインストール フォルダーにインストールします。

  6. [インストールを確認します] ページで [次へ] をクリックして、インストールを開始します。

  7. [閉じる] をクリックしてインストールを終了します。

起動可能な UFD の作成

Windows 7 をインストールおよびカスタマイズした後でハード ディスクのイメージをキャプチャできるように、この手順で作成する起動可能な UFD を使用して参照コンピューターを起動します。Windows PE には ImageX は含まれていません。そのため、これらの手順には、Windows PE ISO ファイルを作成する前に Windows AIK インストール フォルダーから Windows PE ソース ファイルに ImageX.exe をコピーする手順も含まれています。

Windows PE で起動可能な UFD を作成するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントして [Microsoft Windows AIK] をクリックします。

  2. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。

  3. [はい] をクリックして、管理者特権で [Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウを開きます。

    ヒント: この手順に記載されているコマンドをコピーして、[Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウに貼り付けることができます。そうすることによって、手間が省かれるだけでなく、コマンドを確実に実行できます。

  4. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウで次のいずれかのタスクを実行し、Enter キーを押します。

    • 参照コンピューターが 32 ビット コンピューターである場合は、「copype.cmd x86 C:\winpe_x86」と入力します。

    • 参照コンピューターが 64 ビット コンピューターである場合は、「copype.cmd amd64 C:\winpe_amd64」と入力します。

  5. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウで次のいずれかのタスクを実行し、Enter キーを押します。

    • 参照コンピューターが 32 ビット コンピューターである場合は、「copy C:\winpe_x86\winpe.wim C:\winpe_x86\ISO\sources\boot.wim」と入力します。

    • 参照コンピューターが 64 ビット コンピューターである場合は、「copy C:\winpe_amd64\winpe.wim C:\winpe_amd64\ISO\sources\boot.wim」と入力します。

  6. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウで次のいずれかのタスクを実行し、Enter キーを押します。

    • 参照コンピューターが 32 ビット コンピューターである場合は、「copy "C:\Program Files\Windows AIK\Tools\x86\ImageX.exe" C:\winpe_x86\ISO\」と入力します。

    • 参照コンピューターが 64 ビット コンピューターである場合は、「copy "C:\Program Files\Windows AIK\Tools\amd64\ImageX.exe" C:\winpe_amd64\ISO\」と入力します。

  7. コンピューターに UFD を挿入します。

  8. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウで「diskpart」と入力し、Enter キーを押します。

  9. 次のタスクを実行して、UFD で参照コンピューターを起動するように準備します。

    1. list disk」と入力し、Enter キーを押します。

    2. ディスクの一覧で UFD の番号を確認します。ディスクをフォーマットするので、ここで正しいディスクを確認することが重要です。UFD のサイズと空き容量が要件を満たしていることを確認します。

    3. select disk number」と入力し、Enter キーを押します。この number には、UFD のディスク番号を入れます。

    4. clean」と入力し、Enter キーを押します。

    5. create partition primary」と入力し、Enter キーを押します。

    6. select partition 1」と入力し、Enter キーを押します。

    7. format fs=fat32 quick」と入力し、Enter キーを押します。

    8. active」と入力し、Enter キーを押します。

    9. exit」と入力し、Enter キーを押します。

  10. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウで、「xcopy /s C:\winpe_x86\iso\*.* D:\」と入力します。この D は UFD のドライブ文字です。Windows エクスプローラーを使用して C:\winpe_x86 内のすべてのファイルを UFD にコピーすることもできます。

Windows 7 のインストール

Windows AIK のインストールと起動可能な UFD の作成という、前の 2 つの手順が完了すると、カスタム イメージのキャプチャに必要なツールが用意されます。以降の手順は、参照コンピューター上で実行します。ここでは、参照コンピューターにインストールする Windows 7 ボリューム ライセンス メディアが必要です。Windows 7 を参照コンピューターにインストールした後は、カスタム イメージに含める必要があるアプリケーション、デバイス ドライバー、および更新プログラムをインストールして、Windows 7 をカスタマイズします。カスタム イメージにインストールするすべてのものが、そのイメージをインストールする各コンピューターに配置されることに留意してください。イメージにインストールするアプリケーションや更新プログラムには、次のようなものがあります。

