次の方法で共有


Lync 2010 Attendant のグループ ポリシー

 

トピックの最終更新日: 2011-02-10

Microsoft Lync 2010 Attendant の展開時に適切なレジストリ設定を各ユーザーに提供する方法の 1 つは、グループ ポリシー設定を定義することです。Lync 2010 Attendant のグループ ポリシー設定は、以前のバージョンの Attendant を実行しているユーザーに影響を与えることなく展開できます。

この表では、Lync 2010 Attendant グループ ポリシーの設定を紹介します。

Lync 2010 Attendant のグループ ポリシー設定

ポリシー名 表示名 定義

AttendantSafeTransfer

Attendant - 安全転送

Lync 2010 Attendant の安全転送機能を有効または無効にし、ユーザーが Attendant オプションのこの設定を変更できないようにします。安全転送を有効にして、転送が受信者に届かない場合に、着信領域に [失敗した転送] 通知と共に転送が再表示されるようにします。

このポリシーが 0 に設定されている場合、安全転送がオフになり、[オプション] ダイアログ ボックスのユーザー設定は無効になります。

このポリシーが 0 以外の値に設定されている場合、安全転送がオンになり、[オプション] ダイアログ ボックスのユーザー設定は無効になります。

このポリシーが設定されていない場合は、ユーザーは [オプション] ダイアログ ボックスで設定を変更できます。

DisableMusicOnHold

Attendant - 保留音の無効化

Lync 2010 Attendant の保留音を有効または無効にし、ユーザーが Attendant オプションの設定を変更できないようにします。

このポリシーが 0 以外の値に設定されている場合、保留音は無効になり、[オプション] ダイアログ ボックスのユーザー設定が無効になります。

このポリシーが設定されていなかったり、0 に設定されている場合、MusicOnHoldAudioFile が設定されていない限り、ユーザーが保留音を構成できます (既定値は、保留音なしです)。

注: MusicOnHoldDisabled が 0 以外の値に設定されており、MusicOnHoldAudioFile も設定されている場合は、保留音は無効になります (MusicOnHoldDisabled が優先されます)。

MusicOnHoldAudioFile

Attendant - 保留音のオーディオ ファイル

ユーザーが Attendant オプションで保留音ファイルを指定する機能を有効または無効にします。

このポリシーが設定されると、保留音に使用するファイルが文字列で指定されます。 保留音はこのオーディオ ファイルを使用して強制的に有効になり、オプションは無効になります。 保留音用に指定されるこのファイルは、このポリシーが適用されるすべてのコンピューターで使用できる必要があります。 このファイルは、これらのコンピューターがアクセスできるファイル共有に配置できます。

このポリシーが設定されていない場合、MusicOnHoldDisabled が設定されていない限り、[オプション]ダイアログ ボックスで設定を変更できます。

note注:
MusicOnHoldDisabled が 0 以外の値に設定されており、MusicOnHoldAudioFile も設定されている場合は、保留音は無効になります (MusicOnHoldDisabled が優先されます)。
note注:
Lync 2010 Attendant では、DisableBalloonWarning の設定は現在使われていません。