Share via


ディスク ベースのキャッシュをフラッシュする (SharePoint Server 2010)

 

適用先: SharePoint Foundation 2010, SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2010-06-24

アラート名:   ディスク ベースのキャッシュをフラッシュします

イベント ID: なし

概要:   頻繁に使用される静的なファイルにアクセスする時間を減らす目的で、Microsoft SharePoint Server 2010 はディスク ベース キャッシュを使用します。データベース サーバーからこれらのファイルに、直接、アクセスする代わりに、フロントエンド Web サーバーのディスクにこれらのファイルを保存します。ファーム管理者は、各フロントエンド Web サーバーの Web.config ファイルを変更することによってキャッシュの設定を構成できます。

このアラートは、ディスク ベース キャッシュのコンテンツのいくつかを無効にする変更がユーザーまたは管理者によって加えられたことを示します。これにより、キャッシュ フラッシュのプロセスが起動され、大きいアイテム セットがキャッシュから削除されます。フラッシュは、リソースに負担をかけるプロセスであり、フロントエンド Web サーバーのパフォーマンスに影響する可能性があります。フラッシュ プロセスが終了すると、フロントエンド Web サーバーのパフォーマンスは、通常に戻ります。

ヒント

フラッシュ プロセスの頻度を少なくする場合は、この記事に記載されている 1 つ以上の解決策を実行できます。また、ピーク使用時間中にキャッシュのフラッシュ プロセスを呼び出す可能性のある変更をユーザーまたは管理者が加えないようにすることもできます。

現象:   パフォーマンス カウンター Blob cache flushes / second のしきい値を超えました。

原因:   キャッシュされたコンテンツを無効にする変更がユーザーまたは管理者によって加えられました。たとえば、キャッシュされたアイテムのコンテンツ タイプの変更、リストのスキーマの更新、リストまたはライブラリに対する権限の変更があります。

解決策:   ディスク ベースのキャッシュによって格納されるファイルの種類を変更します

  1. Web.config ファイルを構成する方法については、「Web アプリケーションのキャッシュ設定を構成する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。