プロジェクト キュー ジョブの 1 日あたりの平均待機時間

 

適用先: Project Server 2010, Project Server 2013

トピックの最終更新日: 2013-12-18

要素 ID/ルール名:   Project_Queue_Jobs_Average_Wait_Time_Per_Day

概要:   このアラートは、処理前にジョブがキューで待機している平均時間が、このルールに設定されているしきい値を超えたことを示します。これにより、サービス レベルが満たされているかどうかを直接判断できます。このアラートが繰り返し発生する場合は、サービスが低下していることを示しています。

注意

平均待機時間は次のように計算されます。
平均待機時間 = 処理のためにジョブが取得された時間 – ジョブがキューに入った時間

原因:   以下のような原因が考えられます。

  • ジョブが Project Server アプリケーション サーバーのキューでブロックされています。

  • Project Server アプリケーション サーバーがオーバーロードになっている可能性があります。

  • Project Server アプリケーション サーバーのジョブ処理用スレッドの数が、ジョブのインフローに対応するために必要な数より少ない可能性があります。

解決策:

次の手順を実行します。

  1. Windows NT イベント ログとトレース ログを確認して、ジョブがキュー内でブロックされているかどうかを検証し、適宜トラブルシューティングします。

  2. 問題が引き続き発生する場合は、影響を受けるサーバーでパフォーマンス カウンター (Processor、Memory、および PhysicalDisk) を監視して、問題が Project Server アプリケーション サーバーのオーバーロードによるものかどうかを判断します。

    重要

    これらのパフォーマンス カウンターがボトルネックを示す場合は、ボトルネックの原因になっているコンポーネントをアップグレードするか、複数のサーバー間でロード バランスされるように、2 つ以上の Project Server アプリケーション サーバーをサービス アプリケーションとして追加します。

    警告

    別のサービス アプリケーションをファームに追加すると、ファームとキューのインフラストラクチャにより自動的にロード バランシングが実行されます。これらのパフォーマンス カウンターが、Project Server アプリケーション サーバーがボトルネックではないことを示しているが、平均待機時間が長いままの場合は、Project Server アプリケーション サーバーのジョブ処理用スレッドの数が、ジョブのインフローに対応するために必要な数より少ない可能性があります。ジョブ処理用スレッドの数を増やすこともできます。

  3. 以下の手順を使用して、ジョブ処理用スレッドの数を増やします。

    1. Microsoft Project Web App に管理者としてログオンします。

    2. サイド リンク バーの [サーバー設定] をクリックします。

    3. [サーバー設定] ページの [キュー] セクションで、[キューの設定] をクリックします。

    4. [キューの設定] ページの [ジョブ処理用スレッドの最大数] セクションで、使用するスレッドの最大数を入力します。

      注意

      この設定は、特定の Project Web App サイト用です。つまり、Project Server アプリケーション サーバーに 3 つの Project Web App サイトがあり、各サイトのスレッド数を 4 に設定すると、サービス アプリケーションのジョブ処理用スレッドの合計数は 12 (3 * 4 = 12) になります。ジョブ処理用スレッドの合計数を非常に高く設定するとサーバーのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるため、このことを認識することは重要です。