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ドメイン ネーム システム (DNS) サポート

 

トピックの最終更新日: 2011-12-02

Microsoft Lync Server 2010通信ソフトウェアでは、ドメイン ネーム システム (DNS) が必要であり、次の方法で使用されます。

  • サーバー間通信用の内部のサーバーまたはプールを検出する。

  • クライアントによる、さまざまな SIP トランザクションに使用されるフロント エンド プールまたは Standard Edition サーバーの検出を許可する。

  • 会議用の簡単な URL をこれらの会議をホストするサーバーに関連付ける。

  • 外部のサーバーおよびクライアントによる、インスタント メッセージング (IM) または会議用のエッジ サーバーまたは HTTP リバース プロキシへの接続を許可する。

  • ログインされていない統合コミュニケーション (UC) デバイスによる、デバイス更新 Web サービスを実行しているフロント エンド プールまたは Standard Edition サーバーの検出、更新プログラムの取得、およびログの送信を許可する。

  • DNS 負荷分散のため。

note注:
Lync Server 2010 は、国際化ドメイン名 (IDN) をサポートしません。
important重要:
指定する名前が、サーバーに構成されているコンピューター名と同じである必要があります。既定では、ドメインに参加していないコンピューターのコンピューター名は、完全修飾ドメイン名 (FQDN) ではなく短い名前です。トポロジ ビルダーでは、短い名前ではなく FQDN を使用します。そのため、エッジ サーバーとして展開する、ドメインに参加していないコンピューターの名前には、DNS サフィックスを構成する必要があります。Lync Server、エッジ サーバー、およびプールの FQDN を割り当てる場合に使用できる文字は、標準文字のみ (A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9、およびハイフン) です。Unicode 文字およびアンダースコアは使用しないでください。一般に、外部 DNS および公的 CA では、FQDN に非標準文字はサポートされていません (証明書で FQDN を SN に割り当てることが必要になります)。DNS サフィックスをコンピューター名に追加する方法の詳細については、「エッジ サポートの DNS レコードの構成」を参照してください。