ヒント:プライバシーを保護するためにファイルから個人的なメタデータを削除する

ファイル内のメタデータから個人ついて多くのことがわかります。カメラでは、写真を撮った日時、撮影に使用したカメラに関するデータが記録されます。また、Microsoft Office では、Word 文書や Excel ブックに、作成者や企業の情報が自動的に追加されます。独自のタグを使用して、個人やビジネスに関する詳細を追加できます。これは、ローカル コピーで役に立つ可能性がありますが、自分以外のユーザーに公開するのは賢明ではありません。

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Windows 7 でファイルから望ましくないメタデータを削除する方法は次のとおりです。

  • エクスプローラーでファイルを選択します (複数のファイルを選択することもできます)。
  • 右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
  • [詳細] タブをクリックし、[プロパティや個人情報を削除] をクリックします。

[プロパティの削除] ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスには 2 つのオプションがあります。既定のオプションでは、ファイルのコピーを作成し (元のファイル名に "コピー" という単語を追加した名前になります)、ファイルの種類に基づいて変更可能なすべてのプロパティを削除します。2 つ目のオプション [このファイルから次のプロパティを削除] をクリックすると、各プロパティの隣にあるチェック ボックスをオンにできます。[OK] をクリックすると、チェック ボックスをオンにしたプロパティはファイルから永続的に削除されます (チェック ボックスが表示されていないプロパティは編集できません)。

もちろん、プライバシーの問題になるので、常識的に考える必要があります。このオプションではメタデータを削除しますが、ファイル自体の内容に対して何か処理を実行しているわけではありません。デジタル写真や他の文書に、機密データが含まれないように注意する必要があります。

出典: Ed Bott、Carl Siechert、Craig Stinson 共著『Windows 7 Inside Out (英語)』(Microsoft Press、2009 年)

その他のヒント

Windows 7 やその他のマイクロソフト テクノロジに関するヒントについては、TechNet Magazine Tip ライブラリ (英語) を参照してください。