  • アンチウイルス ソフトウェア

  • Microsoft Office 2007 System

  • Windows Virtual PC

  • Virtual Windows XP

Windows 7 を参照コンピューターにインストールするには

  1. コンピューターの電源を入れ、Windows 7 ボリューム ライセンス メディアをコンピューターの DVD ドライブに挿入して、次のいずれかを実行します。

    • キーを押して Windows 7 ボリューム ライセンス メディアを起動するように求められたら、任意のキーを押します。[Windows のインストール] ページが表示されたら、手順 2 に進みます。

    • [Windows のインストール] ページが表示されず、キーを押して Windows 7 ボリューム ライセンス メディアを起動するように求めるメッセージが表示されない場合は、コンピューターで DVD ドライブを起動ドライブとして使用することを指定する必要がある可能性があります。

      詳細については、「Windows ヘルプと使い方」の「CD または DVD から Windows を起動する」を参照してください。起動ドライブとして DVD ドライブを選択したら、コンピューターを再起動し、ボリューム ライセンス メディアから Windows 7 を起動します。

  2. 図 1 に示す [Windows のインストール] ページで、次のタスクを実行し、[次へ] をクリックします。

    1. [インストールする言語] の一覧で、イメージにインストールする言語をクリックします。

    2. [時刻と通貨の形式] の一覧で、イメージに設定する場所をクリックします。

    3. [キーボードまたは入力方式] の一覧で、イメージに設定するキーボード レイアウトをクリックします。

     

    図 1. [Windows のインストール] ページ

  3. [Windows のインストール] ページで、[今すぐインストール] をクリックします。

  4. [ライセンス条項をお読みください] ページで、ライセンス条項に同意する場合は、[同意します] をクリックします。インストールを続行するには、ライセンス条項に同意する必要があります。[次へ] をクリックします。

  5. [インストールの種類] ページで、[カスタム] をクリックします。

  6. [Windows のインストール場所を選択してください。] ページで、次のいずれかを実行します。

    • Windows 7 をインストールするパーティションを指定しない場合、またはハード ディスクにパーティションを作成しない場合は、[次へ] をクリックしてインストールを開始します。

    • パーティションを作成、拡張、削除、またはフォーマットするには、[ドライブ オプション (詳細)] をクリックし、目的のオプションをクリックして、指示に従います。インストールを開始するには [次へ] をクリックします。

    図 2 に示すように、参照コンピューターでの Windows 7 のインストールが続行します。

     

    図 2. [Windows のインストール] ページ

  7. 参照コンピューターでの Windows 7 のインストールが完了すると表示される [Windows のセットアップ] ページで、次のタスクを実行し、[次へ] をクリックします。

    1. [ユーザー名を入力してください] ボックスに一時的なユーザー名を入力します。このユーザー アカウントはイメージをキャプチャする前に削除するため、ここでは任意のユーザー名を使用できます。

    2. [コンピューター名を入力してください] ボックスに一時的なコンピューター名を入力します。展開時にコンピューター名を変更するため、ここでは任意のコンピューター名を使用できます。

  8. [ユーザー アカウントのパスワードを設定します] ページで次のタスクを実行し、[次へ] をクリックします。

    1. [パスワードを入力してください] ボックスに一時的なユーザー アカウントのパスワードを入力します。

    2. [パスワードをもう一度入力してください] ボックスに、確認のためもう一度パスワードを入力します。

    3. [パスワードのヒントを入力してください] ボックスにパスワード アラームを入力します。

  9. [ライセンス認証のためのプロダクト キーの入力] ページで、Windows 7 ボリューム ライセンスのプロダクト キーを入力し、[次へ] をクリックします。

  10. [コンピューターの保護と Windows の機能の向上が自動的に行われるように設定してください] ページで [推奨設定を使用します] をクリックして、推奨される重要な更新プログラムがインストールされるようにします。イメージを各コンピューターにインストールした後で、別の設定を選択することができます。

  11. [日付と時刻の設定を確認します] ページで日付と時刻を設定し、[次へ] をクリックします。

  12. 必要に応じて、[ワイヤレス ネットワークへの接続] ページでワイヤレス ネットワークをクリックし、セキュリティ キーを入力して、[次へ] をクリックします。[スキップ] をクリックしてワイヤレス ネットワークへの接続を省略することもできます。

