SharePoint 2010 から SharePoint 2013 への変更点

 

適用先:SharePoint Foundation 2013, SharePoint Server 2013

トピックの最終更新日:2016-12-16

概要: SharePoint 2013 で廃止された機能について説明します。

ここでは、SharePoint 2013 で使用できなくなった、または削除された SharePoint 2010 製品の機能について説明します。使用できなくなった機能は、製品の以前のバージョンとの互換性を保つよう、SharePoint 2013 にも含まれています。このような機能は、SharePoint 製品の次の主要なリリースで削除されます。SharePoint 2013 の新機能の詳細については、 "" in 「SharePoint 2013 を理解する」の「SharePoint 2013 に関する TechNet 評価記事」を参照してください。

重要重要:
この記事の情報は、SharePoint Foundation 2013と SharePoint Server 2013の両方に適用されます。

この記事の内容

以下の機能は、SharePoint 2013で廃止、または変更されました。

説明:SharePoint Server 2010 のビジュアル アップグレード機能は、SharePoint 2013では使用できません。Office SharePoint Server 2007 から SharePoint Server 2010 にアップグレードするときには、ビジュアル アップグレード機能の使用を選択することができました。これは、インフラストラクチャとデータベース、サイト コレクション、およびフィーチャーを最新のバージョンにアップグレードしつつ、サイト コレクション所有者およびサイト所有者に以前のユーザー インターフェイスを一時的に残せる機能です。これにより、サイト コレクション所有者とサイト所有者は、新しいユーザー インターフェイスでもカスタマイズが動作するように更新できます。データベースおよびサイト コレクションのアップグレードが完了した後で、ユーザーは Web サイトのより詳細なレベル (SPWeb オブジェクト) のユーザー インターフェイスをアップグレードできました。

変更理由: ビジュアル アップグレード機能は、遅延サイト コレクションのアップグレードに置き換えられました。サイト コレクションのアップグレード過程は元に戻せません。遅延サイト コレクションのアップグレードは、ビジュアル アップグレードよりも、より総合的なアップグレード過程です。

ビジュアル アップグレードでは、古いマスター ページ、CSS ファイル、および HTML ファイルだけが維持されました。遅延サイト コレクションのアップグレードには、SPFeature 機能を含め、より多くの要素が維持されます。遅延サイト コレクションのアップグレードを実現する目的で、ビジュアル アップグレードの削除を含め、アーキテクチャの大幅な変更が必要でした。

遅延サイト コレクションのアップグレードでは、ビジュアル アップグレードよりも、よりシームレスに、以前のバージョン (SharePoint Server 2010) から引き続いて UI を使用できます。マスター ページ、CSS、Jscript、および SPFeature は、SharePoint Server 2010 モードのままです。1 つの大きな違いは、ユーザー インターフェイスのアップグレードするレベルが、サイト (SPWeb) ではなくサイト コレクション (SPSite) ごとということです。ビジュアル アップグレードと同様に、ユーザーは、実際に新しい SharePoint 2013 ユーザー インターフェイスに切り替える前に、そのインターフェイスにしたサイトをプレビューできます。しかし、この処理は、サイト コレクションの既存のインスタンスをプレビューするのではなく、そのサイト コレクションの一時的なコピーを作成してそれをアップグレードすることにより行われます。サイト コレクションのコピーをプレビューするのは、サイト コレクションのアップグレード中の複雑さが理由です。サイト コレクションがアップグレードされた後は、ロール バックできません。したがって、プレビューの実行は、サイト コレクションのコピーでのみ可能となります。

移行パス:SharePoint Server 2007 を引き続き使用する目的でビジュアル アップグレードを使用するサイト コレクション管理者は、SharePoint 2013にアップグレードする前に、SharePoint Server 2010 ユーザー インターフェイスに移行する必要があります。コンテンツ データベースがアップグレードされた後で、ユーザーは、遅延サイト コレクションのアップグレードを使用して、自分のサイト コレクションで SharePoint Server 2010 エクスペリエンスを引き続き使用できます。サイト コレクションのアップグレード準備が完了したとき、サイト コレクション管理者は、ファーム管理者から通知を受け取ることができます。次に、サイト コレクション管理者は、そのサイト コレクションのアップグレードを実行するか、そのサイト コレクションの一時的なコピーで、新しい機能をまずプレビューするかを選択できます。

SharePoint ユーザー インターフェイスでは、ビジュアル アップグレードでの依存関係があることがあります。主な依存関係は、ユーザー インターフェイス バージョンを取得して、次に適切な (新しい、またはレガシの) ユーザー インターフェイスを出力することです。ユーザー インターフェイス バージョンが新しいサイト コレクション互換性レベル プロパティに再びマップされるように、ビジュアル アップグレード API 機能は更新されています。これにより、サイトが以前に使用していたのと同じバージョンについての情報が戻されます。これにより、参照先コードを変更する必要はありません。

説明:SharePoint 2013でサイトを作成するとき、ドキュメント ワークスペース サイト テンプレートは使用できません。

変更理由: ドキュメントで共同作業するシナリオは、チーム サイト サイト テンプレートで行われるようになりました。ドキュメント ワークスペース サイト テンプレートは、ユーザーが新しいサイト コレクションを作成するときに使用可能なテンプレートのリストを単純化する目的で、SharePoint 2013から削除されました。

