SQL Azure トラブルシューティング

Windows Azure Platform

このドキュメントでは、Microsoft SQL Azure データベースに固有の問題を解決する方法について情報を提供します。

ログインの失敗

SQL Azure では、SQL 認証を使用する必要があります。正常にログインできない場合は、資格情報が無効か、または要求したデータベースが使用できません。

ログイン名またはパスワードを回復する必要がある場合は、サービス管理者に連絡して、サーバーとデータベースへの適切なアクセスの許可を得てください。サービス管理者は、SQL Azure Developer Portal を使用してパスワードを再設定することもできます。

サービスが利用できないか存在していない

サーバーが既にプロビジョニングされており、SQL Azure サービスを利用できる場合 (これは [Azure Health Status] ページでチェックできます)、オンサイト インストールの設定に原因がある可能性があります。たとえば、名前を解決できない (tracert などのツールを使用してチェックできます)、SQL Azure が使用するポート 1433 をファイアウォールがブロックしている、適切に設定されていないプロキシ サーバーを使用しているなどが考えられます。これらの問題は、SQL Server と同じテクニックを使用してトラブルシューティングできます。

注意

すべての Windows Azure Platform サービスのステータスを確認するには、[Azure Health Status] ページを使用してください。ステータス ページには、現在のサービスのステータス情報およびサービス履歴データが含まれます。ステータス ページに接続して SQL Azure サービスの可用性をリアル タイムでチェックするには、Windows Azure の [サポート] ページで [Service Dashboard] ボタンをクリックするか、[Azure Health Status] をクリックして直接ステータス ページにアクセスします。

 

一般的なネットワーク エラー

次のような状況では、SQL Azure がユーザーの接続を切断して、一般的なネットワーク エラーが発生することがあります。

  • 長時間に渡って接続がアイドル状態の場合。
  • 接続が過度にリソースを消費する場合、あるいは長時間トランザクションを保持する場合。
  • サーバーがビジー状態の場合。

可能であれば、ユーザーの接続を切断する前に、表形式データ ストリーム (TDS) エラー トークンが送信されます。アプリケーション エクスペリエンスを改善するために、これらのエラーを捕捉する再試行ロジックを SQL Azure アプリケーションで実装することをお勧めします。エラーが発生した場合は、接続が再確立された後に、失敗したコマンドまたはクエリが再度実行されます。

注意

最大利用可能期間は、リソースの使用状況によって変わる可能性があります。30 分間アイドル状態だったログインセッションは、自動的に終了されます。

 

クエリ パフォーマンスの最適化

SQL Azure のパフォーマンスを改善するには、SQL Server で使用するものと同じテクニックを使用します。詳細については、SQL Server オンライン ブックの「クエリに関するトラブルシューティング」を参照してください。

SQL Server エラー

SQL Azure は、SQL Server のエラー メッセージのサブセットを使用します。SQL Server エラーの詳細については、SQL Server オンライン ブックの「エラーおよびイベント リファレンス (データベース エンジン)」を参照してください。

参照

概念

Development (SQL Azure データベース)
SQL Azure プロビジョニング モデル

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