Exchange Server 2007 Service Pack 2 用の更新プログラムのロールアップ 1 について

 

適用先: Exchange Server 2007 SP2

トピックの最終更新日: 2010-06-23

Microsoft は、Exchange Server 2007 Service Pack 2 用の更新プログラムのロールアップ 1 をリリースしました。ここでは、次の内容について説明します。

  • 更新プログラムのロールアップによって解決される問題
  • 更新プログラムのロールアップを入手する方法

詳細情報

更新プログラムのロールアップによって解決される問題

Exchange Server 2007 Service Pack 2 用の更新プログラムのロールアップ 1 は、次のマイクロソフト サポート技術情報の記事で説明している問題を解決します。

941775

新規に作成した Exchange 2007 データベースで "Isinteg" コマンドを実行するとエラー メッセージが表示される

958617

ユーザーが使用する Outlook クライアント側ルールが合計で 32 KB を超えている場合に、Exchange Server 2007 Service Pack 2 環境のローカル配信キューで電子メール メッセージがブロックされる

959135

Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータで Microsoft Exchange Information Store サービスがクラッシュすると、コード 0xc00000fd のイベント 9673 が発生する

961856

Outlook Web Access のギリシャ語版で、ログオン ページに [これは個人のコンピュータです] オプションが表示されない

967174

ユーザーがメールボックスを変更した後に、ユーザー アカウントがイベント ID 566 に記録されない

969046

複数の Exchange Server 2007 ハブ サーバーで DNS ラウンド ロビン機能を使用すると、電子メール メッセージがキューに入れられる

969487

Exchange Server 2007 でパブリック フォルダ階層のレプリケーションが失敗してイベント エラー 3079 および 9669 が発生する

969606

Microsoft Exchange Server 2007 で、予定表パブリック フォルダ内の定期的な予定が正しくレプリケートされない

970104

Exchange Server 管理者のアクセス許可を持たないユーザー アカウントを使用して Exchange Server 2007 更新プログラムのロールアップをインストールすると、インストール プログラムが失敗する

970118

Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータで、IMAP4 サービスがクラッシュしてイベント エラー 4999 が発生する

970893

Exchange Server 2007 の電子メール アドレス ポリシーが、特定の記号、スラッシュまたは円記号、およびもう 1 つの特定の記号で構成されている場合に、電子メール アドレスが正しく作成されない

971010

Exchange Server 2007 CCR 環境でクラスタのフェールオーバーが発生したときに、一部のデータベースが断続的にオンラインに戻らない

971053

Exchange Server 2007 で Edgetransport.exe プログラムが断続的にクラッシュする

971431

Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータで、IMAP サービスがクラッシュしてイベント エラー 4999 が発生する

971641

Exchange Server 2007 サーバーと連動するモバイル デバイスを同期した後に、同期時刻と要求時刻が UTC で表示される

971857

管理されたカスタム フォルダに Outlook Web Access (OWA) を使用してメッセージをコピーした場合に、記憶域の制限がこのフォルダに作用しない

972009

電子メール メッセージのテキスト本文に無効な制御文字が含まれている場合に、Exchange Web サービス (EWS) ベース アプリケーションで電子メール メッセージを取得できない

972103

Exchange Server 2007 で、メールボックス移動操作中に Microsoft Exchange Information Store サービスがクラッシュし、イベント エラー 4999 が発生する

972115

Exchange Server 2007 でトランスポート ルールが MDN に適用されない

972172

Exchange Server 2007 の Exchange 管理コンソールで、[メッセージの送信者名を表示する] オプションが、リモート ドメインへのメッセージ配信通知 (MDN) に対して機能しない

972269

Exchange 2007 環境で Store.exe プロセスが断続的にハングし、サーバーにアクセスするすべてのクライアントがブロックされる

972272

クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている Exchange Server 2007 サーバーで、HTTP オフライン アドレス帳に新しいダウンロード方法を使用できるようになった

972278

Exchange Server 2007 環境で、会議出席依頼のプライベート状態への更新が反映されない

972357

Exchange Server 2007 SP2 で非 MAPI クライアントを使用してメッセージを開いたときに、クリア署名された電子メール メッセージが表示されない

972426

フィルタを Exchange 管理コンソール (EMC) の既定値として保存し、その後 EMC を再起動したときに、エラー メッセージ "検索フィルタが無効です" が表示される

