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ワークフロー インスタンスを開始する (SharePoint Server 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010, SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2011-03-09

ワークフローをアクティブ化して、リスト、ドキュメント ライブラリ、またはコンテンツ タイプに追加すると、認証されたユーザーはリスト内のアイテムまたはライブラリ内のドキュメントに対してそのワークフローを実行できます。 サイト上でサイト ワークフローをアクティブ化すると、ユーザーはそのワークフローをサイトに対して実行できます。ワークフローを追加するときに、ワークフローを自動的に実行するか手動で実行するかを指定します。ワークフローを自動的に実行するように設定している場合は、ワークフローの開始時に、ワークフロー関連付けで指定されている設定が常に使用されます。ワークフローの参加者、期日などの設定をワークフロー テンプレートで許可されているようにワークフローで指定する場合は、ユーザーは手動で開始するように設定されているワークフローの既定の設定を変更できます。リスト、ライブラリ、またはコンテンツ タイプに関連付けられているワークフローは、ワークフローに関連付けられているリスト内のアイテムまたはライブラリ内のドキュメントに対して実行されます。サイト ワークフローはそのワークフローが関連付けられているサイトに対して実行されます。

ワークフローの実行に必要な権限 既定では、アイテムの編集権限を持つユーザーは、ワークフローを開始できます。ワークフローの開始にリストの管理権限を要求するように指定した場合は、リスト管理者 (リストの管理権限またはデザイン権限レベルを持つユーザー) のみがワークフローのインスタンスを開始できます。 ほとんどのワークフローでは、この制限は必要ありません。ただし、ドキュメントの削除など、特定のユーザーのみに実行を許可する必要があるタスクを含んだワークフローについては、リストの管理オプションを使用できます。

ワークフローを開始する手順は、ワークフローが手動または自動のどちらの方法で開始するように構成されているか、およびワークフローを Microsoft SharePoint Server 2010、2007 Microsoft Office system クライアント アプリケーション、または Microsoft Office 2010 クライアント アプリケーションのどれから開始するかによって異なります。ワークフローの構成および開始方法に応じて、ワークフローを開始する手順を選択してください。

この記事の内容

  • ワークフローを自動的に開始する

  • サイト ワークフローを開始する

  • リストまたはライブラリでワークフローを手動で開始する

  • Office でワークフローを手動で開始する

ワークフローを自動的に開始する

ワークフローが自動的に開始するように設定されている場合は、ドキュメントをライブラリに追加するなどの開始イベントが発生すると、直ちにワークフローが実行されます。

サイト ワークフローを開始する

この手順を使用して、サイト ワークフローを開始します。

サイト ワークフローを開始するには

  1. 次の管理者の資格情報を持つことを確認します。

    • 構成しているサイトのサイト所有者 SharePoint グループのメンバーである必要があります。
  2. サイト ワークフローが関連付けられているサイトのホーム ページに移動します。

  3. [サイトの操作] メニューで [サイトのワークフロー] をクリックします。

  4. [ワークフロー] ページの [新しいワークフローの開始] セクションで、開始するワークフローの名前をクリックします。

    注意

    ワークフローが [新しいワークフローの開始] セクションにない場合は、サイトに関連付けられているワークフローはありません。

  5. [開始] ボタンが表示されたら、[開始] をクリックします。

リストまたはライブラリでワークフローを手動で開始する

次の手順を使用して、リストまたはライブラリに関連付けられているワークフローを手動で開始します。

リストまたはライブラリでワークフローを手動で開始するには

  1. 次の管理者の資格情報を持つことを確認します。

    • 構成しているサイトのサイト所有者 SharePoint グループのメンバーである必要があります。
  2. リストまたはライブラリに関連付けられたワークフローを開始するサイトに移動します。

  3. ワークフローを開始するドキュメント ライブラリまたはリストに移動します。

  4. SharePoint ドキュメント ライブラリまたはリストから、ワークフローを開始するアイテムをポイントし、表示された矢印をクリックして、[ワークフロー] をクリックします。

  5. [ワークフロー] ページの [新しいワークフローの開始] セクションで、開始するワークフローをクリックします。

  6. [開始] ボタンが表示されたら、参加者や期日などの必要な情報を指定します。必要に応じて、他のワークフロー固有の設定を行い [開始] をクリックしてワークフローを開始します。

Office でワークフローを手動で開始する

この手順を使用して、リストまたはライブラリのワークフローを Office クライアント アプリケーションから開始します。

2007 Office system からワークフローを手動で開始するには

  1. 次の管理者の資格情報を持つことを確認します。

    • ワークフローが含まれるリストまたはライブラリに対する投稿権限レベルが与えられている必要があります。
  2. ワークフローを開始する SharePoint Server 2010 のライブラリのファイルを開きます。

    注意

    そのファイルに対してワークフローを実行する前に、ドキュメントをリストまたはライブラリに保存する必要があります。

  3. 2007 Microsoft Office system クライアント アプリケーションで [Microsoft Office] ボタンをクリックして、[ワークフロー] を選択します。

  4. 利用可能なワークフローの一覧で、開始するワークフローの [開始] をクリックします。

  5. ワークフロー フォームが表示されたら、たとえば参加者や期日など、必要な情報を入力し、[開始] をクリックします。

ワークフローを Office 2010 から手動で開始するには

  1. 次の管理者の資格情報を持つことを確認します。

    • ワークフローが含まれるリストまたはライブラリに対する投稿権限レベルが与えられている必要があります。
  2. ワークフローを開始する SharePoint Server 2010 のライブラリのファイルを開きます。

    注意

    そのファイルに対してワークフローを実行する前に、ドキュメントをリストまたはライブラリに保存する必要があります。

  3. Office 2010 クライアント アプリケーションの [ファイル] タブで、[共有] をクリックします。

  4. [ワークフロー] セクションで、開始するワークフローをクリックします。

  5. 右側のウィンドウで、[ワークフローの開始] をクリックします。

  6. ワークフロー フォームが表示されたら、たとえば参加者や期日など、必要な情報を入力し、[開始] をクリックします。