[State Service の期限切れセッションの削除] タイマー ジョブが有効になっていません (SharePoint Server 2010)

 

適用先: SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2010-06-23

ルール名:   [State Service の期限切れセッションの削除] タイマー ジョブが有効になっていません

概要:   State Service では、期限切れのセッションのデータを State Service データベースから削除するのにタイマー ジョブを使用します。このタイマー ジョブが有効でないと、State Service データベースをホストするサーバーでディスクの空き領域が不足し、SharePoint ファームが機能しなくなります。

原因:    [State Service の期限切れセッションの削除] タイマー ジョブが有効になっていません。

解決策:   サーバーの全体管理を使用して、タイマー ジョブを有効にします。

  1. この手順を実行しているユーザー アカウントが Farm Administrators グループのメンバーであることを確認します。

    注意

    タイマー ジョブの設定はファーム全体が対象であり、ファーム内の個々のサーバーに対して設定することはできません。

  2. サーバーの全体管理のホーム ページで、[監視] をクリックします。

  3. [監視] ページの [タイマー ジョブ] セクションで、[ジョブ定義の確認] をクリックします。

  4. [ジョブの定義] ページで、[State Service の期限切れセッションの削除] タイマー ジョブをクリックします。

  5. [タイマー ジョブの編集] ページで、目的のスケジュールを指定し、[有効] をクリックします。

解決策:   Windows PowerShell を使用して、タイマー ジョブを有効にします。

  1. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。

  2. [スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。

  3. [Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。

  4. [SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。

  5. Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。

    Enable-SPTimerJob StateServiceExpiredSessionJobDefinition
    

詳細については、「Enable-SPTimerJob」を参照してください。

注意

コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。