State Service アプリケーションのすべての State Service データベースが、一時停止中です (SharePoint Server 2010)
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2010-06-29
ルール名: State Service アプリケーションのすべての State Service データベースが、一時停止中です
概要: State Service サービス アプリケーションと関連付けられているすべてのデータベースが一時停止されています。この場合、InfoPath Web ブラウザー フォームや Microsoft SharePoint グラフ Web パーツなどの一部の Microsoft SharePoint Server 2010 コンポーネントを使用すると、エラーが発生する場合があります。
原因: 管理者がサービス アプリケーション用のすべてのデータベースを一時停止していることが原因である可能性があります。
解決策: Windows PowerShell を使用して State Service サービス アプリケーション データベースを再開します
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
[スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。
[Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
一時停止しているデータベースを確認するには、Windows PowerShell コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
Get-SPStateServiceDatabase
一時停止しているデータベースを再開する場合は、Windows PowerShell コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
Resume-SPStateServiceDatabase -Identity <DatabaseID>
ここで、
- <DatabaseID> は、State Service サービス アプリケーション データベースの GUID としての ID です。
既存のデータベースを使用する代わりに新しいデータベースを作成する場合は、Windows PowerShell コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
New-SPStateServiceDatabase -Name <DatabaseName> -ServiceApplication <ID> -DatabaseServer <ServerName> [-DatabaseCredentials <Credential>]
ここで、
<DatabaseName> は、データベースの文字列としての名前です。
<ID> は、影響のある State Service サービス アプリケーションの文字列または GUID としての ID です。State Service サービス アプリケーションが 1 つだけの場合は、このパラメーターを指定しなくてもかまいません。
<ServerName> はデータベース サーバーの名前です。
<Credential> は、データベース サーバーの SQL Server 認証資格情報です。このパラメーターを指定しないと、Windows 認証が使用されます。
詳細については、「Resume-SPStateServiceDatabase」または「New-SPStateServiceDatabase」を参照してください。