移行パス: ドキュメント ワークスペース サイト テンプレートを使用して作成された既存のサイトは、SharePoint 2013で引き続き動作します。ドキュメント ワークスペース サイト テンプレートは、SharePoint の次のメジャー リリースからは完全に削除され、ドキュメント ワークスペース サイト テンプレートを使用して作成されたサイトはサポートされなくなります。

説明:SharePoint 2013でサイトを作成するとき、個人用設定サイト サイト テンプレートは使用できません。

変更理由: 個人用設定サイト サイト テンプレートは、頻繁には使用されませんでした。ユーザーが新しいサイト コレクションを作成するときに使用可能なテンプレートのリストを単純化する目的で、個人用設定サイト サイト テンプレートは SharePoint 2013から削除されます。

移行パス: 個人用設定サイト サイト テンプレートを使用して作成された既存のサイトは、SharePoint 2013で引き続き動作します。個人用設定サイト サイト テンプレートは、SharePoint の次のメジャー リリースからは完全に削除され、個人用設定サイト サイト テンプレートを使用して作成されたサイトはサポートされなくなります。

説明:SharePoint 2013 でサイトを作成するとき、5 つの会議ワークスペース サイト テンプレートすべてが使用できなくなります。これらには、一般的な会議ワークスペース、空の会議ワークスペース、意思決定の会議ワークスペース、イベントの会議ワークスペース、複数ページの会議ワークスペースが含まれます。さらに、Outlook 2013 から会議ワークスペースとの統合がなくなり、Outlook 2013 での会議ワークスペース作成コマンドがクイック アクセス ツール バーおよびリボンから削除されました。

変更理由:SharePoint 2013と Office 2013には、会議とコラボレーションをサポートするその他の機能があります。たとえば、Lync を使用して、Live Meeting を開催し、OneNote で会議中にメモをとることができ、SharePoint チーム サイトまたは個人用サイトに共有会議メモを保存できます。

移行パス:SharePoint 2013 ユーザー エクスペリエンスにアップグレードされた会議ワークスペース サイト テンプレートを使用して作成されたサイトは、SharePoint 2013 で動作しなくなります。移行計画が決定される間に継続使用が必要な場合には、会議ワークスペース サイト テンプレートを使用するサイトは SharePoint 2010 モードで動作する必要があります。SharePoint 2010 モードで動作時のクライアント統合機能では、Microsoft Office クライアントの 2010 バージョンが必要になります。会議ワークスペース サイト テンプレートは、SharePoint の次のメジャー リリースからは完全に削除され、会議ワークスペース サイト テンプレートを使用して作成されたサイトはサポートされなくなります。

説明:SharePoint 2013でサイトを作成するとき、グループ ワーク サイト テンプレートは使用できません。このテンプレートは、(前バージョンで) チームが情報の作成、整理、および共有に使用できるグループウェア ソリューションを提供していました。グループ ワーク サイト テンプレートには、グループの予定表、回覧板、電話メモ、ドキュメント ライブラリ、およびその他の基本的なリストが含まれます。グループ ワーク サイト テンプレートとグループ ワーク ソリューションは廃止され、SharePoint 2013では使用できません。

変更理由: グループ ワーク サイト テンプレートは、頻繁には使用されませんでした。ユーザーが新しいサイト コレクションを作成するときに使用可能なテンプレートのリストを単純化する目的で、グループ ワーク サイト テンプレートは SharePoint 2013から削除されます。

移行パス: グループ ワーク サイト テンプレートを使用して作成された既存のサイトは、SharePoint 2013で引き続き動作します。グループ ワーク サイト テンプレートは、SharePoint の次のメジャー リリースからは完全に削除され、グループ ワーク サイト テンプレートを使用して作成されたサイトはサポートされなくなります。

説明:SharePoint 2013でサイトを作成するとき、Visio プロセス リポジトリ サイト テンプレートは引き続き使用できます。しかし、Visio プロセス リポジトリ サイト テンプレートは SharePoint の次のメジャー リリースで削除されます。

変更理由: Visio プロセス リポジトリ サイト テンプレートは、頻繁には使用されませんでした。ユーザーが新しいサイト コレクションを作成するときに使用可能なテンプレートのリストを単純化する目的で、Visio プロセス リポジトリ サイト テンプレートは SharePoint 2013から削除されます。

移行パス: 不要です。Visio プロセス リポジトリ サイト テンプレートは SharePoint 2013で使用できます。

説明: 以下のメソッドは SharePoint 2013に含まれていますが、SharePoint の次のメジャー リリースからは削除されます。

  • Microsoft.SharePoint.SoapServer.Webs.CustomizeCss

  • Microsoft.SharePoint.SoapServer.Webs.RevertCss

Webs.CustomizeCss メソッドは、特定のファイルにスタイル シート カスタマイズを適用します。

Webs.RevertCss メソッドは、ファイルのスタイル シート カスタマイズを既定のスタイル シートに復元します。

これらの 2 つのメソッドは Webs.asmx.cs に保存されており、Webswsdl.asps で定義されます。

変更理由: これらのメソッドは古く、不要です。

移行パス: ありません。

説明: イメージング Web サービスは、画像ライブラリを作成し、管理します。イメージング Web サービスは SharePoint の次のメジャー リリースから削除されます。イメージング Web サービスは SharePoint 2013に付属しており、サポートされます。

