Web Analytics: Report Consolidator コンポーネントの状態の監視

 

適用先: SharePoint Foundation 2010

ルール名: Web Analytics: Report Consolidator コンポーネントの状態の監視

概要: 通常、Report Consolidator コンポーネントの実行時間が 2 時間を超えることはありません。このルールは、実行時間が 5 時間を超えた場合にトリガーされます。

原因: Report Consolidator コンポーネントの実行時間が 5 時間を超えたことです。

解決策: Windows PowerShell を使用してデータ トリミングを有効にします。

  1. データ トリミングを有効にするには、Set-WebAnalyticsServiceApplication コマンドレットを使用します。データ トリミングが有効になっていると、レポート データベースのテーブル内のデータの行数が 1 日 1 コンポーネントあたり (サイト、サイト コレクション、Web アプリケーションなど) 20,000 行にトリミングされます。これにより、レポート コンポーネントの実行にかかる時間が短縮されます。

  2. 次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。

  3. [スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。

  4. [Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。

  5. [SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。

  6. Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。

    Set-SPWebAnalyticsServiceApplication [-Identity <GUID>]-EnableDataTrimming
    

    ここで、

    • <GUID> は Web Analytics Service アプリケーションの GUID 識別子です。Web Analytics Service アプリケーションが 1 つしかない場合、GUID を指定する必要はありません。

詳細については、「Set-SPWebAnalyticsServiceApplication」を参照してください。

注意

コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。