パブリック IM 接続のサポートの準備

 

トピックの最終更新日: 2012-10-15

組織内でパブリック IM ユーザーとの接続をサポートするには、適切なライセンス設定を行うことと、サポートするパブリック IM サービスのプロビジョニング プロセスが完了していることが必要です。プロビジョニングには最長で 30 日間かかる場合があるので、サポートの実装日の前に、余裕を持ってプロセスを完了しておいてください。ライセンス要件とプロビジョニング プロセスの完了方法の詳細については、「Public IM Connectivity Provisioning Guide for Microsoft Lync Server, Office Communications Server, and Live Communications Server」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=155970&clcid=0x411) を参照してください。

Windows Live Messenger との音声ビデオ (A/V) フェデレーションを実装する場合は、Microsoft Lync Server 2010 の暗号化レベルと EnablePublicCloudAccess ポリシーという 2 つのパラメーターを変更する必要があります。既定では、暗号化レベルは「必須」です。この設定を「サポート」に変更する必要があります。EnablePublicCloudAccess ポリシーは false に設定されています。この設定を true に変更する必要があります。この変更は、Lync Server 管理シェルから実行できます。

  1. Lync Server 管理シェルを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server 管理シェル] の順にクリックします。

  2. コマンド プロンプトで、次の各コマンドを入力します。

    Set-CsMediaConfiguration -EncryptionLevel SupportEncryption
    
    Set-CsExternalAccessPolicy Global -EnablePublicCloudAccess $true -EnablePublicCloudAudioVideoAccess $true
    
    note注:
    この例では、グローバル ポリシーを変更しています。使用する環境に応じて適切なポリシーに置き換えてください。

関連項目

その他のリソース

Set-CsMediaConfiguration