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プリンシパル エイリアシングについて

 

適用先: FAST Search Server 2010

トピックの最終更新日: 2011-01-25

複数のコンテンツ ソースを持つシステムでは、ユーザーが複数のユーザー ストアの ID を持つ可能性があります (たとえば、Windows ユーザーが、異なる ID の Lotus Notes アカウントも持つ可能性があります)。検索結果を絞り込むためのユーザーのセキュリティ フィルターを生成するには、FSA ワーカー コンポーネントが、すべてのストアにおけるユーザーの ID およびグループを理解している必要があります。FSA では、プリンシパル エイリアシングを使用して、あるユーザー ストアのユーザーおよびグループを、別のユーザー ストア内の対応するユーザーおよびグループにマップします。

プリンシパル エイリアシングでは、XML ファイルを使用して、特定の各セキュリティ ID を、別のストア内の対応するセキュリティ ID にマップしています。XML エイリアス マッピングを作成するには、New-FASTSearchSecurityXMLAliaser コマンドレットを使用します。

FAST Search センターを使用してクエリを実行する場合、資格情報は、通常、SharePoint Server 2010 クレーム ベース認証で認証されます。クレーム セキュリティ ユーザー ストアをセットアップし、これを既定のユーザー ストアにする必要があります。通常、既定のストアの名前は win です。この構成を使用することで、ユーザーは FAST Search コネクタを使用してクロールされたコンテンツ ソースに対してクエリを実行できます。Lotus Notes データベースのドキュメント ACL はクレーム ドメイン ID に一致しないため、FAST Search Lotus Notes コネクタを使用してクロールされたドキュメントに対してクエリを実行することはできません。

See Also

Reference

New-FASTSearchSecurityXMLAliaser

Concepts

FAST Search Lotus Notes Connector を使用するために FAST Search Authorization を準備する