デバイス更新 Web サービスの開始
トピックの最終更新日: 2012-06-21
デバイス更新 Web サービスを使用して組織のデバイス用のデバイス更新プログラムの管理を開始するには、次の手順を実行します。
**Microsoft から更新プログラム ファイルを取得し、アップロードします。**ソフトウェア更新プログラムのキャビネット ファイル (.cab) は、Microsoft ヘルプとサポートから取得できます。組織のデバイスに該当する更新プログラムがあるかどうかを定期的に、少なくとも 3 か月ごとに確認し、それをデバイス更新 Web サービスにアップロードしてテストおよび展開することをお勧めします。更新プログラムをアップロードすると、Lync Server コントロール パネルでデバイス更新 Web サービスの [保留中の更新] タブに表示されます。
**更新プログラムをテストします。**Lync Server コントロール パネルでデバイス更新 Web サービスの [テスト デバイス] タブを使用して、組織用の更新プログラムのテストに使用するデバイスを指定します。すべてのデバイスは、電源が投入されたとき、およびその後は既定で 24 時間ごとに、デバイス更新 Web サービスで新しい更新プログラムの有無をチェックします。テスト デバイス以外のすべてのデバイスは、承認されて [展開された更新] タブに表示される、承認済みの更新プログラムを受信します。テスト デバイスのみが、[保留中の更新プログラム] タブに表示される保留中の更新プログラムを受信します。テスト デバイスが保留中の更新プログラムを受信した後、デバイスが正常に動作するかどうかを確認し、さらに更新が正常に行われたかどうかを監査ログを見て確認することができます。組織内のデバイスへの更新プログラムの展開を承認する前に、この方法ですべての更新プログラムをテストする必要があります。詳細については、「デバイス更新プログラムのテストおよび展開」を参照してください。
保留中の更新プログラムを管理します。[保留中の更新] タブを使用して、組織内のデバイスに対する保留中の更新プログラムの展開を承認または拒否します。更新プログラムを承認すると、更新プログラムは [展開された更新] タブに表示され、デバイス更新 Web サービスで新しい更新プログラムの有無がチェックされたときに適切なデバイスに自動的に展開されます。更新プログラムを拒否すると、更新プログラムは Lync Server コントロール パネルのデバイス更新 Web サービスから削除され、展開できなくなります。更新プログラムを承認する前に、テスト デバイスで各更新プログラムをテストすることをお勧めします。詳細については、「デバイス更新プログラムの承認」および「デバイス更新プログラムの拒否」を参照してください。
展開された更新プログラムを管理します。[展開された更新] タブを使用すると、組織に展開されている更新プログラムの一覧を表示したり、必要に応じて更新プログラムをロールバックしたりできます。更新プログラムをロールバックすると、その更新プログラムを受信したデバイスは、直前の更新状態に戻ります。詳細については、「デバイスの更新プログラムのロールバック」を参照してください。
**ログ設定をカスタマイズします。**Lync Server コントロール パネルのデバイス更新 Web サービスで、[ツール] メニューの [ログの設定] コマンドを使用して、ログ ファイルをシステムに保持する期間を指定します。この期間を過ぎると、ファイルは削除されます。
**ログ ファイルと更新ファイルを手動で削除します。**Lync Server コントロール パネルのデバイス更新 Web サービスで、[ツール] メニューの [削除] を使用して、ログ ファイル、拒否された更新ファイル、および最新の更新プログラムで置換された更新ファイルを手動で削除します。詳細については、「ログ ファイルとイメージ ファイルの削除」を参照してください。