変更理由: イメージング Web サービスは頻繁には使用されませんでした。イメージング Web サービスの唯一のクライアント アプリケーションである Office Picture Manager は、SharePoint 2013に含まれません。イメージング Web サービスは、セキュリティ脆弱性を減らし、SharePoint 2013に接続する方法を減らして単純化する目的で削除されます。

移行パス: イメージング Web サービスのすべての機能は、クライアント側オブジェクト モデル (CSOM) により使用できます。CSOM は、クライアント側アプリケーションが SharePoint Foundation サーバー オブジェクト モデルのサブセットにアクセスできるようにします。このサブセットには、サイト コレクション、サイト、リスト、およびリスト アイテムのような中核的オブジェクトが含まれます。また、WebDAV (Web 分散オーサリングとバージョン管理) は、クライアントにイメージング Web サービスの主要な機能 (たとえば、アップロード、ダウンロード、名前の変更) を提供します。

説明: Windows 認証を使用する外部データ接続を持つブックは、ブラウザーでは更新できません。この場合は、Excel クライアント プログラムでブックを開くように求められます。データベースを持つブック、あるいは Windows 資格情報が Secure Store Service または接続文字列のどちらかに保存されているブックをブラウザーで編集できます。この変更は、SharePoint Server 2013 の Excel Services が使用されるときではなく、Excel Web Appがブックを表示する目的で Office Web Apps サーバーを使用するときにだけ適用されます。

変更理由: これは SharePoint 2013での設計上の制限事項です。

移行パス: これらのブックは、Excel クライアント プログラムで更新できます。さらに、サービス アプリケーション管理者は、ブックを Office Web Apps サーバーではなく SharePoint 2013で表示するように構成できます。

説明:SharePoint Server 2010 での Web Analytics は廃止され、SharePoint 2013で使用できません。SharePoint 2013の分析処理は、Search service のコンポーネントになりました。

変更理由:SharePoint 2013では、スケーラビリティとパフォーマンスを向上し、SharePoint Online を含むインフラストラクチャを持つ、新しい分析システムが必要とされました。SharePoint 2013の分析処理コンポーネントは、検索インデックス内の内容と、SharePoint サイトで行われたユーザー操作を解析する目的で、分析ジョブを実行します。

SharePoint 2013は、これまで同様に、すべての SharePoint サイトでのクリックをログ記録し、すべてのドキュメントのヒットのカウントを示すことができます。ユーザー データはログ記録プロセスの早い時期に匿名で作成され、分析処理コンポーネントはサービスに対してスケーラブルです。

この分析データは、SharePoint 2013で、新しいアイテム間のおすすめ候補の実現、SharePoint 2013および Search Server ユーザー インターフェイスに埋め込まれているビュー カウントの表示、サイトとリストでの上位のアイテムのレポート、検索の重要性アルゴリズムを調整する目的で使用されます。

アップグレード後の Web Analytics Web Analytics Service は、SharePoint 2013の分析処理コンポーネントにアップグレードされません。SharePoint 2013にアップグレードするとき、SharePoint Server 2010 での Web Analytics からのデータを含むデータベースは削除されません。これらのデータベースは、SharePoint 2013の分析処理コンポーネントでは、使用されず、管理もされません。これにより、SharePoint Server 2010 の、アップグレードされたサイト内のドキュメントでは、0 のヒット カウントが表示されることになります。

SharePoint 2013にアップグレードするとき、SharePoint Server 2010 の Web Analytics からのデータを含むデータベースを接続してアップグレードすることはしないでください。SharePoint 2013にアップグレードするコンテンツ データベースをコピーする前に、SharePoint Server 2010 環境の Web Analytics をオフにすることを推奨します。

サイト内の上位アイテムのレポートは Web Analytics から引き継がれます。ブラウザー トラフィック、サイトの上位ユーザー、および参照元の URL を示すレポートは引き継がれず、SharePoint 2013の分析処理コンポーネントでは使用されません。

ファーム内のサイト コレクションのクォータ利用状況の管理レポートは、SharePoint 2013で使用できません。

SharePoint 2013は、Web Analytics Web パーツをサポートしません。ファームが SharePoint 2013にアップグレードされた後では、Web Analytics Web パーツのすべてのインスタンスは機能しなくなります。Analytics Web パーツを含むページが表示され、Web パーツはサポートされなくなったことをユーザーに知らせるメッセージが表示されます。

移行パス: ありません。SharePoint 2013での分析処理用のデータ収集が、SharePoint Server 2010 サイトを含め、各サイトに対してすぐに開始されます。

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説明: 宣言型マークアップと JavaScrip のみが含まれるセキュリティで保護されたソリューション -- セキュリティで保護されたコードなしのソリューション (NCSS) -- の開発は引き続き可能ですが、セキュリティで保護されたソリューション内のカスタムのマネージ コードの使用は廃止されました。

変更の理由: マネージ コードを使用する必要があるシナリオに代わるものとして、新しい SharePoint アプリ モデルが導入されました。今後の投資はすべてこの新しい SharePoint アプリ モデルをさらに充実させ強力にするために行われます。このアプリ モデルでは、アプリのランタイムから SharePoint コア プロダクトが切り離されるため、柔軟性を大幅に向上させることができ、選択した環境でコードを実行することができます。

