Forefront Online Protection for Exchange - 2009 年 11 月 (9.3) の新機能

発行日: 2009 年 11 月

Microsoft® Forefront Online Protection for Exchange (FOPE) 9.3 は、米国時間2009 年 11 月 17 日にリリースされました。

名称の変更

フィルタリング サービスは Forefront Online Security for Exchange (FOSE) から Forefront Online Protection for Exchange (FOPE) に名称が変更になりました。このサービス名はログオン ページ、管理センター、検疫フォルダー、検疫フォルダーの通知で使用されます。

FOSE が持っている既存の機能は引き続きご利用になることができます。加えてリリース 9.3 で新しい機能が加わります。

新しいポリシー ルール オプション

9.3 では、メッセージに関する企業ポリシーを強化するために必要なフィルタリング ルールの作成と管理のプロセスが向上されました。これにより、ポリシー ルール機能が一致基準として電子メール ヘッダーに含まれるようになり、ポリシー ルールの作成/編集時に、基本構文 (CSV と単純な文字列ワイルド カード構文の組み合わせ) または正規表現構文 (より複雑なルールを目的とする) のいずれかを使用できるようになりました。なお、ポリシー ルールの一部の機能は英数文字でのみ利用可能です。

TLS の送信ルールの一致オプションの更新

[ポリシー ルール] エディターで、ポリシー ルールによって特別に識別されない受信者用に "便宜的な TLS" を有効にするチェック ボックスが提供されるようになりました。

新しいフィルター オプション

[管理] セクションの [フィルター] オプションを使用して、複数のポリシー ルールを管理するために、値 (ドメイン、電子メール アドレス、キーワード (英数のみ)、禁止語句 (英数のみ) など) の大きなリストを追加または管理できるようになりました。アップロードが完了すると、それらのリストは "辞書" として参照され、ポリシー ルールの作成および (必要な場合は) 削除に使用できるとともに、複数のドメインに対して適用することができます。

管理センターおよびサポートのグローバル化

さまざまな国のお客様にサポートを提供するために、管理センターは中国語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語を含む 13 の言語で利用できるようになりました。サポートおよびヘルプ ドキュメントもこれらの言語で利用可能です。サポートおよびヘルプ ドキュメントもこれらの言語で利用可能です。これらの言語のいずれかで電話サポートを利用するには、テクニカル サポート 800-0000-0060 (国際フリーダイヤル*) に電話をかけて、案内に従って進んでください。平日午前 9 時から午後 5 時までは日本語を話すオペレーターが対応し、それ以外の時間は英語同時通訳を介した三者間通話になります。

* 日本国内から電話をかける場合は、「010」とダイヤルした後に 800 からダイヤルをしてください。マイラインなどに加入をしていない場合は「国際電話事業者コード - 010-800-0000-0060」のように国番号なしで 800 からダイヤルをしてください。いずれの場合も電話料金はかかりません。

なお、国際電話事業者コードは以下の通りです。

  • KDDI: 001
  • NTTコミュニケーションズ: 0033
  • ソフトバンクテレコム: 0061

ユーザー インターフェイスの更新

管理センターのユーザービリティ向上の一環として、ユーザー インターフェイスと用語が若干変更されました。これらの変更の大半は、[ポリシー ルール] サブタブとそのページに対して行われました。また、サイト全体でも用語やアイコンのいくつかが変更されました。

これらの新機能に関する詳しい情報については、FOPE 9.3 新機能ガイドを参照してください。新機能ガイドは、管理センターの [サポート] セクションにあります。