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デバイス更新 Web サービスのシナリオ

 

トピックの最終更新日: 2010-11-08

企業内のデバイスの定期的なメンテナンスとアップグレードを担当している管理者は、以下のようなシナリオにおいてデバイス更新 Web サービスを活用できる場合があります。

更新プログラムをテストして展開する

マイクロソフトから取得した更新プログラムをデバイス更新 Web サービスにアップロードできます。組織のデバイスに展開する個々の更新プログラムについて、それぞれテストしてから承認または拒否することができます。これにより、すべての更新プログラムが有効で正常に機能することを確認できるので、展開後にトラブルシューティングを行わなくても済むようになります。

更新プログラムをロールバックする

最近展開したデバイスの更新プログラムが正しく機能していないことが判明した場合、影響を受けるすべてのデバイスで、その更新プログラムをロールバックして以前のバージョンを再インストールすることができます。

デバイス更新 Web サービスを使用すると、問題のある更新プログラムをロールバックし、テスト済みの以前の更新プログラムを最新の更新プログラムとして保持できます。次回、デバイスが更新プログラムについてデバイス更新 Web サービスに照会すると、以前の (ロールバックされた) バージョンのアップグレードの URL が送られてきます。これにより、デバイスにはこの更新プログラムが自動的にインストールされ、問題のある更新プログラムは完全に削除されます。

新しいデバイス モデルを導入する

デバイスの新しいモデルが市場に投入された場合は、そのモデルに関連するすべてのソフトウェア更新プログラムを展開できるようにしておく必要があります。

新しいモデルの更新プログラムがマイクロソフトによって公開されたら、それらをデバイス更新 Web サービスにアップロードし、テストしてから組織のデバイスへの展開を承認することができます。

組織内のデバイスの一覧を管理する

Device Updates フォルダーに格納されたログ ファイルと監査情報を使用して、組織内のデバイスとその情報 (現在のファームウェアのバージョンなど) の一覧を取得できます。