Configuration Manager のリモート コントロールの概要

Configuration Manager 2007 以後、リモート コントロール機能が次のように変更されています。

• コンピューターに Ctrl + Alt + Del コマンドを送信できるようになりました。

• クライアント設定を使用して、コンピューターのコレクションにさまざまなリモート コントロール設定を適用できます。

• リモート コントロール セッション中に、管理されているコンピューターのキーボードとマウスをロックできます。

• ホスト コンピューターと管理されているコンピューター間のコピーと貼り付け機能が改善されました。

• リモート コントロール ネットワーク接続が切断されると、管理されているコンピューターのデスクトップがロックされます。

• Windows の [スタート] メニューから、リモート コントロール ビューアーを起動できます。

• クライアントのリモート コントロール設定で、クライアント コンピューターの Windows ファイアウォールがリモート コントロールを許可するように自動的に構成できます。

• モニターが複数あるコンピューターに接続してリモート コントロールすることができます。

• リモート コントロール セッション中は、ユーザーのクライアント コンピューターに、リモート コントロール されていることを示すバーが表示されます。

• 既定では、ローカル管理グループのメンバーに、クライアント設定でリモート コントロール権限が付与されます。

• リモート コントロール セッションを開始した管理ユーザーのアカウント名が、リモート コントロール セッション中にユーザーに自動的に表示されます。ユーザーは、誰が自分のコンピューターに接続しているのかがわかります。

• コンピューターへの接続をリモート制御を行うときに Kerberos 認証が失敗した場合は、続行する前にすることを確認されたら Configuration Manager はフォールバックして NTLM の安全性の低い認証方法を使用します。

• リモート コントロールのパケットは、TCP ポート 2701 だけを必要とします。ポート TCP 2702 と TCP 135 は使用されなくなりました。

• 帯域幅の狭い接続での応答速度を上げるために、次の機能を利用できます。

  • マウスのカーソルの形状を変えず、軌跡も表示されないようにする。

  • Windows Aero を使用する。

  • ミラー ドライバーを削除する。