シナリオ: テスト ラボまたは開発ラボ - Office 2010 のライセンス認証

 

適用先: Office 2010

トピックの最終更新日: 2015-03-09

このシナリオに推奨されるライセンス認証方法は、キー管理サービス (KMS) またはマルチ ライセンス認証キー (MAK) です。このボリューム ライセンス認証シナリオは、「Office 2010 の KMS ライセンス認証を計画する」、「Office 2010 の MAK プロキシ ライセンス認証を計画する」、および「Office 2010 の MAK 個別ライセンス認証を計画する」で説明している例よりさらに複雑です。

重要

この情報は、Office 2010 のボリュームライセンス版に適用されます。この情報は、サブスクリプションによってライセンスを供与される Office Professional Plus for Office 365 には適用されません。

テスト ラボまたは開発ラボのネットワーク

組織に短期的なテスト ラボとして使用するネットワークがある場合 (これにより、テストまたは開発の完了後にクライアント コンピューターのイメージを作成し直します)、Microsoft Office 2010 の KMS ライセンス認証と MAK ライセンス認証の両方について次の表に示すガイドラインを推奨します。

ネットワークのセットアップ 推奨されるライセンス認証方法

ライセンス認証を必要とするコンピューターが 5 台 (KMS ライセンス認証のしきい値) 以上

単一の KMS ホストを通じての KMS ライセンス認証 (Office 2010 の KMS ライセンス認証を計画する)。

注意

ライセンス認証を必要とするコンピューターが 5 台以上あるネットワークごとに KMS ホストをセットアップできます。

ライセンス認証を必要とするコンピューターが 5 台未満

  1. コンピューターのイメージが 90 日以内に再作成される場合は、ライセンス認証の必要はありません。必要に応じて 25 日の猶予期間をリセットしてください。「Office 2010 のボリューム ライセンス認証を展開する」の「Office 2010 インストールの猶予期限をリセットする」を参照してください。

  2. そうでない場合は、保存されている確認 ID (CID) を使用して MAK プロキシ ライセンス認証 (Office 2010 の MAK プロキシ ライセンス認証を計画する) でライセンス認証します。詳細については、「Office 2010 のボリューム ライセンス認証を計画する」の「MAK のアーキテクチャ」を参照してください。

KMS ライセンス認証方法については、「Office 2010 の KMS ライセンス認証を計画する」を参照してください。

MAK プロキシ ライセンス認証方法については、「Office 2010 の MAK プロキシ ライセンス認証を計画する」を参照してください。

MAK 個別ライセンス認証方法については、「Office 2010 の MAK 個別ライセンス認証を計画する」を参照してください。

考慮事項

Office 2010 のボリューム ライセンス認証用にテスト ラボまたは開発ラボのネットワークを準備するときは、次の点を考慮してください。

  • 運用ネットワークに比べて、ラボ ネットワークのコンピューター数は一般に少ない。

  • ラボ ネットワークの構成はセットアップごとに異なる可能性があり、ライセンス認証方法 (KMS、MAK プロキシ、MAK 個別) も異なる可能性がある。

  • 複数のラボ ネットワークがある場合は、ラボ ネットワークごとに固有のライセンス認証方法が必要である。