  13. 図 3 に示す [お使いのコンピューターの現在の場所を選択してください] ページで、[社内ネットワーク] をクリックします。

 

図 3. コンピューターの現在の場所の選択

Windows 7 を参照コンピューターでカスタマイズするには

  1. Windows Update を使用して、推奨される更新プログラムと、イメージに含めるその他の更新プログラムをインストールします。Windows Update を起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、検索ボックスに「windows update」と入力し、[プログラム] の検索結果で [Windows Update] をクリックします。

  2. カスタム イメージに含めるアプリケーションをインストールします。

  3. カスタム イメージに含める非インボックス ドライバー (Windows 7 には含まれていないデバイス ドライバー) をインストールします。

  4. カスタム イメージに含めるコンピューター固有の設定を構成します。

noteメモ
ハードウェア設定など、コンピューター固有の設定をカスタム イメージに構成することができますが、応答ファイルを使用したりスクリプトを記述したりせずに、この方法でユーザー固有の設定を構成することはできません。たとえば、Windows Internet Explorer® 8 のホーム ページをカスタム イメージに構成して、組織内のすべてのユーザーにそれを展開することはできません。既定のユーザー プロファイルの作成の詳細については、Microsoft サポート技術情報の文書番号 959753 を参照してください。

イメージのクリーンアップ

Windows 7 のセットアップでは、一時的なユーザー アカウントを作成してログオンしました。この手順では、コンピューターを監査モードで起動して、この一時的なユーザー アカウントと、そのユーザー プロファイルを削除します。また、アプリケーション、デバイス ドライバー、および更新プログラムをイメージにインストールする最後の機会がこの手順になります。

システム準備ツール (Sysprep) を使用してコンピューターを監査モードで起動するには

  1. 図 4 に示すように、[スタート] ボタンをクリックし、検索ボックスに「C:\Windows\System32\sysprep\sysprep.exe」と入力し、Enter キーを押して Sysprep を起動します。

     

    図 4. システム準備ツール

  2. [システム クリーンアップ アクション] の一覧で [システム監査モードに入る] を選択します。

  3. [一般化する] チェック ボックスをオンにします。

  4. [シャットダウン オプション] の一覧で [再起動] を選択します。

  5. [OK] をクリックして、コンピューターを監査モードで再起動します。

  6. コンピューターの再起動後、Windows 7 では自動的に Administrator としてログオンします。

一時的なユーザー アカウントのプロファイルを削除するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、検索ボックスに「user profile」と入力し、検索結果で [ユーザー プロファイルの詳細プロパティの構成] をクリックします。

  2. [ユーザー プロファイル] ダイアログ ボックスで、参照コンピューターに Windows 7 をインストールしたときに作成した一時的なユーザー アカウントの名前をクリックし、[削除] をクリックします。[はい] をクリックして確定します。

  3. [OK] をクリックして、[ユーザー プロファイル] ダイアログ ボックスを閉じます。

一時的なユーザー アカウントを削除するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コンピューター] を右クリックして、[管理] をクリックします。

  2. 左側のウィンドウのコンソール ツリーで、[ローカル ユーザーとグループ] をクリックします。

  3. 中央にある詳細ウィンドウで、[ユーザー] をダブルクリックします。

  4. 参照コンピューターに Windows 7 をインストールしたときに作成した一時的なユーザー アカウントの名前を右クリックし、[削除] をクリックします。

  5. [はい] をクリックして、一時的なユーザー アカウントの削除を確認します。

  6. [OK] をクリックして、管理者のアカウントを削除していることを確認します。

  7. [コンピューターの管理] ウィンドウを閉じます。

イメージの一般化

この手順では、イメージを一般化し、そのイメージを各コンピューターにインストールした後で [Windows へようこそ] で起動するように準備します。イメージを一般化すると、ハードウェア依存の情報が削除され、ライセンス認証のタイマーがリセットされ、Windows 7 がクリーンアップされて、そのイメージを他のコンピューターで複製できるようになります。

