構成設定の確認 (Office Communications Server 2007 の移行)

Office Communications Server 2007 環境で、ダイヤル プラン (旧称は場所のプロファイル) の名前、音声ルート、PSTN 使用法設定、および前記の表に示されているポリシーを記録しておきます。

RTCUniversalUserAdmins または RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーであるアカウント、または CsViewOnlyAdministrator 管理者ロールに割り当てられているアカウントを使用して、コンピューターにログオンします。

ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。

移行された会議ポリシーを確認するには、[電話会議] をクリックし、[会議ポリシー] をクリックして、Office Communications Server 2007 環境の会議ポリシーがリストにすべて含まれていることを確認します。

注:

以前のバージョンの Office Communications Server でのミーティング ポリシーは、Lync Server では会議ポリシーと呼ばれるようになっています。また、以前のバージョンの Office Communications Server での [匿名参加者] の設定は、Lync Server では会議ポリシーの設定になっています。 Office Communications Server 2007 で会議ポリシーが [ユーザー単位のポリシーを使用する] に設定されていない場合、グローバル ポリシーの設定のみがインポートされます。この場合、他の会議ポリシーはインポートされません。 Office Communications Server 2007 の会議ポリシーで [AnonymousParticipants] が [ユーザーごとに適用] に設定されている場合は、移行時に 2 つの会議ポリシー ([AllowAnonymousParticipantsInMeetings] が True に設定されているものと [AllowAnonymousParticipantsInMeetings] が False に設定されているもの) が作成されます。

インポートされたダイヤル プランを確認するには、[音声のルーティング] をクリックし、[ダイヤル プラン] をクリックして、Office Communications Server 2007 環境のダイヤル プランがリストにすべて含まれていることを確認します。

注:
Lync Server 2010 では、場所のプロファイルはダイヤル プランと呼ばれます。

移行された音声ポリシーを確認するには、[音声のルーティング] をクリックし、[音声ポリシー] をクリックして、Office Communications Server 2007 環境の音声ポリシーがリストにすべて含まれていることを確認します。

注:
音声ポリシーが Office Communications Server 2007 環境で [ユーザー単位のポリシーを使用する] に設定されていない場合は、グローバル ポリシーの設定のみがインポートされます。この場合、音声ポリシーはインポートされません。

インポートされた音声ルートを確認するには、[音声のルーティング] をクリックし、[ルート] をクリックして、Office Communications Server 2007 環境の音声ルートがリストにすべて含まれていることを確認します。

インポートされた PSTN 使用法の設定を確認するには、[音声のルーティング] をクリックし、[PSTN 使用法] をクリックして、Office Communications Server 2007 環境の PSTN 使用法の設定がリストにすべて含まれていることを確認します。

インポートされた外部アクセス ポリシーを確認するには、[外部ユーザー アクセス] をクリックし、[外部アクセス ポリシー] をクリックして、Office Communications Server 2007 環境の外部アクセス ポリシーがリストにすべて含まれていることを確認します。

アーカイブ ポリシーを確認するには、[監視およびアーカイブ] をクリックし、[アーカイブ ポリシー] をクリックして、Office Communications Server 2007 環境のアーカイブ ポリシーがリストにすべて含まれていることを確認します。

RTCUniversalUserAdmins または RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーであるアカウント、または CsViewOnlyAdministrator 管理者ロールに割り当てられているアカウントを使用して、コンピューターにログオンします。

Lync Server 管理シェルを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server 管理シェル] の順にクリックします。

次の表に示すコマンドレットを実行して、ポリシーと設定を確認します。

これらのコマンドレットの構文の例を次に示します。

Get-CsConferencingPolicy

これらのコマンドレットの詳細については、次のように実行してください。

Get-Help <cmdlet name> -Detailed

構成設定を確認するコマンドレット

次のポリシーまたは設定を確認する場合:	使用するコマンドレット:
会議ポリシー	Get-CsConferencingPolicy 注: 電話会議ポリシーが Office Communications Server 2007 環境で [ユーザー単位のポリシーを使用する] に設定されていない場合は、グローバル ポリシーの設定のみがインポートされます。この場合、電話会議ポリシーはインポートされません。 Office Communications Server 2007 の会議ポリシーで [AnonymousParticipants] が [ユーザーごとに適用] に設定されている場合は、移行時に 2 つの会議ポリシー ([AllowAnonymousParticipantsInMeetings] が True に設定されているものと [AllowAnonymousParticipantsInMeetings] が False に設定されているもの) が作成されます。 Office Communications Server 2007 展開のフェデレーション ユーザーが、Lync Server 2010 ユーザーによってスケジュールされた会議に参加できるようにするには、Lync Server 2010 ユーザーに割り当てられる会議ポリシーで、匿名スケジュールを許可する必要があります。匿名スケジュールを構成するには、Lync Server 管理シェルから Get-CsConferencingpolicy を実行し、次に Set-CsConferencingPolicy -Identity <ConferencingPolicyName> -AllowAnonymousParticipantsInMeetings $true を実行します。
ダイヤル プラン	Get-CsDialPlan
音声ポリシー	Get-CsVoicePolicy 注: 音声ポリシーが Office Communications Server 2007 環境で [ユーザー単位のポリシーを使用する] に設定されていない場合は、グローバル ポリシーの設定のみがインポートされます。この場合、音声ポリシーはインポートされません。
音声ルート	Get-CsVoiceRoute
PSTN の使用法	Get-CsPstnUsage
外部アクセス ポリシー	Get-CsExternalAccessPolicy
アーカイブ ポリシー	Get-CsArchivingPolicy