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クロールされたプロパティから管理プロパティへのマッピングを管理する (FAST Search database connector)

 

適用先: FAST Search Server 2010

トピックの最終更新日: 2010-03-17

FAST Search データベース コネクタを実行すると、クロールされたコンテンツが、Microsoft SharePoint Server 2010 サーバーの全体管理で、クロールされたプロパティに表示されます。JDBC カテゴリに含まれるクロールされたプロパティはすべて、既定で検索の対象です。プロパティを検索結果に表示するには、これらを管理プロパティにマップする必要があります。JDBC コンテンツの場合、既定ではプロパティはマップされていません。

SELECT ステートメントの列またはエイリアスを、クロールされたプロパティとして使用できます。

データベースによっては列名を大文字で返しますが、インデックス プロファイルが受け取るのは小文字だけです。このような場合は、列名を小文字にするために、エイリアスを使用できます。次に例を示します。

SELECT ID as “id”, NAME as “name”, ADDRESS as “address” FROM table

クロールされたプロパティを管理プロパティにマップする方法

[管理プロパティ] ページを開くには

  1. [サーバーの全体管理] ページで、[アプリケーションの全般設定] を選択します。

  2. [アプリケーションの全般設定] ページの [検索] で、[ファームの検索管理] を選択します。

  3. [Search Service アプリケーション] を選択し、Query Search Service アプリケーション (たとえば、fastsearchquery) を選択します。

  4. 左側のメニューの [FAST Search 管理] を選択します。

  5. [FAST Search 管理] ページの [プロパティ管理] で、[管理プロパティ] をクリックします。

クロールされたプロパティを管理プロパティに追加するには

  1. [管理プロパティ] ページで、[クロールされたプロパティのカテゴリ] をクリックします。

  2. [クロールされたプロパティのカテゴリ] ページで、[JDBC] カテゴリを見つけてクリックします。

  3. [クロールされたプロパティ] ページで、編集するクロールされたプロパティ名をクリックします。

  4. [クロールされたプロパティの編集] ページの [管理プロパティへのマッピング] セクションで、[マッピングの追加] をクリックします。

  5. [マップ先となる管理プロパティの選択 ] ダイアログ ボックスで、設定を構成します。[使用可能な管理プロパティ] ボックスの一覧で、管理プロパティを検索または選択し、[追加] をクリックします。クロールされた同じプロパティにさらに管理プロパティを追加する場合は、操作を繰り返します。[OK] をクリックします。

  6. クロールされたプロパティの値を検索インデックスに含める場合は、[クロールされたプロパティの編集] ページで、[このプロパティの値を検索インデックスに取り込む] チェック ボックスをオンにします。

    このクロールされたプロパティの値に対するクエリを有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。これにより、これらの値が検索インデックスに配置されます。たとえば、クロールされたプロパティが "author" の場合、"Smith" などの簡単なキーワードを入力すると、単語 "Smith" を含むアイテムと、author プロパティが "Smith" のアイテムの両方が検索結果に表示されます。チェック ボックスをオフにした場合、同じアイテムを検索するには、管理プロパティ "author:Smith" に対して検索を実行する必要があります。不必要なプロパティを検索対象に含めると、検索の精度とパフォーマンスが低下することがあります。

  7. [OK] をクリックします。

  8. コネクタを再実行して、変更を反映します。