Sysprep を使用して [Windows へようこそ] で起動するようにコンピューターを準備するには

  1. Sysprep を開きます。Windows 7 では、オペレーティング システムを監査モードで起動すると、Sysprep が自動的に実行されます。

  2. [システム クリーンアップ アクション] の一覧で [システムの OOBE (Out-of-Box Experience) に入る] を選択します。

  3. [一般化する] チェック ボックスをオンにします。

  4. [シャットダウン オプション] の一覧で [シャットダウン] を選択します。

  5. [OK] をクリックして Sysprep を実行し、コンピューターをシャットダウンします。

イメージのキャプチャ

この時点で、Windows 7 が参照コンピューターにインストールされ、そのイメージをキャプチャする準備が整いました。前に作成した起動可能な UFD を使用して、コンピューターを起動します。また、イメージはこの UFD にキャプチャします。このため、Windows PE とキャプチャしたイメージの両方を格納するのに十分な、8 GB 以上の容量を持つ UFD を使用する必要があります。

起動可能な UFD に Windows 7 のイメージをキャプチャするには

  1. 起動可能な UFD を参照コンピューターの USB ポートに挿入します。

  2. 参照コンピューターの電源を入れ、次のタスクを実行します。

    1. メッセージが表示されたら、ブート デバイスの一覧を開きます。ほとんどの場合、基本入出力システム (BIOS) のスプラッシュ画面で F12 キーを押すと、コンピューターのブート デバイスの一覧が表示されます。

    2. ブート デバイスの一覧で、手順 1. で挿入した起動可能な UFD を選択し、その起動可能な UFD を使用してコンピューターを起動します。

      noteメモ
      ブート デバイスの一覧を開くように求めるメッセージが表示されない場合は、コンピューターの BIOS の UFD デバイスからの起動を有効にする必要があります。詳細については、コンピューターのマニュアルを参照してください。

  3. コマンド プロンプトで、Windows 7 が格納されているドライブを確認します。一般的には、Windows PE の D ドライブになります。これを確認するには、「dir d:」と入力して Enter キーを押します。

    Program Files フォルダー、ユーザー フォルダー、および Windows フォルダーが表示される場合は、D ドライブに Windows 7 が格納されています。表示されない場合は、各ドライブを確認して、どのドライブに Windows 7 が格納されているのかを判断してください。

  4. コマンド プロンプトで、どのドライブが起動可能な UFD であるかを確認します。

    このドライブには、ルートに Imagex.exe があります。これは X ドライブではありません。ドライブ文字を確認するには、ルートに Image.exe があるドライブを見つけるまで、dir e:dir f:dir g: の順に実行します。

  5. コマンド プロンプトで、使用している Windows 7 のエディションに応じて表 2 に示すコマンドのいずれかを入力し、Enter キーを押します。Windows 7 が格納されている実際のドライブの文字を表 2 の D: の場所に入れ、Image.exe が格納されているドライブの文字を E: の場所に入れます。

     

    表 2. ImageX のコマンド

     

    エディション ImageX のコマンド

    Enterprise

    E:\imagex /compress fast /check /flags “Enterprise” /capture D:

    E:\install.wim “Windows 7 Enterprise” “Windows 7 Enterprise Custom”

    Professional

    E:\imagex /compress fast /check /flags “Professional” /capture D:

    E:\install.wim “Windows 7 Professional” “Windows 7 Professional Custom”

  6. 参照コンピューターをシャットダウンし、UFD を USB ポートから取り外します。

Windows 7 メディアの作成

アプリケーション、デバイス ドライバー、および更新プログラムを含む、Windows 7 のカスタム イメージが適切にキャプチャされました。カスタム イメージは、参照コンピューターの起動とイメージのキャプチャに使用した起動可能な UFD のルートにあります。この手順では、Microsoft がメディアに提供するイメージではなく、作成したカスタム イメージを使用する、新しい Windows 7 インストール メディアを作成します。

Windows 7 のカスタム メディアを作成するには、別の起動可能な UFD を作成します。その後で、元の Windows 7 ボリューム ライセンス メディアのインストール ファイルを、その起動可能な UFD にコピーします。最後に、起動可能な UFD の install.wim ファイルを、前の手順でキャプチャしたカスタムの install.wim ファイルで置き換えます。

Windows 7 のカスタム イメージをコンピューターにコピーするには

  1. Windows 7 のカスタム イメージが格納されている UFD をコンピューターに挿入します。

  2. Windows エクスプローラーで、UFD の install.wim ファイルを C:\install.wim にコピーします。

  3. Windows 7 のカスタム イメージが格納されている UFD をコンピューターから取り外します。

Windows 7 ボリューム ライセンス メディアが格納されている起動可能な UFD を作成するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントして [Microsoft Windows AIK] をクリックします。