セキュリティで保護されたコード化ソリューションへ投資をされたお客様がいることは理解していますが、責任を持って段階的に撤退していきます。

移行パス: 新しい開発はすべて、可能であれば新しいアプリ モデルを使用することをお勧めします。ファーム ソリューションまたはセキュリティで保護されたコード化ソリューションを開発する必要があるシナリオでは、より緩やかに疎結合する開発モデルに簡単に変更できるように設計することをお勧めします。

説明:SharePoint Server 2013 でサイトを作成するとき、空のサイトのサイト テンプレートは使用できません。

変更理由: チーム サイト サイト テンプレートで同じ機能が提供されています。ユーザーが新しいサイト コレクションを作成するときに使用可能なテンプレートのリストを単純化する目的で、空のサイトのサイト テンプレートは SharePoint Server 2013 から削除されました。

移行パス: 空のサイトのサイト テンプレートを使用して作成された既存のサイトは、SharePoint Server 2013 で引き続き動作します。空のサイトのサイト テンプレートは、SharePoint の次のメジャー リリースからは完全に削除され、空のサイトのサイト テンプレートを使用して作成されたサイトはサポートされなくなります。

説明: 組織プロファイル機能は SharePoint Server 2013 で廃止されます。組織プロファイルには、組織の階層を記述するチーム、部門、他の情報など、組織に関する詳細な情報が含まれます。

変更理由: ID に関する SharePoint の機能はユーザーとグループのコア概念を中心に発展を続けますが、OrgID に関する開発はこれ以上行われません。

移行パス: 組織プロファイルに基づく既存のソリューションは、SharePoint 2013 でも引き続き動作します。組織プロファイルの機能は SharePoint の次回のメジャー リリースからは完全に削除され、組織プロファイルを使用して作成されたソリューションはサポートされなくなります。

以下の機能は、SharePoint Foundation Search で変更されました。

説明: SharePoint Foundation 2013 の検索機能は変更され、現在は SharePoint Server と同じ検索実装に基づきます。多くの点で強化されていますが、同時に、検索構成が非常に難しいという意味でもあります。

変更理由: SharePoint Server と SharePoint Foundation の間で基本機能が調整されました。

移行パス: 検索設定の移行はサポートされません。

以下のセクションでは、SharePoint Server で廃止された検索機能について詳しく説明します。

説明: SharePoint 2013 では、Web ベースのインターフェイスを使用してトポロジの現在の状態を表示します。Windows PowerShell を使用してトポロジを変更します。また、SharePoint Server 2010 にはトポロジを変更する Web ベースのオプションもあります。

変更理由: SharePoint 2013 のコア検索アーキテクチャのトポロジが複雑かつ柔軟になり、Windows PowerShell を使用して従来よりもトポロジの変更を効率的に行えるようになりました。

移行パス: Windows PowerShell を使用して検索トポロジを変更します。

説明: SharePoint Server 2010 では、シーソラス ファイルに <diacritics_sensitive> 要素が含まれています。この要素は、シーソラスの用語を含むクエリを展開するときに、アクセント記号などの分音記号を検索システムで無視または適用する必要があるかを指定します。既定では、<diacritics_sensitive> 要素はゼロに設定され、分音記号を無視します。

SharePoint 2013 では、<diacritics_sensitive> 要素は使用できません。代わりに、シーソラスの用語を含むクエリ用語を照合するときは、分音記号が常に考慮されます。

発音記号のバリエーションは、クエリ用語と自動的には一致しません。したがって、類義語によってクエリ用語が展開されることはほとんどありません。たとえば、シーソラス項目 <munchen> とクエリ用語 <münchen> は一致しません。

変更理由: 機能に使用上の制限があります。SharePoint Server 2010 と同じ動作を獲得するには、発音記号のバリエーションをシーソラスに追加します。

移行パス: 発音記号を区別しないことを指定するタグが付けられた類義語辞典を更新します。類義語辞典を更新するには、関連用語の発音記号のバリエーションを追加します。

説明: シーソラス置換モードは、SharePoint 2013 で廃止されました。

SharePoint Server 2010 では、シーソラスの項目を、元の用語だけでなく、クエリにも追加される展開として分類できます。同様に、これらの項目を、クエリ内の元の用語の置換として分類することもできます。

SharePoint 2013 では、シーソラスの置換のサポートを中止しました。シーソラスの項目はすべて展開で、元の用語はクエリから削除されません。元のクエリ用語はインデックスの検索時に常に評価されます。同義語または単語をインデックスから削除できません。

変更理由: 機能に使用上の制限があります。また、関連性について不要な副次的な作用が発生することがあります。

移行パス: 同等の機能はありません。

説明: 検索クエリ Web サービスは、SharePoint 2013 で廃止されました。

SharePoint Server 2010 では、検索クエリ Web サービスは、クライアント アプリケーションに SharePoint Enterprise Search 機能を公開しています。そのため、ユーザーは SharePoint サイトのコンテキスト外でクライアントと Web アプリケーションから検索結果にアクセスできます。

