beadmin.exe リファレンス
適用先: FAST Search Server 2010
トピックの最終更新日: 2015-03-09
beadmin ツールは、ブラウザー エンジンの制御および監視に使用します。一般に、ブラウザー エンジンの処理に関する統計情報や個々の URL の処理を表示できます。
注意
コマンド ライン ツールを使用するには、次の最小要件を満たしていることを確認します。FAST Search Server 2010 for SharePoint がインストールされているローカル コンピューターの FASTSearchAdministrators グループのメンバーである必要があります。
Syntax
<FASTSearchFolder>\bin\beadmin.exe [options]
Parameters
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
<FASTSearchFolder> |
C:\FASTSearch など、FAST Search Server 2010 for SharePoint をインストールしたフォルダーのパスです。 |
beadmin オプション
| オプション (および短い名前) | 値 | 説明 |
|---|---|---|
--help (-h) |
ヘルプ情報を表示します。 |
|
--version (-v) |
バージョン情報を表示します。 |
|
--browserengine |
<ホスト : ポート> |
使用するブラウザー エンジンのホスト名とポート番号を指定します。以下のオプションと組み合わせて使用できます。
既定値: Microsoft FAST Search Server 2010 for SharePoint ネーム サービスに照会してブラウザー エンジンを解決します。 |
--loglevel (-l) |
off|all|critical|error|warning|info|verbose |
使用するログ レベルのしきい値を指定します。 既定値: info |
--outfile (-o) |
<パス> |
--uri または --urifile を使用すると、HTML 本文はコマンド ラインに出力されるのではなく、指定したファイルに書き込まれます。 |
--status (-a) |
ブラウザー エンジンの状態を表示します。現在処理中の URI の一覧が出力されます。 |
|
--statistics (-s) |
ブラウザー エンジンの処理統計情報を表示します。 |
|
--uri (-u) |
<uri> |
ブラウザー エンジンによって処理される URI を指定し、検出された HTTP Cookies とハイパーリンクを表示します。ログ レベルを verbose に設定すると、アイテムの HTML 本文も表示します。 |
--urifile (-f) |
<パス> |
ブラウザー エンジンによって処理されたすべての URI が指定のテキスト ファイルに書き込まれることを除き、--uri と同じです。 デバッグにのみ使用します。 |
例
次の例では、URI の処理を指示します。
<FASTSearchFolder>\bin\beadmin.exe -u https://www.contoso.com/
次の例では、URI を処理し、その HTML 本文を表示することを指示します。
<FASTSearchFolder>\bin\beadmin.exe -u https://www.contoso.com/ -l verbose
ブラウザー エンジンの統計情報を表示するには、次の例を使用します。
<FASTSearchFolder>\bin\beadmin.exe --statistics
次の例では、ブラウザー エンジンの状態を表示します。
<FASTSearchFolder>\bin\beadmin.exe --status