FOPE のスパム報告のガイドライン

 

適用対象: Office 365 Enterprise, Live@edu, Forefront Online Protection for Exchange

Forefront Online Protection for Exchange では、すべてのお客様からスパムの報告を受け付けています。スパム チームは、報告された各メッセージ内の指標 (送信元アドレス、送信 IP アドレス、キーワード、キャッチフレーズ、転送頻度、その他の傾向やパターンなど) を調べます。この情報を確認した後、スパム チームは Forefront Online Protection for Exchange のスパム フィルター層に対して、関連する変更を行います。変更後、そのメッセージはスパムとして分類されます。

フィルター処理されないスパム メッセージの送信

フィルター処理されないスパム メッセージをスパム分析チームに報告する最適な方法は、完全なインターネット ヘッダーを付けたまま、フィルター処理されないスパム メッセージを abuse@messaging.microsoft.com に送信することです。スパム報告用エイリアスを送信するときは、必ず次のようにしてください。

  • フィルター処理されない元のスパム メッセージと共に完全なインターネット ヘッダーを送信してください。インターネット ヘッダーが削除されるため、フィルター処理されないスパム メッセージをそのまま転送しないでください。

  • 元のスパム メッセージを、スパム評価チーム (abuse@messaging.microsoft.com) に送信してください。決してスパム メッセージまたは件名行を変更しないでください。

  • サービスを最大限に活用するには、フィルター処理されないスパムをすみやかに送信してください。スパム メッセージを最初に受信してから数日後に評価チームに送信すると、既にトリアージされている可能性があるため、多くの場合、手遅れとなります。

報告がより効果的に処理されるようにするには、電子メール メッセージごとにスパム サンプルを 1 つだけ送信してください。また、完全なインターネット ヘッダーを含めることが重要です。これを行うには、問題のメッセージを添付ファイルとして元の完全なインターネット ヘッダーと共に送信するか、または迷惑メールのプラグインを使用します (このプラグインは、組織により Microsoft Office Outlook 2003 または Outlook 2007 の一部のユーザーが使用できます)。

メッセージの最上部にそのメッセージのインターネット ヘッダーを付けて、フィルター処理されないスパム メッセージを abuse@messaging.microsoft.com に送信してください。多くの一般的な電子メール クライアントから手動でヘッダーを抽出する方法については、サポート インシデントの追跡システムで、「スパムを報告する方法」というサポート技術情報の記事を検索してください。

スパムの評価および報告プロセスの詳細については、「FOPE でのスパム送信と評価について」を参照してください。