変更理由: 検索クエリ Web サービスは廃止されました。Office 規模の拡張機能の開発にはクライアント オブジェクト モデル (CSOM) と、新たに REST ベースの Web サービスを使用できます。CSOM は、検索クエリ Web サービスと同じ機能と、スタンドアロン クライアント アプリケーション用の大規模機能セットを公開します。

移行パス: 検索クエリ Web サービスを使用するのではなく、CSOM または REST ベースの Web サービスを使用するようにカスタム検索ソリューションを変更します。

説明: 検索 RSS 機能は、SharePoint 2013 で廃止されました。Windows 7 のエンタープライズ検索を実行する機能は、検索 RSS に依存し、この要素も SharePoint 2013 で廃止されました。

RSS リンクは結果ページに表示されなくなりました。代わりに、検索通知リンクが使用されます。

サイト コレクションを SharePoint 2013 にアップグレードするまでは、SharePoint 2010 バージョンの検索センターで RSS の使用を続行できます。ただし、検索センターを SharePoint 2013 にアップグレードすると、RSS を使用できなくなります。SharePoint 2013 では、特定のアプリケーションや RSS リーダーのニーズをターゲットにしたクライアント オブジェクト モデル (CSOM) を使用するカスタム RSS フィードを作成できます。

変更理由: 使用可能な RSS リーダーのうち、クレーム認証をサポートしている RSS リーダーはほとんどありません。SharePoint 2013 では、クレーム認証は既定の認証モデルです。クレーム認証では、RSS リーダーは認証 Cookie がキャッシュされている間、機能します。ただし、Cookie の有効期間を過ぎると、認証を更新できなくなるため、RSS リーダーは機能を停止します。

移行パス: サイトを SharePoint 2013 に移行すると、検索結果に変更があることを知らせる検索ベースの通知を作成できます。また、UX 拡張機能プラットフォームを使用して、SharePoint ドキュメント ライブラリにカスタム RSS フィードを作成することもできます。

説明: SharePoint 2013 では、カスタム ワード ブレーカー辞書の形式が変更されました。SharePoint 2013 では、1 つの言語に依存しない辞書のみを作成できます。SharePoint Server 2010 では、言語固有のカスタム辞書 (言語ごとに辞書を 1 つ) を作成して、エンタープライズ検索のワード ブレーカーの動作を編集できます。東アジア (CJK) 言語のワード ブレーカーの動作については、SharePoint 2013 では変更されていません。

SharePoint 2013 では、以前のバージョンの SharePoint Server で使用したカスタム ワード ブレーカー辞書はサポートされません。

変更理由: SharePoint 2013 の検索処理フレームワークが新しくなり、ワード ブレーカーの操作方法が変更されました。

移行パス: 既存のカスタム辞書を 1 つの言語に依存しない辞書に統合する必要があります。

説明: SharePoint 2013 では、レジストリでのステミングの構成はサポートされません。レジストリのステミング エントリを変更しても検索時に影響しません。SharePoint Server 2010 では、ステミングのオン/オフを切り替えることができ、レジストリを変更すれば、ステミングをサードパーティのステマーに置き換えることもできます。SharePoint 2013 では、サードパーティのステマーは使用できません。

変更理由: この機能には使用上の制限があります。

移行パス: カスタム ステマーに対して使用できる移行パスはありません。検索結果 Web パーツではステミングを有効または無効にできます。

説明: SharePoint Server 2010 では、SQL 構文を使用して複雑な検索クエリを作成できました。

SharePoint 2013 の検索では、カスタム検索ソリューションのために FAST クエリ言語 (FQL) 構文とキーワード クエリ言語 (KQL) 構文をサポートしています。カスタム検索ソリューションでは SQL 構文を使用できません。

クエリ オブジェクト モデルと以前のバージョンの SharePoint Server で作成されたクエリ Web サービスで SQL 構文を使用するカスタム検索ソリューションは、SharePoint 2013 にアップグレードすると、機能しなくなります。これらのアプリケーションを使用してクエリを発行すると、エラーが発生します。

変更理由: SharePoint 2013 では、コア検索アーキテクチャが変更され、SQL 構文がサポートされなくなりました。

移行パス: KQL 構文または FQL 構文のどちらかをクエリに使用するように現在の検索ソリューションを変更します。

説明: Office 2010 の SharePoint Server Search では、浅い絞り込み条件をサポートしました。FAST Search Server 2010 for SharePoint では、浅い絞り込み条件と深い絞り込み条件をサポートします。SharePoint 2013 では、深い絞り込み条件のみをサポートします。

検索の絞り込みには深い絞り込み条件を使用することをお勧めします。SharePoint 2013 では、深い絞り込み条件は、既存の FAST Search Server 2010 for SharePoint 機能に対する機能拡張として提供されます。たとえば、SharePoint 2013 では、各絞り込み条件のリソース使用率が向上しています。

SharePoint 2013 では、以前のバージョンの製品の場合と同様に、絞り込み条件を表示できます。ただし、絞り込み条件の計算方法は変更されています。絞り込み条件は、完全な結果セット全体で集約されるインデックス構造に基づいて作成されます。

