User Profile Synchronization Configuration Service が SQL Server に接続できません - イベント 4 (SharePoint Server 2010)
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2010-03-16
アラート名: User Profile Synchronization Configuration Windows Service が SQL Server に接続できません
イベント ID: 4
概要: User Profile Synchronization サービスが、SQL Server のインスタンスに接続できません。サービスが SQL Server のインスタンスに接続できない場合、ユーザー プロファイルの同期は機能しません。
現象: イベント ログに次のイベントが記録されます。イベント ID: 4 説明: Forefront Identity Manager Service が SQL データベース サーバーに接続できません。SQL Server に接続できませんでした。ネットワークの障害、ファイアウォールの構成の誤り、または他の接続の問題が、接続障害の原因である可能性があります。また、SQL Server の接続情報の構成が正しくない可能性があります。Forefront Identity Manager Service コンピューターから SQL Server に到達できることを確認してください。SQL Server が実行していること、ネットワーク接続が有効であること、およびファイアウォールが正しく構成されていることを確認してください。最後に、接続情報が正しく構成されていることを確認してください。この構成は Windows レジストリに格納されています。
原因: ネットワーク接続の問題、または SQL Server のインスタンスでのパスワードの誤りまたは変更のために、SQL Server のインスタンスのデータベースに User Profile Synchronization Configuration Service からアクセスできません。
解決策: データベース サーバーが実行していて使用可能であることを確認します
- データベース サーバーの Services スナップインで、SQL Server (MSSQLSERVER) サービスが実行していることを確認します。
解決策: データベース サーバーとファームの間の接続を確認します
エラーの詳細で示されているアカウントで Microsoft SQL Server Management Studio にログオンし、[接続] をクリックして、[データベース エンジン] をクリックします。
エラーの詳細で示されているサーバー名を入力し、[接続] をクリックします。
解決策: User Profile Synchronization Service の資格情報を確認します
サーバーの全体管理のホーム ページで、[アプリケーション構成の管理] をクリックし、[サービス アプリケーション] セクションで [サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
[サービス アプリケーション] ページで、User Profile Services アプリケーションをクリックします。
[User Profile Service] ページの [同期] セクションで、[同期接続の構成] をクリックします。
接続を右クリックし、[接続の編集] をクリックします。
資格情報および権限コンテナーが接続で提供されていることを確認します。ディレクトリ内のデータを読み書きするために十分なアクセス許可を資格情報が持っていること、および User Profile Synchronization Service の対象がディレクトリ内の正しい組織単位になっていることを確認します。資格情報に、データベース サーバー上のデータベースでの db_owner 固定データベース ロールがあることを確認します。
解決策: データベース アクセスの資格情報を確認します
サーバーの全体管理のホーム ページで、[セキュリティ] をクリックし、[サービス アプリケーション] をクリックします。
[セキュリティ] ページの [一般的なセキュリティ] セクションで、[サービス アカウントの構成] をクリックします。
[サービス アカウント] ページのサービス アカウント ボックスの一覧で、[ファーム アカウント] をクリックします。
このアカウントにデータベース サーバーに対する十分な権限があることを確認します。