Microsoft Online Services - 2010 年 7 月の新機能

発行日: 2010 年 7 月

2010 年 7 月の Microsoft Online Services のサービス更新が、運用環境のデータ センターに展開されています。これにより、Hosted Blackberry のお客様に新機能をご利用いただけるようになります。また、Live Meeting クライアントの更新、サポート ポリシーの変更、およびサービスの機能強化が行われました。

Hosted BlackBerry® 管理センター

Hosted BlackBerry のお客様は、Microsoft Online Services 管理センター (MOAC) を通じてオンラインでユーザーを管理できるようになります。新しい Hosted BlackBerry 管理センター (英語) には MOAC 内のリンクからアクセスできます。お客様はこの新しい管理センターで、各ライセンスについてユーザーを追加および削除したり、デバイスのアクティベーションを行ったり、リモート デバイス ワイプを実行したりすることができます。

今後はカスタマー サポートに連絡してこういった操作を依頼する必要がなくなり、お客様ご自身でポータルより速やかに管理を行っていただけます。その他の管理作業については、引き続きテクニカル サポートに依頼していただくことになります。

オンラインでのライセンスの購入

今後は、Microsoft Exchange Online の Hosted BlackBerry サービスのライセンス数を増減する際に、紙の発注書を提出する必要がなくなります。

お客様は、Microsoft Online Services の他のサービスと同様に、Microsoft Online Services カスタマー ポータル (MOCP) からオンラインで Hosted BlackBerry のライセンスを追加発注できるようになります。すべての新しいライセンスには、ポータルで入手できる Hosted BlackBerry サービスの使用条件が適用されます。この使用条件は、購入プロセスの一環としてご確認いただけます。

ライセンス数を減らす場合は、本サービスに限りお客様はカスタマー サポートに連絡して処理を依頼することができます。

マイクロソフト ボリューム ライセンスおよびエンタープライズ契約 (EA) を通じてサービスを購入された現在の Hosted BlackBerry のお客様には、引き続き既存のプロセスを使用してライセンス数の増減を行っていただきます。

提供時期

新機能の提供開始は 7 月 12 日以降を予定しています。提供状況を確認し、Hosted BlackBerry サービスの新しい管理センターにアクセスするには、MOAC 内の新しい Hosted BlackBerry 管理センターのリンクをチェックしてください。

Microsoft Exchange Online の Hosted BlackBerry サービスの新しい管理ポータルは、当初は英語でのみご利用いただけます。ローカライズ版は以降のリリースで提供いたします。お客様にはご不便をおかけして申し訳ございませんが、できる限り早く完全な国際化を実現できるよう努力して参りますので、よろしくお願い申し上げます。

Hosted BlackBerry の既存のお客様

Hosted BlackBerry の既存のお客様には、新しい Hosted BlackBerry 管理センターに関する詳細情報やそれぞれの組織向けの手順を記載したお知らせを、Microsoft Online Services より電子メールでお送りいたします。

Live Meeting サービスの更新

Office Live Meeting サービスについては次の変更が行われました。

Office Live Meeting クライアントのサポートポリシーの変更

2010 年 7 月より、マイクロソフトでは Microsoft Office Live Meeting クライアント向けに新しいライフサイクル ポリシーを導入いたします。パートナー様やお客様に最高品質の Web 会議をご利用いただけるようにするための継続的な取り組みの一環として、マイクロソフトがリリースする Office Live Meeting クライアントの各バージョンについては、当該バージョンの正式リリース日より 18 か月間サポートを行います。完全なライフサイクル ポリシーはオンラインでご確認いただけます。

Office Live Meeting のお客様に対する影響

マイクロソフトは現時点では、既存の機能の強化や新機能の実装のために、四半期ごとに Office Live Meeting クライアントの更新をリリースしています。マイクロソフトは、Office Live Meeting クライアントの正式リリース バージョンを、そのバージョンの正式リリース日より 18 か月間サポートいたします。サポートを継続的に受けるには、サポート対象バージョンの Office Live Meeting クライアントを使用して Office Live Meeting サービスに接続する必要があります。サポート対象外となった Office Live Meeting クライアントのバージョンを使用しているお客様よりサポートの依頼をいただいた場合、Microsoft サポートではお客様に最新バージョンの Office Live Meeting クライアントへのアップグレードをお勧めします。

Office Live Meeting クライアントの最終バージョンが正式にリリースされた場合、このバージョンは Office Live Meeting サービスがサポート対象外になるまでサポートされます。このサポート期間は、18 か月より長くなる場合も短くなる場合もあります。

このポリシーは Live Meeting Web Access コンソールには適用されませんのでご注意ください。

推奨される対応

Office Live Meeting のお客様には、ユーザー用の Office Live Meeting クライアントを最低でも 12 か月ごとに更新して、クライアントの各バージョンに実装されている最新の機能強化を利用できるようにすることをお勧めします。

Office Live Meeting サービス、クライアント、および会議アドインの更新

現在、以下の Office Live Meeting サービス、クライアント、および会議アドイン機能をご利用いただけます。

Office Live Meeting サービスの更新

会議センターのオーディオ ポリシーとして [会議に参加] の設定が無効になっていると、Outlook アドインまたは Live Meeting API を使用して作成されたミーティングでは、[会議に参加] を使用できなくなります。

Office Live Meeting クライアントおよび会議アドインの更新

Office Live Meeting クライアントおよび Outlook アドインの最新の更新をダウンロードしてインストールしてください。6 月の時点では、このクライアントのバージョンがサービスに対する既定の推奨バージョンでした。ユーザーに対し、ミーティングの終了時に、クライアントを更新するかどうかを尋ねるメッセージが表示される場合があります。

このクライアントおよび会議アドインの更新における強化点:

  • アプリケーション共有のコントロールを共有する際に、ユーザーがアクセス制御メッセージにより的確に対応できるようになりました。
  • Outlook アドインによって作成された招待状から参加者が削除された場合に、Office Live Meeting サービスで予定されたミーティングを保持できます。
  • このアドインによって Office Live Meeting に変換された定期的なミーティングに対する、招待者の追跡対象の回答を表示します。