972473

Exchange Server 2007 で [削除済みアイテム] フォルダから会議出席依頼を削除すると、Outlook Web Access (OWA) で定期的な会議の予定表アイテムが削除される

972514

Exchange Server 2007 で外部連絡先の空き時間データを照会するとイベント ID 4011 が記録される

973190

Outlook Web Access サーバー Light バージョンで会議出席依頼から出席者を削除すると、スケジュール アシスタントで間違った出席者が削除される

973253

Exchange Server 2007 ユーザーが IMAP4 クライアントと APPEND コマンドを使用してメッセージを送信したときに、メッセージ配信時刻が現在の日付と時刻でスタンプされる

973293

Exchange Server 2007 サーバーで、電子メール アドレスの書き換え中にエッジ トランスポート サーバーのトランスポート プロセスが失敗する

973307

Exchange Server 2007 サーバーで Exchange Web サービスを使用するアプリケーションが例外を返す

973361

Exchange Server 2007 メールボックス内の隠しメッセージを、すべての IMAP4 クライアントがダウンロードできる

973761

Exchange Server 2007 ユーザーがアラームをオフにして外部の受信者に会議出席依頼を送信した場合に、依然として既定値の 15 分で [アラーム] ポップアップ ウィンドウが表示される

973868

代理人が Exchange Web サービス (EWS) を使って開催者の予定表で会議を取り消すことができない

973912

Exchange 2007 ユーザーが、OWA でモデレート パブリック フォルダに対して新しい投稿アイテムまたは予定表アイテムを送信するために [投稿] または [送信] をクリックすると、エラー メッセージ "アクセスしようとしたアイテムは存在していません" が表示される

974010

Exchange Server 2007 ユーザーが、Domino 会議室リソースを含む会議出席依頼を受信者に送信した後に、受信者に Domino 会議室リソースの出席者エントリが表示されない

974242

Exchange Server 2007 Service Pack 2 で Outlook Web Access Light のユーザーが言語を "バスク語" に設定した後に、Weekly ビューで予定表を確認すると略語の順序が間違って表示される

974640

プライベートな定期的会議で発生した例外を OWA で表示すると、予定表ビュー全体が壊れてエラー メッセージが返される

important重要 :
更新プログラムのロールアップには、マイクロソフト サポート技術情報 (KB) の記事 959135 で示されている修正プログラムが含まれますが、KB 959135 で修正する問題を解決するには追加の手順を実行する必要がある場合があります。詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の記事 959135「Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータで Microsoft Exchange Information Store サービスがクラッシュすると、コード 0xc00000fd のイベント 9673 が発生する」を参照してください。

更新プログラムのロールアップの情報

Exchange Server 2007 SP2 用の更新プログラムのロールアップ 1 が、2009 年 11 月 19 日にリリースされました。この更新プログラムのロールアップを Microsoft ダウンロード センターから入手するには、「Exchange Server 2007 Service Pack 2 の更新プログラムのロールアップ 1」を参照してください。

important重要 :
更新プログラムのロールアップまたは Service Pack をインストールする前に、「Exchange 2007 用の最新の Service Pack または更新プログラムのロールアップをインストールする方法」を参照して、前提条件、インストール方法、および既知の問題を確認してください。クラスタ化メールボックス サーバーに更新プログラムのロールアップを適用する場合は、事前に「クラスタ化メールボックス サーバーへの Exchange 2007 更新プログラムのロールアップの適用」を参照してください。

Exchange 2007 サービス モデルの詳細については、「Exchange 2007 サービス」を参照してください。

Exchange Server 2007 SP2 に適用される更新プログラムのロールアップの一覧については、「Exchange 2007 用の最新の Service Pack または更新プログラムのロールアップを入手する方法」の「Exchange Server 2007 SP2 用の更新プログラムのロールアップ」を参照してください。

この更新プログラムのロールアップは、Exchange Server 2007 RTM (Release To Manufacturing) 版または Exchange 2007 Service Pack 1 (SP1) には適用されません。Exchange Server 2007 SP2 用の一連の更新プログラムのロールアップ パッケージは、Exchange Server 2007 RTM 用または Exchange 2007 SP1 用の対応する一連の更新プログラムのロールアップとは別のものです。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。