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sp_help_spatial_geography_histogram (Transact-SQL)

  • [アーティクル]

空間インデックス用のグリッドのパラメーターのキー設定を容易にします。

構文

sp_help_spatial_geography_histogram [ @tabname =] 'tabname' 
     [ , [ @colname = ] 'columnname' ] 
     [ , [ @resolution = ] 'resolution' ]
     [ , [ @sample = ] 'tablesample' ]

引数

  • [ @tabname = ] 'tabname'
    空間インデックスが指定されているテーブルの修飾名または非修飾名です。

    引用符が必要なのは、修飾されたテーブルを指定する場合のみです。 データベース名を含む完全修飾名を指定する場合、データベース名は現在のデータベースの名前である必要があります。 tabname のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @colname = ] 'columnname'
    指定されている空間列の名前です。 columnname のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @resolution = ] 'resolution'
    境界ボックスの解像度です。 有効な値は 10 ～ 5000 です。 resolution のデータ型は tinyint で、既定値はありません。

  • [ @sample = ] 'sample'
    使用するテーブルの割合を指定します。 有効な値は 0 ～ 100 です。 tablesample のデータ型は float です。 既定値は 100 です。

プロパティ値/戻り値

テーブルの値が返されます。 テーブルの列の内容を次の表に示します。

列名

データ型

説明

cellid

int

各セルの一意な ID を表します。値は 1 から開始されます。

cell

geography

それぞれのセルを表す四角形です。 セルの形は、空間インデックス作成用に使用されたセルの形と同じです。

row_count

bigint

セルに接しているかまたはセルを含む空間オブジェクトの数を示します。

権限

ユーザーは、public ロールのメンバーである必要があります。 サーバーとオブジェクトに対する READ ACCESS 権限が必要です。

説明

SSMS 空間タブでは、結果がグラフィカルに表示されます。 空間ウィンドウに対して結果をクエリすることにより、結果アイテムの概算数を取得できます。

注意注

テーブル内のオブジェクトは 1 つ以上のセルをカバーしている場合があるため、テーブルのセルの合計が実際のオブジェクトの数より大きくなることがあります。

geography 型の境界ボックスは地球全体です。

使用例

次の例では、AdventureWorks2012 データベースの Person.Address テーブルで sp_help_spatial_geography_histogram を呼び出します。

USE AdventureWorks2012

GO

ALTER DATABASE AdventureWorks2012

SET COMPATIBILITY_LEVEL = 110;

GO

EXEC sp_help_spatial_geography_histogram @tabname = [Person.Address], @colname = SpatialLocation, @resolution = 64, @sample = 30;

GO

関連項目

その他の技術情報

空間インデックス ストアド プロシージャ (Transact-SQL)