変更理由: 浅い絞り込み条件は、深い絞り込み条件の強化された実装に置き換えられました。

移行パス: 特定の移行手順は不要です。

以下のセクションでは、FAST Search Server 2010 for SharePoint で廃止された機能について詳しく説明します。

説明: FAST Search データベース コネクタは SharePoint 2013 ではサポートされません。

変更理由: SharePoint 2013のコネクタ フレームワークは、BCS フレームワークとビジネス データ カタログ コネクタに統合されます。

移行パス: FAST Search データベース コネクタを、BCS フレームワークのビジネス データ カタログ ベースのインデックス コネクタに置き換えます。

説明: FAST Search Lotus Notes コネクタは SharePoint 2013 ではサポートされません。

Lotus Notes インデックス コネクタ (BCS フレームワーク) は、FAST Search Lotus Notes コネクタと同様の機能を備えています。FAST Search Lotus Notes コネクタは Lotus Notes セキュリティ モデルをサポートします。これには Lotus Notes ロールなどが含まれ、Lotus Notes データベースを添付ファイルとしてクロールできます。

変更理由: SharePoint 2013のコネクタ フレームワークは、BCS フレームワークとビジネス データ カタログ コネクタに統合されます。

移行パス: FAST Search Lotus Notes コネクタを、Lotus Notes インデックス コネクタまたはサードパーティのコネクタに置き換えます。

説明: FAST Search Web クローラーは SharePoint 2013 ではサポートされません。

SharePoint 2013 クローラーは、FAST Search Web クローラーと同様の機能を備えています。

変更理由: クローラーの機能は、一貫性と操作の容易さを維持するために 1 つのクローラー実装に統合されます。

移行パス: 標準 SharePoint 2013 クローラーを使用します。次の表に、FAST Search Web クローラーと SharePoint 2013 クローラーとの違いを示します。

 

機能 FAST Search Web クローラー SharePoint 2013 クローラー

ドキュメントを再フィードする

既にダウンロード済みのドキュメントを再クロールしなくても、インデックスに再フィードできます。

同様の機能を使用して完全な再クロールを実行できますが、フィードのパフォーマンスは少し低下します。

動的に生成されたリンクとコンテンツを Java から抽出する

動的に生成されたリンクとコンテンツを JavaScript から抽出できます。

サポート中止。SharePoint 2013 で代替機能はありません。

言語に特化したクロール

動的に生成されたリンクとコンテンツを JavaScript から抽出できます。言語に特化したクロールを実行できます。

クロールを特定の言語に特化できます。ただし、そのためには、特定の言語と一致するドキュメントのコンテンツからのリンクに従う必要と、それらのコンテンツを保存する必要があります。

この機能は、大規模なクロールで使用することを想定したもので、特定の言語をターゲットにしますが、クロールをトップ レベル ドメインに制限しません。

サポート中止。SharePoint 2013 で代替機能はありません。

URI を変更する

URI をクロールする前に変更できます。

URI をこのように変更できることで、URI の一部の機能 (動的コンポーネントなど) を削除したり、ホスト名を変更したりすることもできます。

検索管理の "サーバー名の再マッピング" 機能を使用して、プレフィックスタイプの URI の書き換えを適用できます。その結果、URI の最も関連性の高い変更を実行できます。

説明: 類似結果の検索機能は、SharePoint 2013 では使用できません。類似結果の検索機能は、FAST Search Server 2010 for SharePoint でサポートされる機能で、既に取得されている検索結果の中から類似する結果を検索できます。

変更理由: 類似結果の検索機能を使用できる場所が、クエリ統合インターフェイス内に限定されるうえ、さまざまなシナリオで適切な結果を一貫して取得できません。

移行パス: 使用可能な移行パスはありません。

説明: FQL 機能は、SharePoint キーワード クエリ言語 (KQL) 構文に合わせて調整されています。

次の表に、SharePoint 2013 で廃止された FAST クエリ言語 (FQL) 機能を示します。

 

FQL 演算子または機能 SharePoint 2013 で変更された機能

ANY 演算子

この演算子の機能は OR 演算子の機能と同じです。

RANK 演算子

この演算子は受け付けられますが、結果ランキングに影響しません。

XRANK 演算子

この演算子の構文は新しく、柔軟性が向上しています。

この構文は古く、廃止されました。

boost パラメーターは、新しい cb パラメーターにマップされます。boostall パラメーターは無視されます。

STRING 演算子

N パラメーターは受け付けられますが、無視されます。

MINEXPANSION/MAXEXPANSION パラメーターはサポートされません。

ANNOTATION_CLASS パラメーターはサポートされません。

MODE パラメーターの場合、次の機能を持つ引数が廃止されます。

  • ANY: OR モードと同じです。

  • NEAR/ONEAR: AND モードと同じです。

  • SIMPLEALL/SIMPLEANY: このクエリ文字列引数は、KQL クエリ構文に従って評価されます。

数値型データの暗黙的な入力

FQL パーサーは検索スキーマに対応していないため、数値型データの暗黙的な入力は一部しかサポートされません。

変更理由: 冗長な構文機能を SharePoint 2013 から削除して、クエリ構文を簡略化します。

移行パス: 次の表に、廃止される FQL 演算子や機能に代わって、新しく使用される演算子や機能を示します。

 

