利用状況タイマージョブが失敗する - イベント 8075 (SharePoint 2010 製品)

適用先: SharePoint Foundation 2010, SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2010-02-23

アラート名: 利用状況タイマージョブが失敗しました

イベント ID: 8075

概要: 利用状況データの処理タイマージョブが失敗しました。

現象: 次のイベントがイベントログに記録されます。イベント ID: 8075 説明: 利用状況データの処理タイマージョブが失敗しました。SharePoint サーバーの全体管理サイトの [タイマージョブの状態] ページを使用して、このジョブを再実行できます。

原因: 次の 1 つ以上の問題が原因である可能性があります。

解決策: 利用状況ログがファーム内のすべてのサーバーで動作していることを確認します

この処理を実行しているユーザーアカウントが Farm Administrators SharePoint グループのメンバーであることを確認します。
サーバーの全体管理ホームページで、[システム設定] の [このファームのサーバーの管理] をクリックします。
[ファームサーバー] ページの [サーバー] セクションで、ファーム内にあるすべてのサーバーの名前を記録します。
ファームの各サーバーで以下を行います。Services スナップインで、SharePoint 2010 トレースサービス (SPTraceV4) サービスが有効であり、開始していることを確認します。開始していない場合は開始します。
[ログオン] タブで、各サービスの実行アカウントを記録します。

解決策: 利用状況ログフォルダーが存在することを確認します

イベントで示されているサーバーにログオンします。
イベントで示されているフォルダーに移動します。
フォルダーが存在しない場合、フォルダーを作成します。
SharePoint 2010 トレースサービス (SPTraceV4) の実行アカウントにフォルダーの読み取り、書き込み、および削除のアクセス許可があることを確認します。

解決策: ログデータベースが存在することを確認します

この処理を実行しているユーザーアカウントが Farm Administrators SharePoint グループのメンバーであることを確認します。
サーバーの全体管理のホームページで、[監視] をクリックします。
[監視] ページの [レポート] セクションで [Usage and Health data collection の構成] をクリックします。
[Web Analytics と正常性データの収集の構成] ページの [利用状況データの収集の設定] セクションで、[ログファイルの場所] ボックスに表示されているログフォルダーのサーバーと場所を記録します。
[ログデータベースサーバー] セクションで、[データベースサーバー] ボックスと [データベース名] ボックスに表示されているログデータベースの場所を記録します。
SQL Server Management Studio で、データベースサーバーに接続します。
[データベース] ノードを展開し、データベースが存在していてオンラインになっていることを確認します。

解決策: タイマージョブを再実行します

この処理を実行しているユーザーアカウントが Farm Administrators SharePoint グループのメンバーであることを確認します。
サーバーの全体管理のホームページで、[監視] をクリックします。
[監視] ページの [レポート] セクションで [Usage and Health data collection の構成] をクリックします。
[ジョブの定義] ページで、[Microsoft SharePoint Foundation 利用状況データの処理] タイマージョブをクリックします。
[タイマージョブの編集] ページで、[今すぐ実行] をクリックします。

利用状況タイマー ジョブが失敗する - イベント 8075 (SharePoint 2010 製品)