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トポロジ情報を確認する (Office Communications Server 2007 の移行)

 

トピックの最終更新日: 2011-05-09

従来の情報を Microsoft Lync Server 2010 にマージしたら、プールとサーバーが適切にマージされたことを確認する必要があります。

次の表は、マージされたトポロジ内で確認できる内容と、それぞれに対して使用できるツールを示しています。

確認 ツール

プールとサーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN)

トポロジ ビルダー

Lync Server コントロール パネル

プールとサーバーの FQDN、および実行しているサービス

Get-CsPool コマンドレット

マージが正しく行われたことを確認するには、最初に、Microsoft Lync Server 2010 とマージした Microsoft Office Communications Server 2007 のトポロジ情報を表示します。トポロジ ビルダーで、[BackCompatSite] ノードに、マージした各 Office Communications Server 2007 プールおよびサーバーの FQDN が表示されます。

note注:
エッジ サーバーを拡張した場合は、プール内の各サーバーの FQDN ではなく、プール レベルの FQDN のみが表示されます。

次の図は、Office Communications Server 2007Standard Edition サーバー、ディレクター、エッジ サーバー、および仲介サーバーをマージした後の [BackCompatSite] の例を示しています。これらのコンポーネントのプロパティを編集することはできません。[BackCompatSite] ノードを使用して、すべての Office Communications Server 2007 のプールとサーバーが正しくマージされたことを確認します。

トポロジ ビルダーで BackCompatSite を表示するには

  1. トポロジ ビルダーがインストールされているコンピューターに、Domain Admins グループおよび RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとしてログオンします。

  2. Office Communications Server 2007 環境で、Office Communications Server 2007 管理ツールを開き、マージするプールとサーバーの FQDN を書き留めます。

  3. Lync Server 2010 環境で、トポロジ ビルダーを開き、[BackCompatSite] ノードを展開します。

  4. マージしたプールとサーバーの FQDN が表示されることを確認します。

    note注:
    フロントエンド サーバーまたは Standard Edition サーバーに併置されるサーバーの役割に関する情報は、[BackCompatSite] に表示されません。Office Communications Server 2007 と Lync Server 2010 の間の相互運用性に必要なサーバーの役割のみがマージされます。

    トポロジ ビルダー、マージ後の新しい BackCompat

    Microsoft Lync Server 2010 コントロール パネルを使用して、マージ済みトポロジを表示することもできます。Lync Server 2010 コントロール パネルでは、マージ済みトポロジの各サーバーの FQDN、プールの FQDN、およびサイト名を表示できます。マージされたサーバーの [サイト] 列には、[BackCompatSite] という名前が表示されます。

Lync Server コントロール パネルでマージ済みトポロジを表示するには

  1. トポロジ ビルダーがインストールされているコンピューターに、Domain Admins グループおよび RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとしてログオンします。

  2. ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。

  3. [URL の選択] ページで、パイロット スタック展開に対応する Standard Edition サーバーまたはフロントエンド プールを選択します。

    移行、[URL の選択] ダイアログ ボックス

  4. [トポロジ] をクリックします。

  5. [状態] タブで、[サイト] 列の [BackCompatSite] を見つけて、マージしたサーバーおよびプールが表示されていることを確認します。

    Lync Server コントロールパネル、マージ後のトポロジ

    マージ済みプールの詳細を表示するには、Get-CsPool コマンドレットを使用します。トポロジ ビルダーおよび Lync Server コントロール パネルで参照できる情報に加えて、このコマンドレットを使用するとプールで実行されているサービスが表示されます。

マージ済みプール上のサービスを表示するには

  1. Lync Server 管理シェルを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server 管理シェル] の順にクリックします。

  2. 次のように実行します。

    Get-CsPool [-Identity <FQDN of the pool>]

    例:

    Get-CsPool -Identity lync-se.contoso.net