廃止される FQL 演算子または機能 代わりに使用される演算子または機能

ANY 演算子

WORDS 演算子

RANK 演算子

XRANK 演算子

XRANK 演算子

新しい構文

STRING 演算子

近接演算には NEAR/ONEAR 演算子を使用します。エンドユーザー クエリ テキストのマッピングには KQL モードを使用します。

数値型データ

数値型データを明示的に入力します。int/float/decimal 演算子のいずれかを使用するか、クエリで一貫して decimal/float 構文 (常に小数点を含める) を使用します。

説明: FAST Search Server 2010 for SharePoint では、URL 関連の管理プロパティ (サイト、パスなど) は、テキスト文字列としてトークン作成され、URL の任意のサブパートをクエリできます。たとえば、URL プロパティに対して STARTS-WITHENDS-WITHPHRASE、近接クエリを実行できます。"/"、"_"、"-" などの特殊文字は、単語の区切り文字として処理されます。

SharePoint 2013 では、URL 全体が 1 つの単語としてトークン作成されます。これには、"/"、"_"、"-" などの特殊文字も含まれます。これらの管理プロパティをクエリするには、次の方法を使用します。

  • サイトまたはパスを表す文字列全体を検索します。

  • サイトまたはパスの先頭部分を検索します。

  • サイトの管理プロパティの場合、クエリ式の中でプロトコル部分 (http、https) を省略し、さらに、ドメイン アドレスの先頭部分を省略します。

変更理由: SharePoint 2013 の実装は、SharePoint Server 2010 Search に合わせて調整されます。FAST Search Server 2010 for SharePoint 実装では、クエリのパフォーマンス コストが非常に高く、特に完全 URL または URL の先頭部分を検索した場合は深刻です。

移行パス: 次の表では、SharePoint 2013 URL クエリ構文と一致するように FAST Search Server 2010 for SharePoint クエリ式を変更する方法について詳しく説明します。

 

一致対象 変更後

URL 文字列全体

文字列を厳密に検索します。URL に含まれる特殊文字も一致する必要があります。PHRASE 演算子は使用しないでください。

URL の先頭部分

ワイルドカード文字を使用しないでください。

URL の任意の部分

  • 関連するクロールされたプロパティを、テキスト型の追加の管理プロパティにマップします。

  • この管理プロパティをクエリのプロパティ フィルターとして使用します。

説明: SharePoint 2013 では、検索スコープは、検索先に自動的に変換されます。

FAST Search Server 2010 for SharePoint では、次の表に示すように、検索スコープに追加のフィルタリング条件を指定できます。

 

フィルター 説明

FQL スコープ

これらのフィルターには FQL 構文を含めることができます。SharePoint 2013 では、移行後の FAST Search スコープ フィルターを使用できますが、これらのフィルターを変更することはできません。

クエリの代替フルテキスト インデックス

このフィルターは、クエリのフルテキスト部分に、既定以外のフルテキスト インデックスを提供します。

SharePoint 2013 では、代替フルテキスト インデックスを含む移行後の FAST Search スコープ フィルターを使用できます。ただし、これらのフィルターを検索先に変更または変換することはできません。

変更理由: 検索スコープ機能が検索先の強化された機能に置き換えられました。詳細については、「SharePoint Server 2013 で検索先を構成する」をご覧ください。

移行パス: FQL スコープ フィルターを対応する検索先に変換する必要があります。クエリ構文で代替フルテキスト インデックスを使用できます。

説明: FAST Search Server 2010 for SharePoint の検索アンチフレージング機能は、SharePoint 2013 ではサポートされません。

アンチフレージングは、"who is"、"what is"、"how do I" など、インデックスを作成する必要がないフレーズをクエリから削除します。これらのアンチフレーズは静的な辞書にリストされます。この辞書をユーザーは編集できません。

SharePoint 2013 では、これらのフレーズはクエリから削除されません。代わりに、インデックスの検索時に、すべてのクエリ用語が評価されます。

変更理由: FAST Search Server 2010 for SharePoint 機能は、カスタマイズ オプション数に限りがあり、使用上の制限があります。

移行パス: ありません。

説明: 検索時に不快感を与えるコンテンツをフィルタリングする機能は、SharePoint 2013 で廃止されました。

FAST Search Server 2010 for SharePoint では、不快感を与えるコンテンツをフィルター処理するかどうかを選択できます。不快感を与えるコンテンツのフィルタリングは既定で有効になりません。

SharePoint 2013 では、不快感を与える可能性があるコンテンツを含むドキュメントのインデックスを作成できなくなりました。

変更理由: 機能に使用上の制限があります。

移行パス: ありません。

説明: 部分文字列の検索機能は、SharePoint 2013 で削除されました。

FAST Search Server 2010 for SharePoint では、部分文字列の検索 (N-gram インデックス方式) は、東アジア言語で統計トークナイザーと共に使用できます。部分文字列の検索は、通常のトークン化があいまいなケース (製品名や、統計トークンナイザーの一部ではない他の概念など) で使用すると便利です。

変更理由: 機能に使用上の制限があります。また、インデックスに関するハード ディスクの要件が非常に多岐にわたります。

移行パス: ありません。

説明: SharePoint 2013 では、あらかじめ定義されている抽出機能を使用して、ドキュメントから個人名や場所を抽出できません。

SharePoint 2013 では、カスタム抽出機能を使用して、個人名と場所を抽出できます。FAST Search Server2010 for SharePoint のあらかじめ定義されている抽出機能と、SharePoint 2013 のカスタム抽出機能との違いは、後者は辞書エントリにのみ基づくのに対し、前者は抽出ルールも使用するという点です。

