sys.dm_os_server_diagnostics_log_configurations

適用対象:SQL ServerAzure SQL DatabaseAzure SQL Managed Instance

SQL Server フェールオーバー クラスター診断ログの現在の構成を含む 1 行を返します。 これらのプロパティ設定は、診断ログがオンかオフか、ログ ファイルの場所、数、サイズを決定します。

列名 データ型 説明
is_enabled bit ログ記録が有効または無効になっているかどうかを示します。

1 = 診断ログはオンです。

0 = 診断ログがオフになっている
max_size int 各診断ログを拡張できる最大サイズ (メガバイト単位)。 既定値は 100 MB です。
max_files int 新しい診断ログ用にリサイクルされる前にコンピューターに格納できる診断ログ ファイルの最大数。
path nvarchar(260) 診断ログの場所を示すパス。 既定の場所は、SQL Server フェールオーバー クラスター インスタンスのインストール フォルダー内の <\MSSQL\Log> です。

アクセス許可

SQL Server フェールオーバー クラスター インスタンスに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

SQL Server 2022 以降のアクセス許可

サーバーに対する VIEW SERVER PERFORMANCE STATE 権限が必要です。

次の例では、sys.dm_os_server_diagnostics_log_configurationsを使用して、SQL Serverフェールオーバー診断ログのプロパティ設定を返します。

SELECT <list of columns>  
FROM sys.dm_os_server_diagnostics_log_configurations;  

結果セットは次のようになります。

IS_ENABLED PATH MAX_SIZE MAX_FILES
1 <C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL13\MSSQL\Log> 10 10

参照

フェールオーバー クラスター インスタンスの診断ログを表示して読む方法