  2. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。

  3. [はい] をクリックして、管理者特権で [Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウを開きます。

  4. コンピューターに UFD を挿入します。Windows 7 のカスタム イメージをキャプチャした UFD は挿入しないでください。この UFD は後でフォーマットします。

  5. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウで「diskpart」と入力し、Enter キーを押します。

  6. 次のタスクを実行して、UFD で参照コンピューターを起動するように準備します。

    1. list disk」と入力し、Enter キーを押します。

    2. ディスクの一覧で UFD の番号を確認します。ディスクをフォーマットするので、ここで正しいディスクを確認することが重要です。UFD のサイズと空き容量が要件を満たしていることを確認します。

    3. select disknumber」と入力し、Enter キーを押します。この number には、UFD のディスク番号を入れます。

    4. clean」と入力し、Enter キーを押します。

    5. create partition primary」と入力し、Enter キーを押します。

    6. select partition 1」と入力し、Enter キーを押します。

    7. format fs=fat32 quick」と入力し、Enter キーを押します。

    8. active」と入力し、Enter キーを押します。

    9. exit」と入力し、Enter キーを押します。

  7. Windows 7 ボリューム ライセンス メディアを DVD ドライブに挿入します。

  8. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウで「xcopy /s D:\*.* E:\*.*」と入力します。D は Windows 7 ボリューム ライセンス メディアのドライブ文字で、E は前にフォーマットした UFD のドライブ文字です。

    Windows エクスプローラーを使用して Windows 7 ボリューム ライセンス メディアのすべてのファイルを UFD にコピーすることもできます。

Windows 7 を格納している UFD にカスタム イメージをコピーするには

  1. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] ウィンドウで「xcopy /r C:\install.wim E:\sources\install.wim」と入力します。E は前の手順で作成した UFD のドライブ文字です。確認のメッセージが表示された場合は、「Y」と入力して、ファイルを上書きすることを確認します。

    または、Windows エクスプローラーで C:\install.wim を E:\sources\install.wim にコピーすることもできます。確認のメッセージが表示された場合は、[はい] をクリックして、UFD の install.wim を上書きすることを確認します。

  2. Windows 7 のカスタム イメージが格納されている UFD を安全に取り外します。

カスタム イメージのインストール

これで、Windows のカスタム イメージが格納されている UFD が作成され、この UFD を使用して他のコンピューターに Windows 7 をインストールできるようになりました。UFD の内容のバックアップを作成することをお勧めします。また、複数の UFD を作成すると、複数のコンピューターへのインストールにかかる時間が短縮されます。

起動可能な UFD からカスタム イメージをインストールするには

  1. Windows 7 のカスタム イメージが格納されている起動可能な UFD を、インストール先コンピューターの USB ポートに挿入します。

  2. インストール先コンピューターの電源を入れ、次のタスクを実行します。

    1. メッセージが表示されたら、ブート デバイスの一覧を開きます。ほとんどの場合、BIOS のスプラッシュ画面で F12 キーを押すと、コンピューターのブート デバイスの一覧が表示されます。

    2. ブート デバイスの一覧で、手順 1. で挿入した起動可能な UFD を選択し、その起動可能な UFD を使用してコンピューターを起動します。

    noteメモ
    ブート デバイスの一覧を開くように求めるメッセージが表示されない場合は、コンピューターの BIOS の UFD デバイスからの起動を有効にする必要があります。詳細については、コンピューターのマニュアルを参照してください。

  3. 画面上に表示される指示に従って、Windows 7 のインストールを完了します。この処理は、このドキュメントの前のセクションで説明した「Windows 7 のインストール」の処理と似ています。

  4. Windows 7 のカスタム イメージをインストール先のコンピューターにインストールした後は、オペレーティング システムのライセンス認証を行う必要があります。会社でキー管理サービス (KMS) を使用していない場合は、Microsoft による Windows 7 のライセンス認証を手動で行います。

    詳細については、Microsoft Web サイト「Windows ボリューム アクティベーション」を参照してください。

noteメモ
標準イメージ用にカスタム イメージをインストールする手法は、手動の処理です。この処理の大部分は、自動化できます。詳細については、「Windows 7 の自動インストール: 概要」を参照してください。

コミュニティの追加

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