変更理由: この機能には使用上の制限があり、通常はさまざまなカスタマイズが必要です。ほとんどのケースで、お客様固有の辞書を使用することをお勧めします。

移行パス: 個人名と場所の抽出には、カスタム抽出機能を使用します。

説明: SharePoint 2013 では、カスタム エンティティ抽出機能を定義できる数は 12 個に制限されています。

FAST Search Server 2010 for SharePoint Service Pack 1 (SP1) では、カスタム抽出機能の定義数に制限はなく、いくつでも定義できます。カスタム エンティティ抽出機能を使用して、検索結果ページで絞り込み条件を指定できます。

SharePoint 2013 では、12 個のカスタム エンティティ抽出機能があらかじめ定義されています。

  • 完全一致抽出機能 (大文字小文字を区別しない) が 5 つ

  • 部分一致抽出機能 (大文字小文字を区別しない) が 5 つ

  • 完全一致抽出機能 (大文字小文字を区別する) が 1 つ

  • 部分一致抽出機能 (大文字小文字を区別する) が 1 つ

変更理由: あらかじめ定義されている一連のカスタム エンティティ抽出機能を使用すると、コンテンツ処理アーキテクチャは、よりシンプルに、かつ使いやすくなります。

移行パス: あらかじめ定義されている一連のカスタム エンティティ抽出機能を使用します。

説明: SharePoint 2013 では、ほとんど使用されることのない古いドキュメント形式はサポートされなくなりました。これらのドキュメント形式には、FAST Search Server 2010 for SharePoint で Advanced Filter Pack を有効にしてサポートされる形式が該当します。ULS ログとクロール ログの両方にクロールされなかったアイテムが示されます。

SharePoint 2013 では、サポートされる一連のドキュメント形式の中でも、既定で有効になるドキュメント形式の数が増えています。また、これらの形式に対するドキュメント解析の品質も向上しています。

変更理由: インデックス用のファイル形式が古くなり、サポートを中止します。

移行パス: パートナーと共に、インデックスを今後作成できないファイル形式の、IFilter ベースのバージョンを作成できます。

説明: FAST Search Server 2010 for SharePoint のコンテンツ処理の機能拡張は、SharePoint 2013 で変更されました。コンテンツ処理では、インデックスの作成および検索用のアイテムをコンテンツ ソースから準備します。FAST Search Server 2010 for SharePoint のコンテンツ処理の機能拡張では、カスタム コードを実行するサンドボックスを使用します。詳細については、MSDN の FAST Search に関する記事 http://msdn.microsoft.com/library/ff795801.aspx をご覧ください。

SharePoint 2013 は、コンテンツ処理の機能拡張用の新しい Web インターフェイスを備えています。

この機能の新しい実装は、次の点で機能が強化されています。

  • サンドボックスの呼び出しと比較して、Web サービスの呼び出しでは、カスタム コードの実行場所について柔軟性が向上しています。

  • Web サービスの呼び出し用のトリガーを定義して、パフォーマンスを最適化できます。

  • コンテンツ処理は、クロールされたプロパティに対してではなく、管理プロパティに対して実行されます。これにより、変更されたアイテムの管理が簡単になります。

変更理由: 検索のコンテンツ処理アーキテクチャがパフォーマンスと柔軟性を高めるために変更されました。

移行パス: 新しい SharePoint コンテンツ処理コンポーネントと統合するには、コードを変更する必要があります。カスタム コンテンツ処理コードは Web サービスとしてパッケージされる必要があります。

説明: FAST Search Server 2010 for SharePoint には、コンテンツ処理パイプラインの一部として、カスタム XML アイテムの処理機能が含まれています。カスタム XML アイテムの処理は SharePoint 2013 ではサポートされません。

変更理由: SharePoint 2013 では、コンテンツ処理アーキテクチャが変更されました。カスタム XML アイテムの処理機能は削除されました。SharePoint 外にマッピング機能を実装することをお勧めします。

移行パス: カスタム XML アイテムの処理は、コンテンツ処理パイプラインの外側で実行できます。そのためには、たとえば、XML コンテンツを SharePoint リストまたはデータベース テーブルにマッピングします。

説明: DocPush は、テストおよび診断コマンドライン ツールで、テスト用ドキュメントを FAST Search Server 2010 for SharePoint インデックスに送信します。同様のコマンドライン ツールを SharePoint 2013 では使用できません。

変更理由: フィードとクロールの管理および診断が SharePoint 2013 では変更されました。

移行パス: ありません。SharePoint でテスト用ドキュメントやリストを作成して、クロールとフィードをテストします。アイテムを検索インデックスから削除するか、アイテムにエラーがないかどうかを確認するには、クロール ログを使用できます。詳細については、「検索診断を表示する (SharePoint Server 2013)」を参照してください。

検索結果からアイテムを削除するには、クエリと結果の検索結果の削除機能を使用します。「SharePoint Server 2013 で検索インデックスまたは検索結果からアイテムを削除する」を参照してください。

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